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(コラボ小説)隣の席のはてなくん? 6
作風が違う場合があります。ご了承ください。
これは第6話です。
あらすじ
自己肯定感高めの完璧少女有菜は【偽りの私】で過ごしている。
はてなくんからの好感度を上げるために仕方なくはてなくんとお昼ご飯と食べることにする有菜だが、はてなくんが何の反応もしないためおかしいなと思う有菜だったが…。
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〜屋上〜
「ふう。やっぱり屋上からの景色はいいなぁ」
コクッ
あっ、はてなくんも頷いてくれた。いい景色だと思ってくれてるのかな?
「いただきます」
もぐもぐ
「はてなくんは食べないの?」
コクッ
「そっか」
もぐもぐ
「ごちそうさまでした。美味しかった」
キーンコーンカーンコーン
「クラス行くよ!」
タッタッタ
「有菜やっぱり一緒に食べてあげたんだ。えら!」
「ありがとう」と【偽りの笑顔】でそう言う。
でもおかしいな。はてなくんの前では【本当の笑顔】で居られる気がするんだ。
これで6話を終わりにします。読んでいただきありがとうございました。