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何にもできないんじゃ誰もが振り向いてくれない
みおちゃんのお話
番外編の書く順番は
奏馬
みおちゃん
有吾
星輝
幸先輩
舞奈
勇気
あー憂鬱。
高校受験第一希望の高校落ちちゃった。
まあどうにか第二希望のところに入れたのは幸運だな。
はあ。明日から通常登校か。
わたし友達いないし。部活はどーしよ。
「ん?みお!」「え、え、まつりお姉ちゃん?帰ってきてたの?」
わたしには姉がいる。まつりという大学生の。
お姉ちゃんはサークルを組んでいる。軽音楽サークルかあ。
わたしもギター習ってたんだよね小6から中3くらいまで。
最近一切手をつけてないから埃でもかぶってるんかな。
「どう?何部に入りたいとかある?」「えっとえっと、、、ぅっ。」
はぁ。何やっても全てがダメ。何にも自信なんてないよ。
1週間後だよ、高校生活が始まるのは!こんな打ち砕けた弱い自分じゃだめだ。
だけど、、、、。
「もうそんなに落ち込まなくていいんじゃないの?」「だって何もでき、、、」
「できるでしょう?ギター。あなたかなりの腕前でしょう?先生からも讃えられてたじゃない」
「讃えられてない。大袈裟すぎるよ。お姉ちゃん。」「いいんじゃない?軽音楽部」
どんなひとがいるのだろうか。想像できない。
わたしがねぇ、、、、、。
新しくなれる?なれるなら!
「軽音楽部か。やってみようかなぁ、、。」「そう来なくっちゃ!こんな可愛いギターがホコリかぶってまで待ってるよお。」
「まっまだ決まったわけじゃないからぁ!もぉっ。」
一体どんな部になるんだろう。
どんな人がいるんだろう。