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Shine! 私は貴方に恋をする。
ミセスしか勝たん
主人公の女の子、清野菜ノ花は作者を元にして作っています。
小学6年生なのも、ミセスが好きなのも。
作者は本当にミセスが好きなので、この設定にしました。
ちなみに、今日の社会科の授業をしている間に思いついたので、無理矢理感がありますが、
ご了承ください。
では、楽しんで。
|菜ノ花《なのか》:何しよっかなー
私、清野菜ノ花。どこにでも居る小学6年生。今は夏休みです。何しようか迷ってます。
北海道の江別に住んでます。江別には何もありません。⋯余談ですがミセスが大好きです。
菜ノ花:うーん⋯ぁ、そうだ、神社にでも行こうかなぁ⋯
久しぶりに神社に行くことにしました。神社はなんか落ち着くんです。
菜ノ花:ねえ、一緒に行く?
猫:ニャー
たった一人の友達の彼女もきっと賛成してるのでしょう。私達は神社に行くことにしました。
菜ノ花:夏が始まった合図がしたー
猫:ニャーニャー
私達は歌をやめて神社に入りました。
菜ノ花:⋯?
そこには椅子に腰掛けている女の子が居ました。
その子は、綺麗な黒髪のショートヘアで、日に焼けていない白い肌が綺麗でした。
目つきは鋭いけど、どこか優しい感じがしました。
私の友達は片耳がちぎれている彼女だけなので、声を掛けました。こんなチャンスありません。
菜ノ花:こんにちは!
女の子:ビクッ
菜ノ花:お名前は?
女の子:⋯なんで教えなきゃいけないの⋯
菜ノ花:ダメなの?
|飛彩《ひいろ》:⋯飛彩。⋯貴方は⋯?
菜ノ花:私?私は菜ノ花。よろしくね。ねえ、どこから来たの?
飛彩:⋯札幌。
札幌は江別の隣です。
菜ノ花:え?札幌?歩いたらものすごい時間かかるよ。どうやって来たの?
飛彩:⋯車で来たの。
菜ノ花:車⋯お父さんとお母さんに送ってもらったの?
飛彩:⋯まぁ、うん⋯
菜ノ花:へー⋯ねえ、お友達にならない?
飛彩:は、なんで⋯?
菜ノ花:いいでしょ。私ね、学校で友達いないんだ。
飛彩:⋯私と一緒⋯
菜ノ花:え、そうなの、?
飛彩:うん⋯いいよ、友達になる。
菜ノ花:やったー
その後、私達はお話しました。好きなものや、将来の夢など。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎていくものです。いつの間にか帰る時間になりました。
菜ノ花:ぁ⋯そろそろ帰るね。
飛彩:⋯また明日来る、?
菜ノ花:うん、来るよ。じゃあね
私は片耳がちぎれた彼女と家に帰りました。
飛彩:⋯菜ノ花、いい人だったな⋯
私、永井飛彩。江別の隣の札幌に住んでいます。どこにでも居る小学6年生。
今は夏休みの間、隣の江別に来ています。
飛彩:暇だな⋯でも、夏休みの間だけだし⋯
適当に散歩してると、神社を見つけました。なぜか神主さんも、巫女さんもいませんでした。
飛彩:誰も居ない⋯暇だし、入ってみるか⋯
適当にそこにあった椅子に腰掛けてぼーっとしていると、女の子がやってきました。
サラサラなロングストレートヘアには日光によって輝いている茶髪が似合っています。
小麦色に焼けた肌が美しく、目つきが優しかったです。
足元を見てみると片耳がちぎれた黒猫が居ました。
菜ノ花:こんにちは!
急に挨拶されたので、びっくりしました。
菜ノ花:お名前は?
飛彩:⋯なんで教えなきゃいけないの⋯
つい、冷たい返事になっちゃいました。心の中で謝ります。
それでも、彼女はめげていませんでした。
菜ノ花:ダメなの?
諦めていない姿勢がかっこよかったので、名前を言いました。
飛彩:⋯飛彩。⋯貴方は⋯?
ここまで私のことを知りたがっている。そう思っている人がいるなんて。
名前だけでも聞かなきゃ。そう思いました。
菜ノ花:私?私は菜ノ花。よろしくね。ねえ、どこから来たの?
菜ノ花の名前を心のなかで繰り返しながら、質問に答えます。
飛彩:⋯札幌。
菜ノ花:え?札幌?歩いたらものすごい時間かかるよ。どうやって来たの?
飛彩:⋯車で来たの。
菜ノ花:車⋯お父さんとお母さんに送ってもらったの?
飛彩:⋯まぁ、うん⋯
菜ノ花:へー⋯ねえ、お友達にならない?
今日初めてあった人に友達になって。と言われ、びっくりしました。
飛彩:は、なんで⋯?
また、冷たい返事になっちゃいました。また、心の声で謝ります。
菜ノ花:いいでしょ。私ね、学校で友達いないんだ。
以外ですね。こんなに明るいのに。
飛彩:⋯私と一緒⋯
菜ノ花:え、そうなの、?
飛彩:うん⋯いいよ、友達になる。
菜ノ花:やったー
その後、私達はお話しました。好きなものや、将来の夢など。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎていくものです。いつの間にか帰る時間になりました。
菜ノ花:ぁ⋯そろそろ帰るね。
飛彩:⋯また明日来る、?
菜ノ花:うん、来るよ。じゃあね。
菜ノ花は片耳がちぎれた黒猫といっしょに帰っていきました。
飛彩:⋯初めてだな⋯こんなに楽しかったの⋯
暗くなってきたので、私も家に帰りました。
私はふと、思いました。
飛彩:夏休みが終わったら、もう会えない⋯?
そんなの、嫌だ。⋯あれ?この感情って、何なんでしょうか。
居なくなってしまう。そう考えただけで、胸が締め付けられる感じ。⋯恋?
飛彩:⋯いや、違うでしょ。
私達は、夏休み中ずっと会いに行きました。欠かせたことはありません。
ついに夏休みも最終日になりました。
飛彩:⋯荷造り、できた⋯
札幌に帰るので、荷造りをします。
飛彩:⋯もう会えないって、言っちゃおうかな⋯
いつもの神社には、菜ノ花が待っていました。
菜ノ花:飛彩ー!
その笑顔は無邪気で、守りたくなるような笑顔でした。
飛彩:⋯菜ノ花、
その日はいつも通り、遊びました。
⋯私は決心しました。
飛彩:菜ノ花、話があるんだけど、いい?
菜ノ花:話?
飛彩:実は⋯もう、会えないんだ。
そよ風が、頬に当たる。それは、なぜか冷たく感じました。
菜ノ花:⋯⋯⋯え、?
飛彩:もう、今日の夜に札幌に帰らなきゃなの。
信じたくない真実。でも、菜ノ花はすんなり受け止めてくれました。
菜ノ花:⋯そっか、じゃあ、さよなら。だね。
飛彩:⋯うん
涙が一つ、こぼれ落ちました。⋯菜ノ花には見えないといいけど。
菜ノ花:⋯こっち、来て。
私は言われたとおりにしました。そしたら、菜ノ花が私にキスをしました。
飛彩:⋯!?
菜ノ花:⋯ごめんね、急に。⋯耐えられないんだ。居なくなるの。
飛彩:⋯ううん。
私は、この場を去りました。⋯涙を見せたらカッコ悪いから。
最後に振り返って
飛彩:**バイバイ。**
夏休み最終日。私はいつも通り飛彩を待っていました。
飛彩が姿を表して、私は自然と笑顔がこぼれていました。
菜ノ花:飛彩ー!
その日はいつも通り、遊びました。
夕日が酷く、美しかったです。
飛彩:菜ノ花、話があるんだけど、いい?
菜ノ花:話?
飛彩:実は⋯もう、会えないんだ。
そよ風が、頬に当たる。それは、なぜか冷たく感じました。
菜ノ花:⋯⋯⋯え、?
飛彩:もう、今日の夜に札幌に帰らなきゃなの。
⋯信じたくないけど、事実。そう思ったら、すんなり受け入れられました。
菜ノ花:⋯そっか、じゃあ、さよなら。だね。
飛彩:⋯うん
飛彩が涙をこぼしたのが見えました。⋯それを見たら泣いちゃった。飛彩には見えないといいけど。
菜ノ花:⋯こっち、来て。
飛彩は言われたとおりにしてくれました。⋯私は、耐えられなくてキス、しちゃった。
飛彩:⋯!?
やっぱり、驚いてる。
菜ノ花:⋯ごめんね、急に。⋯耐えられないんだ。居なくなるの。
飛彩:⋯ううん。
飛彩は、最後に振り返ってこう言いました。
飛彩:**バイバイ。**
菜ノ花:⋯飛彩、もう行っちゃったかな⋯
満点の青空。私は飛彩のことを思い出していました。
菜ノ花:⋯ふふ、私、飛彩のこと、好きだったみたいね。
涙が頬を伝い、一粒こぼれていきました。
私は、飛彩のことを待っています。ずっと、ずっと。
あの神社で、また会えることを願って。
初投稿、どうでしたか?
書くの楽しかったです。
また投稿しますね。
グッバイ。