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恋の始まり
花宵 まつり
俺は福山冬地。17の高2。俺の恋の始まりを話そう。
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中1の頃の俺は至って普通のやつだった。
まさかあんなことになるとは俺自身でも分からなかった。
俺はなんにも取り柄のないやつだったけどクラスに転校生が来て話は変わった。
相変わらず騒がしい教室。俺は自分から話に行ける友がいない。
吉田先生「今日は転校生がいます。入ってきてください。」
ガラガラガラ
メイクガチガチでまつ毛バサバサのギャルがやってきた。
吉田先生「自己紹介をお願いします」
星羅「やっぴー!ウチ夜海 星羅!仲良くしてねん」
俺はこいつと目があって星羅はウィンクをした。
その瞬間鼓動が鳴り止まなかった。
そんな時幼馴染の啓太が俺に話しかけた。
啓太「あのギャルかわいいな。ってかお前顔赤すぎ」
そう言ってきた啓太に俺は言い返した。
冬地「隂キャの俺にはカンケーねぇ世界だ。」
そんな俺を見下すように啓太は声を出した。
啓太「ふ〜ん?」
吉田先生「では、福山さんの隣の席にどうぞ。」
俺はもっと顔を赤らめた。
隣の席に来た星羅が言った。
星羅「よろしくねっ!下の名前なんていうの?」
俺は緊張しながら答えた。
冬地「俺の名前は冬地。福山冬地。」
星羅は少し考えてから言った。
星羅「ん〜、じゃあとうぴーで!」
俺はとうぴーと言われて少し困惑したが理解した。
それでろくに授業に集中できずに2限経ち、休み時間になった。
星羅は転校生なだけあって女子に人気だった。
星羅は質問攻めされていても余裕な表情で難なく答え続けていた。
そこにいるのは耐えられずに屋上に行って気分転換してた。
そうしたら後ろからコツコツと足音が聞こえ、振り返った。
そこにいたのは星羅だった。
星羅「とうぴー、なんでどっか行っちゃったの?」
星羅は息を切らしながら言った。
俺は答えた。
冬地「女子たちが隣にいっぱい集まって来て耐えらんなかったから…つい…」
星羅は泣き始めた。
冬地「俺、なんかしちゃったかな…?」
俺は気まずそうに話した。
星羅は呼吸を整えて言った。
星羅「初めて好きって思えた人だったんだ。とうぴー。だから少しでも仲良くなりたくてあだ名をつけたんだ。」
そんな状況に驚いた俺は顔を今までにないくらいに赤くした。
星羅「だからね、休み時間に話そうって思ってたけどみんな集まってきちゃった。質問攻めされてたけどさっさと答えてとうぴーのとこ行こうとしてた。だけど急にどっか行っちゃうからみんなを放って走ってきたの。」
俺は恥ずかしながら声に出した。
冬地「俺なんもモテてないし取り柄ないやつだからさー、他の女子に告られることもねぇ。そんな俺なのに…しかも転校したばっかなのに…夜海さんなんで俺を?」
星羅は落ち着いて話した。
星羅「これが一目惚れってやつ?なんかピン!ってきたんだ!」
俺は考えて次話すことを考えた。
冬地「それ俺も。だからさー、星羅。付き合ってほしい。」
星羅は驚いた表情で言った。
星羅「うん!もちろん!断る理由なんかないよー、とうぴー。あと、星羅って呼んでくれてありがと!」
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そんな星羅は今でも付き合っている。学校も同じにして。まだとうぴーって呼ばれてる。相変わらずだなぁ。俺の一生に一度の彼女、星羅は。
--- 5年後 ---
俺は星羅と結婚した。星羅は妊娠している。そんな星羅と共に今日も食卓を囲む。そしてあの時の話を笑い話にする時間は宝物だ。