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今回ちょいグロかも
念の為R12です
キャー!
はぐれ「はっ!何だよ朝っぱらから」
はぐれ「明らかになんかないとこんな声出さないよな…」
はぐれは探偵服に着替え声のもとへ急いで向かった
ーーー
声がした所は個人部屋の1つ
そこには人だかりができており
歩土とキャスがいた
キャス「なっ!何なのよ」
はぐれ「どうした!」
子供「…?」
はぐれ「は…?」
目の前にある冷たくなった体を触り俺はやっと状況を理解した
はぐれ「…事件だ」
周りを見るとスマホを取り出し警察に連絡しようとする人…
状況を理解できず固まっている人…
事件が起こっていると分かり叫ぶ人…
歩土「電話が繋がらない…」
キャス「なんですって!?もしかしてこのまま私も…」
はぐれ「お…落ち着け。これはやっぱ事故死じゃない…殺人だ!」
歩土「そう言われると更に落ち着けないって」
コイン「おいっ!どうした!?なんかあったのか?」
はぐれ「殺人が………人が死んだ」
コイン「え…じゃあこの目の前にある人は…」
はぐれ「…あぁ…でもこれはただの殺人じゃない。意図的にされた物だ」
コイン「意図的…?」
はぐれ「通信も途絶えて…しかもここは密室なはず」
歩土「なんで分かるのか?」
はぐれ「この部屋全部ほぼ密室なんだ…親と子の部屋は繋がっていないし鍵がかけれるのは母親だけ…」
はぐれ「第一発見者は誰だ?」
キャス「あの子供ですわ」
はぐれ「発見した時なんかあったか?」
子供「僕が起きて…隣の部屋の…グスンママを呼ぼうと思って部屋を出てグスン…ママにグスン声をかけても何もかえってこなかったから…怖くなって…グスンだっていつもは起きててグスン僕を呼んでくれるもん
大人の人が声をかけてくれて…ドアを開けてくれたけど…」
はぐれ「うん…ありがとう。怖かったよな…大丈夫だ。あとは俺がなんとかする」
そう…死んだのはあの時の子供の母親だった
ーーー
俺はこの事件の後、状況を整理し怪しい人物を絞り出した
最初に話さなきゃいけないのは部屋の構造
この部屋は6畳のフローリング
部屋に入れるのはドアと窓と小さなダクト
窓はあるが割れた形跡もいじった形跡もなし
というか飛んでる飛行機の外に行けるのなんて超人しかいないな
ドアもちゃんと鍵がかかっていた
ダクトは赤ちゃんも入らないくらいの小ささ…
うんやっぱちゃんと密室だ
そして俺が怪しいと睨んでいる人物は三人いる
まずこのドアを開けれる管理人…鈴木さん。42歳、男性
管理人ならドアを開け閉めできるから密室にできる
次は能力持ちだった…はるかさん。23歳、女性
この人の能力はリセット。壊したものを元に戻せる能力なので密室殺人ができる
最後にキャスの執事…64歳男性
この人はキャスから聞いたがなにかのために何でも持ってるらしい
だとしたらドアを開けれるくらいできるのでは?
ちなみに持ってる道具は能力の収納で小さいバックに全部しまえるらしい
整理したあと俺はこの飛行機に乗っている人を全員集め(運転してる人は除く)
話をするつもりだ…
さぁ…早く行動しないとな
なんか変な所で終わってしまった
てか執事の能力ドラ◯もんみたいだw