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好きを形に。 ☆第六話☆
みんともち
つづきです。
とりあえずトイレに逃げてきたけど、どうしよう!
良太が私を好き?いや、聞き間違いでしょ。
私は無理やり心を落ち着かせトイレをでて教室に向かった。
席に戻ると先程までいた翔太と良太が居なくなっていた。
良太の顔を見れなさそうだったのでちょうど良かった。
チャイムがなり始めクラスメイトが席に座っていく。
私の学校では朝読書の時間があるので最近お気に入りのリアル人狼を手に取り
読書を始めた。良太が近くにいるので落ち着かないけどなんとか本を読み進めた。
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《《翔太》》
まじかよ,,,
良太の突然の発言に驚いて自分でもわかるくらいパニくってる。
とりあえず良太から離れたがこれからどう良太と顔を合わせればいいかわかんなくなる。
まぁなんとかなるっしょ。とりあえず席に戻ろう。
そう言えば莉緒いないな。あいつまだ優里と話してんのか?話したかったな。
そんなこと思いながら朝読書に読む本を準備しながら一時間目の授業の準備もする。
準備を終えると莉緒がいつの間にか席に居た。話しかけようとするとチャイムがなったので大人しく席に付き、読書を始めた。
朝読書の15分間が終わり、朝の会が始まる。朝の会はいつもどおりテキトーに聞き流す。
朝の会が終わると10分間の休み時間があるから莉緒の席へ向かい莉緒に話しかけた。
翔太「莉緒、教室来るの遅くね?」
莉緒「まぁいろいろあってね,,,」
いろいろ?なんかあったのか?
翔太「どうしたの?」
莉緒「いや、なんでもない。」
これ以上きいても莉緒は答えてくれなさそうなので
話を変えた。
翔太「ちょっと急なこと聞いていい?」
莉緒「内容によるけどまぁ良いよ。なに?」
翔太「莉緒はさ気になる人とかいないの?」
莉緒「本当に急だね。もしかして私のこと好きなのかな〜?」
流石に怪しかったか。
翔太「いや別に。やっぱなんでもない。ばいばい。」
莉緒「うん」
莉緒との会話を多少無理やり終わらせ友達のもとへと向かった。
--- つづく ---
読んでくださりありがとうございました。