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味噌汁ラブコメ
これは、とある朝食の席の話である。その日の朝食はごはんとおかずと味噌汁であった。味噌汁はわかめとお麩という素晴らしい具だった。合わせ味噌だったけど。私(なぞ子)は最近「味噌汁飲んでも喉は満たされないから水と味噌汁は違う」という猿でも考えられそうな考えを思いついていた。それを考えながら味噌汁を啜った。すると、弟がいきなり言い出した。
「俺、味噌汁飲むと心臓痛くなるんだよね」
味噌汁吹き出しかけた。しかし、心臓が痛くなるとはなんだ。病院案件なのでは、と本気で私は考えた。しかし、その本気で考えたのは無駄だった。近くにいた父はこう言ったのだ——
--- 「それ、味噌汁に恋してるんじゃないの?」 ---
味噌汁溢しかけた。いつかその弟の腹に溜まる味噌汁に恋を?確かに恋をしている時に相手を思うと胸がきゅっとなる…みたいな表現は聞いたことあるが、女の子にじゃなくて?しかも食料に?そんなわけなかろう。ちなみに父はそういう人物なのでこれが正常だ。気にしないでいただきたい。
にしても、味噌汁に恋してるんじゃ…って…としばしツボった。コップに入っていた水はぬるくなり、喉が渇いたから飲んだら「まずっ」ってなった。
--- *果たして弟の味噌汁への恋はどうなるのか——味噌汁は食われて終わったけど* ---