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We are hero
むかしむかし、ある街に優しい少女がいました。
彼女は困っている人をよく助けてくれたため、街では人気者でした。
彼女は怪我をした人を治したり、泥棒を捕まえたり、いじめられている人を守ったり、迷子になった子供を家に帰してあげたり、いつも街の平和を守ってくれていました。
やがて数十年が経ち、彼女の命は尽きました。
彼女の強い思いは亡くなった後も、『レインボーダイヤ』として街の人達の手元に残りました。
その優しさ、強さ、そしてみんなを分け隔てなく愛した慈悲深さを讃え、人々は少女をこう呼んだのです。
『生命のヒーロー』と・・・。
そして、年老いた彼女の遺志を継いだ3人の弟子が、レインボーダイヤにあった13の力を、秘宝として形にし、各地に散りばめました。
生命の秘宝、『レインボーダイヤ』。
勇気の秘宝、『大空の剣』。
愛の秘宝、『夢見る首飾り』。
知性の秘宝、『クィーンブック』。
情熱の秘宝、『太陽のランタン』。
心の秘宝、『オーロラブレス』。
治癒の秘宝、『癒しの杖』。
友情の秘宝、『友達のペンダント』。
絆の秘宝、『キラメキの懐中時計』。
執念の秘宝、『チタンシールド』。
希望の秘宝、『パンドラボックス』。
真実の秘宝、『本物を写す鏡』。
慈悲の秘宝、『海賊の宝冠』。
その秘宝はそれぞれ違う場所に暮らす人々が手にいれ、大切に持っていました。
今でも秘宝は、その人々が守り続けているのだとか。
それから時は流れ、現在。
ホタル「パパ・・・大丈夫?」
ダイオウ「あぁ・・・。なんとかな。だが、レインボーダイヤは盗られてしまった・・・」
ホタル「そんなこと言ってる場合じゃないわ。こんなに怪我して・・・あいつらなんだったのかしら」
カラフルピーチと出会い、レインボーダイヤを悪用しない約束で、それを守り続けることにしたダイオウ親子。
しかし、何者かにダイヤを奪われてしまったらしい。
そこへ少女がやってきた。
少女「ホタル、一つだけ宝物が残っていた」
ホタル「え・・・?」
少女「これ・・・『夢見る首飾り』は、ホタルが持っておくといい」
ホタル「私が・・・?でも、こんなの守れないわよ」
少女「大丈夫。いいかホタル、よく聞いてくれ」
ホタル「うん」
少女「私とホタルで、レインボーダイヤを取り戻すんだ。その首飾りがあれば、きっと大丈夫だ」
ホタル「これ、何なの・・・?」
少女「これは・・・『生命のヒーローが残した秘宝』さ。私も持っている。共にヒーローとなり、ダイヤを取り返そう」
少女は勇ましい笑顔を浮かべた。
最後まで見てないから、あの親子がどうなったんかわかんねぇ・・・。
なこちゃん教えてくれぇ