公開中
あんみつたち(第二巻)
主要人物
・餡蜜白玉(あんみつ しらたま)
20歳。趣味は読書。しっかり者で、面倒見がいい。
・浅倉明中(あさくら ぱいん)
20歳。趣味は歌うこと。明るくて、コミュ力お化け。
第二話「能力」
パイン「ちな、しらたまの能力は『知識』な。」
しらたま「、、、は?」
パイン「俺は、『過去視力』で、、、。」
しらたま「いや、説明飛ばしすぎだろ⁈」
依頼人「あの、、、。」
しらたま「あ、すみません。ご、ご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか。」
依頼人「あ、は、はい、、、。わ、私の息子が、行方不明になったんです!」
パイン「その子の名前は?出来れば特徴もお願いします。」
依頼人「え、えっと、、、。『前澤杏氷(まえさわ あんこ)』です。特徴は、、、ピンを付けていて、紫色の髪で、女の子っぽい感じが、、、。あ、あと、勉強とかしてる時に、目が紫色に光ります!」
パイン「、、、能力だな、、、。よしっ、報酬は、『息子さん』でよろしいでしょうか?」
しらたま「紛らわしい言い方は辞めろ!!」
依頼人「⁈え、えっと、、、。多分いいですけど、、、。」
パイン「よしっ、行くぞしらたま!」
しらたま「突っ走りすぎだよお前は!」
---
しらたま「あれ?、、、あの子じゃない?」
パイン「ん?なにが?」
しらたま「、、、ん?こっちに来てるよ?」
パイン「なんだろうねえ、、、。」
あんこ(恐らく)「あ、あのー、、、。」
しらたま「ど、どうしたの?」
あんこ(恐らく)「あの、、、僕、『前澤杏氷』っていうんですけど、、、。もしよかったら、つ、付き合ってください!」
パイン「え、、、ど、どっち?」
あんこ(確定)「んーと、白髪のほうです!」
パ&し「えええええええ⁈」
パイン「え、俺は?」
あんこ「お前なわけねぇだろ!」
パイン「いや、口悪っ⁈」
しらたま「、、、というか、君が誘拐された子?」
あんこ「、、、?誘拐、、、?そんなのされてないですよ?」
パイン「、、、ん?」
しらたま「、、、そういうこと、、、?」
---
パイン「只今戻りましたあ~!」
依頼人「ど、どうでした?」
パイン「フフフっもうすぐわかりますヨっ。」
あんこ「失礼します。」
依頼人「あ、あんくん⁈」
しらたま「パインがこの子の過去を見てわかったんだ。」
あんこ「ムダな労力使っちゃったねえw」
依頼人「で、でも、、、。」
パイン「知ってるよ。君があんこのストーカーだってことは。」
依頼人「え⁈ど、どうして、、、。」
しらたま「どうしてって、さっきも言ったじゃんか。パインがあんこの過去を見てわかったって。」
依頼人「そ、そんな、、、。」
あんこ「大丈夫☆警察には被害届出しとくから☆」
依頼人「、、、ご、ごめんなさい、、、。」
---
しらたま「んで、あの女は捕まったの?」
パイン「うん。」
あんこ「しら兄、ゲームしましょ。」
パイン「あ、俺も~!」
あんこ「、、、。」
パイン「って、無視⁈」
しらたま「二人とも、仲良くして、、、。」
あんこ「はい。分かりました、、、。」
パイン「って、俺を睨むな⁈さっきも言われたろ⁈」
しらたま「、、、絶対〇対メチャ〇ライヤーか?」
今巻も、読んでくださりありがとうございました。
まだ続くので、何卒宜しくお願い致します。
では、星海でした~☆