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アオハル&僕ら 2遠い彼とこんな私
桜「あーあ、もう夏休み終わりかぁ」
愛「__ああ…__ァァ…ぁぁ…ああ…**あーあ‼︎**」
桜「どしたぁ?」
愛「**スイカに塩かけて食べるという私の夢があああああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎**」
舞「は?」
萌「へ?」
桜「ん?」
桜「スイカに塩かけて食べるのが夢って言った?」
愛「うん、そうだけど、もしかしてバカにしてる?」
萌「いや、そうじゃないんだけどね、」
愛「だけど?」
舞「もうちょっと大きい夢を持ったほうがいいっていう話ね、」
愛「**十分デカいわ‼︎**」
3「ごめんごめん」
萌「てかさ、」
舞「萌絵それ誰に言ってんの?」
萌「みんな、特に桜良ね、」
桜「うん?」
萌「最近山乃大空見てないよね」
***ズキン***
桜「そ、ら?」(大空……?)
最近、大空に対して変な感情を抱いてる…
私、もしかして…大空が……‼︎
萌「うん」桜:(この感情、言った方がいいかな…)
舞「確かに‼︎」桜:(でも……)
愛「私も見てない〜」桜:(でも…言ったら…)
萌「桜良は見た?」ドキッ
桜「⁉︎ わ、私は見てないけど…」
舞「そっか〜」
萌「ま、いっか‼︎」
舞「てかそろそろご飯の時間だよ‼︎ご飯行こ‼︎」
3「うん‼︎そーだね‼︎」
桜:(よかった〜話逸らしてくれた)
---
舞「ハンバーグ、うめー‼︎デミグラスにして正解だった‼︎」
萌「私も‼︎トマトソースで正解だった‼︎」
桜「私はチーズで正解だなぁ〜」
愛「私もオリジナルソースにしてよかったと思ってる‼︎」
みんなの、美味しそう…あっ、そうだ‼︎
桜「みんな、ちょっと食べてて‼︎」
ギー 私は立ち上がった。
3「えちょ、桜良⁉︎」
とことこ…
あ、あった‼︎
とりわけ皿を1、2、3、4、っと‼︎みんなで分けて食べたくなって来たw
3「桜良‼︎どこ行ってたの?」
桜「あっち‼︎
はい、どーぞ‼︎」
3「?」
桜「みんなのハンバーグ、わけっこしよ‼︎」
3「ああ〜‼︎」
舞「ちょっと待ってね、」
舞「はい、これ、デミグラスソースのハンバーグだよ‼︎」
3「ありがと〜‼︎」
萌「私のも、どーーぞ‼︎っと
トマトソース、すっごく美味しいよ‼︎」
3「美味しそー‼︎」
桜「私のチーズも‼︎早く食べないとチーズ固まっちゃうよ‼︎」
3「わっ‼︎すご〜い‼︎」
愛「ちょいとお待ち‼︎」
愛「オリジナルソース‼︎何が入ってるか分かんないけど美味しい‼︎」
3「おお〜‼︎いい色だね‼︎」
み「じゃあ、改めて、いただきまーす‼︎」
愛「全部うまっ!」
舞「分かる‼︎」
萌「ほんとだ‼︎」
桜「オリジナルソースって何が入ってるのかなぁw」
萌「ふふっ、気になる‼︎」
--- 時間が経ち ---
み「ごちそうさまでした‼︎」
みんなあっという間にペロリ‼︎
萌「明日からまた授業始まるからもう寮行こ‼︎」
桜「そだねー‼︎」
舞「んじゃ、行こっか‼︎」
愛「うん‼︎」
--- 次の日 ---
兄「はー疲れたぁ」
山「長かったね〜」
神「僕も疲れたぁ」
山「てかさ、昨日一緒に撮影した美人おるやん」
神「野村未央ちゃんね」桜:(あっ‼︎大空だ‼︎)
兄「あぁ。あの子か」桜:咲翔と優希もいる‼︎
桜「おーい‼︎そ…」
山「俺さ、未央ちゃんのことさ、__好きになっちゃった__」
え?
神「⁉︎ お前が好きなのって__ごにょごにょ__ってあれ、桜良さんじゃん‼︎」
兄「本当だ‼︎桜良じゃん…ってなんか、顔青くね?」
山「ちょっと、俺話してくる‼︎」
神兄「お、おう」
山「桜良っ‼︎今日、話したいことがあるんだ‼︎だから屋上に……」
桜「ごめんっ…今は…今日はっ……‼︎」
と、言い放つようにして、私は逃げるように去った。まあ、正確に言えば逃げたと変わらないんだけど。
私は、気づけば、寮の前まで走っていた。
誰もいない、寮の廊下。しいんと静かな廊下を、私はゆっくり歩いた。
大空の声が聞こえたような気がして、急いで部屋に戻り、そのままベットにうずくまった。
気づいたら、私、寝ていた。
タブレットにも、スマホにも、何件もメッセージが届いているのにも関わらず、私は寝ていた。
電話がかかって来て、起きた。
桜「誰からの…電話…?」
私がそう言ったと同時に、電話は切れた。
LINE、見てみよ。
7件のメッセージ
🍒&🩷&🫧&🐚-グループライン-
愛花莉🩷
<「桜良ー?どこにいるの?みんな探してるよ‼︎」
⭐︎咲翔⭐︎
<「お前どこに居るんだよ、」
<「桜良‼︎返事しろ‼︎」
チーム友達🍒🦊🩷🎧
孤恋🦊
<「桜良ちゃん?」
未来🎧
<「桜良ちゃんどしたの〜?」
<「どこに居るか教えて〜💦」
みんなに心配かけてる…どうしよう…
ピコン‼︎
ん?
新しいメッセージ 3件
桜「孤恋と、咲翔と、未来ちゃん…」
チーム友達🍒🦊🩷🎧
孤恋🦊
<「あっ‼︎やっと既読ついた‼︎」
未来🎧
<「既読スルーしないで‼︎てか授業始まってるよ‼︎」
桜良🍒
「あ…ごめん…気付かなかった」>
⭐︎咲翔⭐︎
<「タブレットで今日は休むって先生に連絡しろ‼︎」
桜良🍒
「あ、うん…色々とごめんね…」>
⭐︎咲翔⭐︎
<「そんなことどーでもいいから早く言え‼︎」
咲翔にそう促され、私はタブレットで先生に
日南 桜良
「今日は、ちょっと休みます…」>
<「分かりました。しっかり休んでね。心が疲れていたら身体も疲れちゃうからね。今度はしっかり連絡してね」
とメールが来た。
先生、私の気持ちに気づいてたの…?
「あー、疲れた」
「俺も〜」
あっ、みんなが来た
「ねー」
「どしたのかな?」
「あっ‼︎いた‼︎」
「あのさぁ、……」
私、いつの間にか眠りについた…
---
愛花莉side
桜良、どうしたんだろ…
私、なんかしたかな…
先「⑤の⑴を帆華さん、⑤の⑵を愛花莉さん、お願いします」
先「では帆華さん、⑴の式と答えを教えてください。」
帆「はい、⑴の式が、56÷8です。答えが、7です。」
先「帆華さん、素晴らしいです‼︎ありがとうございます
では次、愛花莉さん!わかりますか?」
「あっ、はい。えっと、⑵は式が72÷9で答えが8!ですか?」
先「愛花莉さんも正解です‼︎ありがとうございます‼︎
じゃあ、これで4時間目の学習を終わります‼︎
日直さん、あいさつをお願いします‼︎」
先生、優しいなぁ…
私が何考えてるか、察してくれたんだ…
私が何かしたかも分からない…けど‼︎しっかり、桜良に向き合いたい‼︎
私は強くそう思った。
萌「あーかりっ‼︎」
舞「ご飯食べよっ‼︎」
愛「いいよ、けど、先に寮に寄っていいかな?」
2「うん‼︎」
2人は、桜良のことには一つも触れなかった。
これも、2人の優しいところ。
愛「あっ‼︎山乃くん‼︎」
山「よう、」
愛「萌絵と舞花も部屋に連れてきていい?」
山「いいよ、な?」
兄「俺はいいけど」
神「僕も全然構わない」
良かった〜
これで拒否られたらねぇ…
寮に入ると、
桜良がベットに乗っかってスマホをいじっていた。
い*1&2「何してたの!?」
桜「私が話したいのは1人だけ。心当たりある人だけが残って。」
そう言われて、私は部屋を出た。
---
……寝たのにすぐ目覚めちゃった…w
桜「ふわぁぁあ」
あくび………www
スマホいじってよ…
暇だなぁ
ガチャ
桜「⁉︎」
みんな帰ってきちゃった…もう平静を装うしかない‼︎
愛「でさーw」
山「あはは wwそれオモロい‼︎
てかさー…⁉︎」
い*1&2「何してたの!?」
桜「私が話したいのは1人だけ。心当たりある人だけが残って。」
私は冷たく言い放った。
残ったのは…大空だけ。
桜「心当たり、あるんだ」
山「うん、その……」
桜「簡潔に一言で済ませて」
山「ごめん」
大空はそう言うと、いそいそと寮から出て行った。
*1 い…いつメン
寮のメンバーのことね‼︎
謎の終わり方…w
ではまたねいんぼーw