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何かがおかしい、
次の日になった。私は今日も学校へいつも通り向かう。
「おはよ〜」
「、、、」
今まで私におはようと言ってくるのは瑠璃たちの集団。だけどそんな意地悪な声ではなかった。しかし私に挨拶してくれる人なんていない。試しに
「誰?」
私は下を向いたまま言った。
「え?私達友達でしょ?忘れちゃったの?」
私は、歩美以外友達はいないはず、、、思わず顔を上げた瞬間私は絶句した。
「っっっ⁉」
目の前に瑠璃が立っていたのだ、今まで何度も私をいじめてきた瑠璃が
立っていたのだ
私は何が起こっているのか瞬時に理解できなかった。しかし、
(きっと今日は狂っている。夢の中か何かだ。)
「ひゃっ」
びっくりしすぎた拍子に私は転んでしまった。
(ん?しっかり痛い。えっ?)
どうやらこれは現実らしい。そう思ったら一気に頭が痛くなってきた。
(っう頭が痛い)
「大丈夫?ねえどうかしたの?」
「んっなんともないよ。。。早く学校行ったら?」
瑠璃になんかこんなところ見られたくない
「全然大丈夫そうじゃないよ?歩美呼んでくるね」
「え?」
なぜ、瑠璃のくちから歩美の名前が出てきたのだろうか。
いつも私と、歩美が仲良くしているのを知っていたからだろうか。
考えれば考えるほど頭は痛くなるばかりであった。