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深まる謎
みのり「あ!奏ちゃん…ちょっといい?」
奏「花里さん?どうかしたの?」
みのり「この美術倉庫なんだけど…」
みのり「杏ちゃんと一歌ちゃんの死体が消えた後、みんなで手分けして捜査するって話になったよね?」
みのり「私怖くなっちゃって…遥ちゃんと一緒にいたんだけど…」
みのり「その時、すぐにこの美術倉庫に調べに来てて…」
みのり「でも…何故か鍵がかかってて入れなかったんだよね…」
奏「…鍵?」
みのり「うん…捜査を始めた直後だったから、誰かに先を越されたはずは無いんだけど…」
奏「だとしたら…誰がやったんだろう…」
奏「今は鍵開いてるし…」
奏「…ごめんね、私じゃわからない…」
みのり「ううん!大丈夫!私も考えてみるね!」
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奏「ドアに仕掛けは無いみたいだけど…」
奏「……美術倉庫側からしか開けれないみたいだな…」
奏「…何か引っかかるけど…花里さんが言いたいことって…」
奏「花里さん達が調べにきた時は倉庫の中に人がいて、鍵がかかっていた」
奏「その後、その人物が鍵を開けたことで中に入れた…」
奏「とすると、その人物って…?誰かに先を越されたことはないって言ってたし…」
奏「…姿を消した犯人、それとも……」
奏「被害者…?」
奏「……保健室に行ってみよう」
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奏「日野森さんはなんの捜査をしてるの?」
志歩「捜査ってほどじゃないけど…どこかにお姉ちゃんが隠れてないか探してる」
志歩「そういう貴方は?」
奏「いろいろ調べ回ってるところだよ」
奏「特に気になってるのは、星乃さんの死体をどうやって移動させたのかな…って」
志歩「死体を移動させた方法…」
奏「星乃さんの死体が消えた時、日野森さんは保健室に残ってたんだよね?」
志歩「うん、みのりの気分が悪そうだったから付き添いで残ってたよ」
志歩「でもあまりにも気分が悪そうだったから、トイレに連れて行ったの」
奏「それで戻ってきたら…星乃さんが消えていたんだよね?」
志歩「でも目を離したのはほんの1分程度…」
奏「でも…犯人はたった1分で星乃さんを運んだの…?」
志歩「そうなるけど…」
奏「1分で1階から3階まで…?」
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奏「物理準備室には…」
奏「血痕がある…車輪の跡みたいだけど…」
奏「あ…美術倉庫にあった台車のタイヤ…?」
奏「じゃあ…白石さんを台車で運ぶのはできる…」
奏「物理準備室と美術倉庫は同じ3階だから…不可能ではないよね…」
奏「…でも、星乃さんを台車で運ぶのは難しいし…」
奏「それにこのビニールシート…どこかで見たような…」
えむ「犯人がここで頑張って死体を運んだんだよね!」
えむ「でもでも!あたしはここで優雅に寝てたんだよねー!」
えむ「残念だなぁ…見たかったなぁ…」
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類「宵崎さん、ここにいたんだね」
奏「あ…神代さん…」
類「さっき言い忘れていたお礼をしようと思ってね」
類「このゲームが面白くなりそうだし…」
奏「う、うん…」
類「それと、日野森さん…雫さんの部屋に行ってみてはどうだい?」
類「これも渡しておくね」
--- 食堂に集合してね ---
奏「これ…雫さんの手書きの…」
奏「可愛らしい字だから印象に残ってたんだけど…」
類「……そのメモではっきりしたよ」
類「それは罠だ」
奏「どれが…?」
類「その話はまた今度にしようか…お礼も済んだし、僕は捜査に戻るよ」
奏「あ…また行っちゃったな…」
奏「とりあえず雫さんの部屋に行ってみよう…」
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奏「え…鍵が開いてる…!?」
奏「中に入れるみたい…」
奏「……お邪魔します…」
ガチャッ
奏「わ…すごく綺麗な部屋…」
奏「ここにも雫さんはいないし…」
奏「…調べても怒られない…よね?」
奏「……このダンボールの中は…」
奏「………え…??」
奏「…フェニーくんの……設計図…??」
奏「え、あ、あの着ぐるみって作れるんだ…」
奏「プラスチックとか…いろんな材料があるな…」
奏「これが雫さんの部屋にあるってことはやっぱり…」
奏「………そんなわけないよね…」
奏「あれ…?この設計図…なんか字が……」
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司「!宵崎さん!大変なんだ!」
奏「え?天馬さん…?」
司「暁山が見つかったんだ!!」
奏「瑞希が…!?無事なの…!?」
司「あ、嗚呼!暁山は無事なんだが、それだけじゃないんだ…」
司「フェニーくんも見つかった!」
奏「え…!?」
司「…の衣装を着た雫が見つかったぞ!」
奏「わ、わかった…どこで?」
司「2階のプールだ!早くついてこい!」
奏「一気に2人も見つかるなんて…」
奏「…早く行かないと…!」