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なんでお前と、、!?!?!? 同棲性活 10
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不死川実弥さんと冨岡義勇さんのBL小説です。
最後までしてます。ご都合展開有り
なんでも大丈夫な方向けです。
タクシーが停まったのは、ネオンが妖しく瞬くラブホテルだった。不死川はハッと酔いが冷め、隣にいる冨岡を見る。冨岡もまた、先ほどまでの勢いはなく、ぼんやりと窓の外を見ていた。
不死川は、慌てて運転手に金を払い、冨岡の肩を掴んだ。
不死川 「おい、冨岡。ここじゃまずい、別の場所に行くか…」
そう言いかけた不死川の言葉を遮るように、冨岡が小さく呟いた。
冨岡 「…もう終電がない、のだろう?」
不死川は、冨岡の言葉にぐっと詰まる。確かに、今からでは帰る手段がない。かといって、このまま朝までタクシーを走らせるわけにもいかない。
不死川 「…わかった。入る。だが、絶対に何もしねぇからな。安心しろ。」
不死川はそう言い聞かせるように言うと、タクシーから降りた。
不死川が冨岡を立たせようと手を貸すと、冨岡はふらりとよろめいた。その様子を見て、不死川は思わず口から出た言葉をそのまま行動に移した。
不死川 「ほら、危ねぇだろ。…ったく、仕方ねぇなぁ」
不死川は、冨岡を軽々と抱き上げた。いわゆる、お姫様抱っこだ。冨岡は突然のことに「ん、?」と訳が分からず、驚いた表情で不死川を見つめている。
不死川は顔を真っ赤にしながら、冨岡を抱きかかえてラブホテルの自動ドアをくぐった。
不死川 「…おい冨岡、重てぇんだよ、少しは自分で歩けよ」
不死川はそう言って強がったが、冨岡の体は想像以上に軽く、そして、抱きかかえている冨岡の体が、少しも抵抗しないのが、不死川の心臓を激しく揺らしていた。
部屋に入ると、不死川は冨岡をベッドにそっと下ろした。冨岡はふわふわとした表情のまま、ベッドに横たわる。
不死川 「…俺は、シャワー浴びてくるから。お前はそのまま寝てろ。」
不死川は、冨岡が起きているうちに、と急いでシャワールームへと向かった。
シャワールームの扉が閉まると、冨岡の頭の中で、ぼんやりとしていた霧が晴れるように、意識がはっきりとしてきた。
(…ここは、どこだ…?)
冨岡はゆっくりと体を起こし、周りを見渡した。見慣れない広々とした部屋、ベッドの上の鏡、そして壁一面に広がる、見たことのない模様。
(これは…ラブホテル…?)
冨岡は、昨夜の出来事を断片的に思い出した。飲み会、不死川とのキス、そして…ラブホテル。
冨岡 「…不死川…」
冨岡は、シャワールームから聞こえる水の音に、心臓が激しく脈打つのを感じた。一体、何がどうしてこうなった?
その時、シャワールームの扉が開いた。水滴を滴らせた不死川が、腰にタオルを巻いた姿で立っていた。
不死川は、目覚めている冨岡に気づき、ハッと顔を強張らせる。
不死川 「あ、起きてたのか…!いや、あの、これはだな…!」
不死川は慌てて、言葉を紡ぎ始める。
不死川 「宇髄の奴が、無理やりタクシーに乗せて…!だから、俺は…!…その、もう終電もねぇし、ここに泊まるしかねぇかなって…!でも、絶対に何もねぇから!本当だからな!」
必死に言い訳をする不死川に、冨岡は何も言えずにただ見つめていた。
不死川は、冨岡の驚いた表情に、色々な感情がこみ上げてくるのを感じた。
(嫌だ…こんな顔させたいんじゃねぇのに…!なんで俺は、こんな場所に連れてきたりしたんだ…!)
不死川は、自分の情けなさに打ちひしがれ、冨岡の腕を掴んだ。
不死川 「…お前も、早くシャワー浴びてこい…!」
そう言って、半ば強引に冨岡をシャワールームに押し込んだ。
冨岡は、シャワールームに閉じ込められたまま、不死川の言動について、頭の中で必死に考えを巡らせていた。
(…あんなに慌てて、言い訳をしていた…)
そして、不死川の必死な表情を思い出す。
(…本当に俺と何もしないつもりなら、あんなに必死になる必要は…)
冨岡は、ある一つの結論に辿り着いた。
(…そうか、不死川は、俺としたいんだ…でも、恥ずかしくて、素直に言えないだけなんだ…!)
冨岡の胸に、甘く切ない感情が広がる。
(…なら、俺から…)
冨岡は、シャワーを浴びながら、不死川が自分に触れてくることを想像し、胸を高鳴らせていた。
シャワーを終え、バスローブを羽織ってシャワールームから出ると、不死川はすでにベッドで寝てしまっていた。
(…まさか、寝てしまうなんて…)
冨岡は、戸惑いながらも、不死川の隣に静かに横たわる。
不死川は、すやすやと穏やかな寝息を立てている。冨岡は、不死川が起きてくれるのを待っていたが、どれだけ待っても、不死川が目覚める気配はない。
(…どうしよう…)
冨岡は、勇気を出して、不死川の服の裾を、ぎゅっと握った。
冨岡 「…不死川…」
不死川は、眠ったまま何も反応しない。冨岡は、さらに勇気を出して、不死川の顔を覗き込むように、上目遣いで見つめた。
冨岡 「…不死川…俺と、したいんじゃ、ないのか…?」
冨岡の潤んだ瞳が、不死川をまっすぐに見つめる。
不死川は、冨岡の声に、カッと目を開けた。
不死川 「…っ、冨岡…!」
不死川の脳裏に、冨岡の可愛らしい上目遣いと、潤んだ瞳が焼き付く。
(ああ、クソッ…!なんだよ、その顔…!)
不死川の中に、冨岡への愛おしさ、そして抑えきれない情熱が、一気に溢れ出す。
不死川 「…もう、知らねぇからな…!」
不死川はそう呟くと、冨岡をベッドに押し倒した。
冨岡 「んっ…!」
冨岡は、突然の行動に驚きの声を漏らすが、不死川の熱い瞳を見て、もう抵抗することはなかった。
不死川は、冨岡の顔を両手で包み込むと、熱いキスを落とした。貪るように、舌を絡ませる。
冨岡は、不死川の激しいキスに、頭の中が真っ白になる。
冨岡 「はっ…ふっ…」
冨岡の荒い息遣いが、不死川の理性をさらに揺さぶる。
不死川は、キスをしながら、冨岡のバスローブを脱がせ、その柔らかな体を露わにする。冨岡の肌は、シャワーを浴びたばかりでほんのり赤く染まっていた。
冨岡 「…っ、さね…み…」
冨岡は、掠れた声で不死川の名を呼んだ。
不死川の体が、びくりと跳ねる。
不死川 「…っ、冨岡…お前、今…!」
不死川は、興奮で息を荒げた。
不死川 「…もう、俺は、我慢できねぇ…」
不死川は、冨岡の鎖骨に、歯を立てる。冨岡は、びくりと体を震わせた。
冨岡 「…っ、ん…!」
不死川は、冨岡の白い肌に、熱いキスマークをいくつもつけていく。
冨岡は、されるがままになりながらも、不死川の背中に手を回し、爪を立てる。
冨岡 「…っ、さねみ…っ、もっと…」
冨岡は、掠れた声で不死川の名を呼ぶ。
不死川は、冨岡の乳首を指で弄び、さらに唇で吸い上げた。冨岡の体が、びくんと跳ねる。
冨岡 「…っ、あ…っ…ぁぁ…っ!!」
冨岡は、自分の口から漏れる甘い声に、恥ずかしさで顔を覆う。
不死川 「…冨岡…お前のそういうとこ、全部、俺だけのものにしたい…」
不死川は、そう呟くと、冨岡の秘部を指で弄び始める。冨岡の体が、さらに大きく跳ねた。
冨岡 「…っ、さねみ…っ、や…っ、やだ…!」
不死川 「…なにが嫌なんだよ、冨岡…」
不死川は、意地悪く囁く。
冨岡 「…っ、さねみ…っ、だめ…っ…あぁっ!」
不死川は、冨岡の乳首を強く吸い上げながら、秘部を指で責めた。冨岡の背中が反り返り、快感のあまり、体を震わせる。
冨岡 「…っ、ぁ…さねみ…っ…」
冨岡は、絶頂に達し、大きく喘いだ。不死川は、その様子を見て、満足そうに微笑む。
不死川 「…いい子だ…」
不死川は、冨岡の唇にキスをすると、ゆっくりと冨岡の中に入っていく。
冨岡 「っ…!」
冨岡は、息をのんだ。痛みと快感が同時に襲ってくる。
冨岡 「っ…さねみ…っ…あ…っ…ぁぁ…!!」
冨岡の、驚きと快感に満ちた声が部屋に響く。
不死川は、冨岡が絶頂に達していることを知っている。だからこそ、ゆっくりと腰を動かし、冨岡の秘部を愛撫する。
冨岡 「…んっ…、ふぅ…っ…」
冨岡は、快感に身をよじらせる。不死川は、冨岡の反応に、さらに腰を動かすスピードを上げた。
冨岡 「…っ、はぁ…っ…ふっ…!あ、っ…ぁぁ…さねみ…っ…もっと…っ…!」
冨岡は、快感のあまり、声にならない声を漏らす。
不死川は、冨岡の体を抱きしめ、二人の快楽の波は、最高潮に達した。不死川は、冨岡の中に、熱い愛を何度も何度も注ぎ込んだ。
冨岡 「…っ、さねみ…っ…」
冨岡は、愛おしそうに不死川の名を呼ぶ。
不死川は、冨岡の言葉に、満面の笑みを浮かべ、再び冨岡の中に愛を注ぎ込んだ。