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綻びの愛 【総集】
勢いで書いてるんでぐちゃぐちゃですw
叶うのなら、あなたと永遠に…。
星々が煌めきあっていたあの夜
首都"メモリ"から少し離れた小さな丘の上木の葉が茂る大きな木の下。
あなたは願った叶わぬ願いを
もう一度、彼女と…
最果ての村ベルギア村の家の中から男が幼女の腕を掴み外に放おり投げた。
「出てけ!クソガキ!」
男は少女が起き上がろうとしたのと同時に勢いよくドアを閉じた。
家の中からは温かいご飯の匂いが漏れ出てくる。
彼女を助ける者は誰一人居ない何故ならあの男はベルギアで一番切れやすいとして有名だからだ。
少しして幼女は涙と空腹を堪えながら歩き出した。
男の家のある路地から出て大通りの端を歩いているとき幼女は村を囲う塀の外を見た。
(塀と言っても煉瓦が4、5段積まれいつ崩れるかわからないただの積み木だが)
塀の向こうには隣村まで見通せる野原があり村を囲うように木々が生い茂っているだけの森があるそこにラインを引くかのように一本道がある。
幼女はふと隣村に続く一本道と反対、終りが見えない森の方を見た。
「どうせ居場所がないのなら人が居ないほうがいい。」
そうつぶやくと彼女は森へ向かって歩いた。
森の中をあるき続けて3時間。
どういうことか真夜中の森の中だというのに恐怖心が感じられない、そのうえワクワクしてきている。
それから2時間。
空が明るくなっていくのを感じる
「もう夜が明けるのか」
そう考えていると幼女は違和感に気づく。
幼女が家から出されたのは多分11時くらいだなら今は4時くらいだろうか、
そう4時だそんな時間に日が昇るはずがない。
つまりこの明かりは人工的なものだ。
なるべく人とは関わりたくない相手が嫌だろうから。
しかし、幼女の足は明かりの方向に進んでいく
足がワクワクが止まらない気持ちが高ぶっていく…!
ここは村の人は寄らない森の奥深くということは私があの男の娘だということを知っている可能性は低い。
もしかしたら…!
「これは…家?」
明かりのある方向に進んでいくとそこには古びていつ壊れてもおかしくないような雰囲気を漂わせる家があった。
改めて考えると何故こんな場所に家があるのだろう。
こんな家に住む人がいるのだろうか、もしかして魔女の家だったり!
どうしよう、もし魔女だったら食べられちゃうかも…!
い、いやいくら魔女でもこんな家に住むはずな…
「まぁ、珍しいわねこんな辺鄙な場所にお客さんが来るだなんて。」
「⁉」
突然後ろから声が聞こえてきた。
も、ももももしかして魔女⁉どうしよう!食べられちゃう!えと、怒らせないようにしないと!
恐る恐る振り返ってみるとそこには、
「金髪碧眼のお姫様が立っていた!」
「お姫様?…もしかして私のこと??」
私がそう叫ぶと金髪碧眼美女は目をまんまるにして私の方を見ていた。
「かわいい…!」
「か、可愛い⁉ちょ、へ⁉かわいい⁉」
思わず口に出ちゃった!私の言葉を聞いた彼女は慌てふためいて顔を真赤にしていた。
「かわいい!すっごく可愛いよ!髪の毛も綺麗!目は宝石みたい!」
ボンッ!という音を立ててその場に倒れ込んだ。
「お姉ちゃん大丈夫⁉」
「だ、大丈夫よ…突然褒められて吃驚したけど…。」
手で顔を隠している隠しきれていない頬と耳がまだ赤いのがわかる。
照れている外見を褒められるのに慣れてないのかな?
少しして彼女は顔を上げた。
「ところで君はどうしてここにいるの?辺に親は居ないようだけど一人できたの?」
「うん…親に捨てられたの、どうしようか考えてたら明かりが見えたから来てみたの。」
「そうだったの…」
金髪碧眼美女は神妙な顔つきで何かを考えている。
そりゃ親に捨てられたっていう話聞いたらこんな顔になるよな。
しかし、気まずいな…話変えないと。
「お姉ちゃん」
「ん?」
「お姉ちゃんのお名前なぁに?」
「私の名前?」
「うん!」
「私の名前は…」
「どうしたの?」
「あ、いや。えと、あ!まずは君の名前を教えてくれるかな?」
どうしたんだろうどこか変な質問だったかな?
「僕の名前?」
「うん」
私が質問してたんだけど…まあいいや
「僕の名前は…えと、名前無いんだ。」
「奇遇ね私も名前がないのよ。」
「お姉ちゃんも?」
「うん」
そうだったんだ、だから名前をいうのにあんな反応だったんだ。
「じゃあお姉ちゃんが僕の名前を決めて!僕がお姉ちゃんの名前を決めるから!」
「いいわね!」
お姉ちゃんの顔がぱっと明るくなった。
「お姉ちゃん好きなお花なあに?」
「お花?そうねぇ、ヒースかしら。」
「ヒースね!わかった!」
「もしかして私の名前にするの?」
「うん…えと、だめだった?」
「…ううんだめじゃないわ」
お姉ちゃんの顔が暗い…いや、だったかな?
「お姉ちゃん!嫌なことはキッパリ嫌って言って!」
「そうね…君はヒースの花言葉を知ってる?」
「知ってるよ!」
「…そう」
私が答えるとまた彼女の顔が曇った。
「ヒースの花言葉って『博愛』…でしょ?」
「…!」
そういうと彼女はとても眩しい顔をした。
「そうね、『博愛』...そうね!」
とても嬉しそうだ。やっぱりこのお姉さんとっても綺麗だ!
「せっかくつけてくれる名前だけど、その名前私が君に送ってもいいかしら?」
「どうして?」
「私より君のほうが合うと思うの。だめ…かしら?」
お姉さんはしゃがんで上目遣いで聞いてきた。かわいい!!
「いいよ!お姉ちゃんがそう望むなら!」
「ありがとう!じゃあ、これから君はヒース!よろしくね!」
「うん!よろしくお姉ちゃん!」
「あ、まだ私の名前が決まってなかったわね、どうしましょう。」
「お姉ちゃん!決まったよ、お姉ちゃんの名前!」
「ほんと?!どんな名前?」
「エリカ!お姉ちゃんの名前はエリカ!」
「エリカ…!これから私はエリカ、ありがとうヒース!」
「どういたしましてエリカ!私達友達になれるかな?」
「ううん、これから私達は友達じゃなくて…」
「友達じゃなくて?」
「姉妹よ、変える場所がないようだからこれから一緒に暮らしましょ!」
「姉妹?エリカお姉ちゃんと?」
「うん、だめ…かな?」
「ううん、だめじゃないよ!とっても嬉しい、これからよろしく!エリカお姉ちゃん!」
「よろしくねヒース!」
お姉ちゃんはそう言い微笑んだ。
ところで、一体どこに住むんだろう。流石にあの家には住めないだろう…。
「エリカお姉ちゃん」
「どうしたの?」
「えと、どこに住むの?お家あるの?」
「お家ならここにあるじゃない?」
お姉ちゃんは私の後ろを指差しながら言った。
私の後ろにはあのおんぼろな家があるはず。
私は後ろを振り返った。
「え?」
「どうしたの?」
「だ、だって!この家ボロボロだったよね!」
「何を言ってるの?この家は私が数年前に建て直したのよ?」
私が驚いた理由。
そう、あの家が壊れかけていた家が新築の姿になっていたのだ。
「どうしてそんなの聞くの?」
エリカは何もわからないようだ。
「う、ううんなんでも無いよ!」
しかし、実際家が新しくなることなんてあるんだろうか。
さっきまで家は壊れかけていたはずだ、エリカに合うまでは。
「そう。何かあったら私に言ってね」
「うん、わかった!お姉ちゃん!」
エリカはお姉ちゃんと言われて心底嬉しそうだ。
実は私もエリカをお姉ちゃんと言えて凄く嬉しい。
そうだ、家のことなんてどうでもいい今重要なのはエリカと姉妹ってこと!
しかし、エリカと姉妹か…美人で優しいお姉ちゃんほしかったんだよね!
私、男兄弟ばっかりだったから…うん?
男兄弟?いや私は一人っ子だった…
「え?」
「…う…たの?」
「いたっ!」
「…ス!ヒー…!」
その時激痛が頭を駆け巡った…頭が割れそうだ。
「お姉ちゃ…ん!」
ドサッ
「ヒース!」
その場で私は倒れ込んでしまった。
此処まで読む人なんているんですね!
これからも頑張って小説書きます!