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幻獣バトル#0 プロローグ ~姫奈篠~
次からは第一話になります。
「すっごー!!!写真とっとこ~!」
僕は姫奈篠、こう見えて男!今日は幻獣バトルに参加しにここに来たんだ~。
まだ人は少なめだけど、早く受付を済ませといたほうがいいかな?
「よーっし!」
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受付を済ませると、だいぶ暇な時間が出来てしまった。
「う~ん何しようかな?」考え事をしながら歩いていると、
「わぁ!?」誰かにぶつかってしまった。
「あ!すいません・・・。怪我はないですか?」
「うん、大丈夫!」
「・・・いや、怪我してますよね。頭に打撲ができてますよ。」
「ええ!?」(どうしてわかったの?)
「とにかく、少し大人しくしていてください・・・。」そういうとその人はちょうど僕の打撲部分に手をかざした。
「・・・わあ・・・。」どんどん痛みがひいていく。
「よし、こんな感じでしょう。」
「ありがとうございます!」
「いえいえ、元々はぶつかってしまった僕が悪いので。・・・では。」すると、その人は走ってどこかへ行ってしまった。
「回復魔法だったのかな・・・?珍しい。」攻撃魔法を持っている幻獣はたくさんいるけど、回復魔法を持っている幻獣はなかなかいない。
「・・・まあいっか!建物内を探検しよう〜っと!」
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『大会に参加している皆様へお知らせします。受付時間が終了いたしましたので、5分後にチームを発表します。繰り返します・・・。』
「やっとかあ・・・。」建物は広いとは言えど、途中で飽きて暇になってきていた。一応能力とかを考えてペアは決められてるらしいけど、性格が合うか心配だな~。
~5分後~
『ピロピロピロリン♪』
「やった!」運営からのメールがやっと届いた。・・・でもこれは、見取り図と点?相手を自分で探せってことなのかな・・・。
「う~ん・・・。」ここで待っているのも一つの手だけど。
「まあ僕から探しに行った方が早いかな?」
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~数分後~
「う~んと・・・?あの人かなあ?」だいたいの点の位置的にペアの相手を見つける。
「ねえ!キミ!」
「!!!え、あ・・・はい?」相手はびっくりしたようだ。
「キミが僕のペアっぽいから声をかけたんだよ。」
「・・・確かにそうみたいですね。」相手もスマホを見て言う。
「うん!これからよろしくね。僕は姫奈篠!」
「ええ、こちらこそよろしくお願いします。僕は・・・。」
ちなみに、来た順番は冬華→篠→有栖→莉愛→もいです。
やっとプロローグが終わった・・・。
第一話で戦闘まで行けたらいいですけど、もしかしたら戦う相手が決まって終わるかもしれません。
戦闘を楽しみにしている方、すいません!
ここまで読んでくださりありがとうございました!!