公開中
(遅くなったけど)諸伏の日記念
遅くなってすいません!!
※季節はなぜか春。
今年も桜がきれいに咲いた。
「・・・桜、景光は好きでしたね。」諸伏高明は桜を見ながら呟く。
---
母さんと父さんが死んでしまったときは、とても怖がっていた。失声症にもなってしまって、とても不安だったけれど、ゼロという友人があちらでできたようで、少し安心した。
「兄さん オレも今日から警察官だ!」警察学校を卒業した時に送ってくれた写真は、写真からも嬉しさが感じられたくらい景光は喜んでいた。・・・母さんと父さんを殺した犯人を捕まえたことで、トラウマを克服できたのだろうか。
だから、警察を辞めると聞いた時は、なおさら驚いた。
そして、私宛らしい封筒の中に入っていた、景光のスマホ。
公安に配属され、どこかに潜入し、命を落としたのだろう。
・・・降谷零。私に景光のスマホを送ってくれた彼なら、何か知っているのだろうか・・・?
---
ヒュウ、と風が吹いた。
兄さん
「!景光・・・?」聞こえるはずもない。だが、景光の声が聞こえた気がした。
「・・・・・・。」フフ、と高明は少し笑った。
弟の姿を思い出しながら。
2023諸伏の日は6月24日なのですが、一日遅れてしまいました、、、ごめんなさい。
諸伏さんが降谷さんの救いに少しでもなるといいですね・・・!
読んでくださりありがとうございました!