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ねこゆうれい1話 隕石
ここはねこの幽霊が住む街です。詳しくは幽霊と神様で分けられています。ですがどちらも死んだ猫です。「神様」はただ、能力が強いからといった理由で神様とされています。ここまで来ると、みなさんは、神様は村人(幽霊)を悪用しようとしている悪いやつ、、、そう思った人もいるでしょう。ですが違うのです。え?なぜかって?その答えは本文に書いてありますよ、、、。
#ここはどこ?周りが真っ白で、何もわからない。ただ、誰かが近づいて来る音だけが聞こえる、、、#
「は、、、」
思わず声に出してしまった。でも、周りは真っ白でも、真っ黒でもない。先程まで聞こえていた足音もしない。
「、、、、」
きっと、夢だったんだ。
「天乃!天乃!」
僕を呼ぶ声が聞こえる。
「はぁ――――」
長い溜息をついてから僕はベッドから飛び降りた。
「、、、おはよう。」
寝ぼけた声でそれだけいうと、友達は
「何ぼーっとしてんだよ、今日、隕石が落ちてきてこの星が滅亡するかもしれないっていうのに!」
いつもふざけてばっかりで、脳みそが溶けているんじゃないか、そう思うぐらい◯カなあいつ(友達)
が今日は真剣な顔をしていて、ちゃんとした言葉で話している。どうやら嘘ではなさそうだ。
でも僕はまだ寝たい。死んでも良い。毎日、毎日おまえ(友達)に起こされて変なことにつきあわされる毎日なんて嫌だから。
「、、、ふぅん」
それだけ言って僕は二度寝しようと寝室に向かった。
「あっ、おい!ボク今大事な話してるんだよ?!」
あいつ(友達)の叫ぶ声が聞こえる。
「僕に構わなくて良い。今逃げたところでどうせ死ぬんだろ。それなら寝ながら死んだほうが僕はましだ。」
「えぇっ!そ、そんな、、、。ちょっと待ってよ!」
―――それがあいつ(友達)の残した、最後の言葉だった。―――
気になる人はキャラクターを考えてくれると嬉しいです。
ちなみに、答えは本文に書いてあると言っていますが、この話だけじゃなく、他の話にも
書いてあります。