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思い出してよ…
りうらside
俺、好きな人いるんだ〜!!
誰かって?
それはね…
🐤「ないく〜ん」
🍣「ん〜なに〜?」
クラスメイトのないくん!
ないくんはかっこいいし、面白いし、優しいの!
一目惚れしちゃったのかな?
🐤「一緒に洋服買いに行こ〜!」
🍣「w急に?」
🐤「うん!」
🍣「じゃあさ、お互いに似合う洋服を見つける対決しない?」
🐤「おけ!」
店にて
🐤「ないくん!これどう?」
🍣「わー!かっこいい!!」
🐤「ないくんに似合いそう!!」
🍣「りうらは洋服センスがあるよね!この対決りうらの勝ちじゃない?」
🐤「いやいや、ないくんが選んだその服もめっちゃいいじゃん!」
🍣「そうかな~りうらには勝てないよw」
🐤「これせっかくだし、買おっか!」
🍣「うん!」
しばらく…
🍣「楽しかった〜もうこんな時間か〜帰ろう」
🐤「ちょっと待って!」
🍣「ん?なに?りうら」
🐤「えっと…その…」
今、言っていいかな?
🍣「どうしたの?」
🐤「こっち来て!」
🍣「?うん」
🐤「えっとね、りうら…ないくんのこと…」
🍣「?」
🐤「前から好きなんです!付き合ってください!」
🍣「…」
🐤「あ‥いきなりごめん…びっくりしたよね?断ってもいいy」
🍣「もちろん!俺もりうらのこと大好きだよ!」
🐤「え!?いいの!?」
🍣「うん!」
良かった…
それからりうらたちは仲良く暮らしていた(説明雑だな〜)
でも…
---
数ヶ月後…
学校
🐤「あれ?今日ないくん来てないの?」
先「あー?本当だなぁ体調不良かもな〜」
🐤「え?でもないくんL○NEに送って来なかったですよ?」
先「俺も連絡が来なかったから、よくわからんけど」
🐤「じゃあ帰りに行ってみます」
先「おん」(先生テキトー)
帰り
ないこハウス
ガチャ
🍣「え……?」
🐤「あ、ないくん元気?今日学校に来なかったでしょ?」
🍣「え……そう、だけど…」
🐤「?どうしたの」
🍣「君…誰…?」
🐤「えっ」
何?いきなり…
🐤「えぇ!?り、りうらだよ!?」
🍣「誰?…てかなんで俺のこと知ってんの…?」
🐤「り、りうらは…ないくんのクラスメイトだよ…」
🐤「ないくんの恋人だよ…?」
🍣「ぇ…は…?」
🍣「…」
🐤「L○NEだってしてるじゃん」
🍣「?そうだっけ…」
🐤「忘れたの…?」
🍣「?何が…」
🐤「りうらのこと」
🍣「知らないよ…?」
🐤「そんな…」
🍣「…」
バタン
🐤「……」
どうして…何があったの…?
ないくん、忘れちゃったの?
嫌だ…なんで…
次の日
🐤「昨日のは…ドッキリとかかな…?だといいけど…」
行ってみよう…
少し心配だけど…
ピィィィィィィンポォォオォオォォォォオオオォン
🍣「また…」
🐤「ないくん」
🐤「本当に…忘れちゃったの?」
🍣「君は最初から知らないよ?」
🍣「では…」
🐤「待って!」
バタン
🐤「…」
🍣母「あれ…りうらくん?」
🐤「あ…こんにちは」
🍣母「こんにちは、どうしたの?」
🐤「ないくんと…話したくて来ました…でも…ないくんは…りうらのことを覚えてないから…」
🍣母「そのことなんだけど…ちょっと話していいかな?」
🐤「?はい」
🍣母「ないこね、私やお父さんのことも…忘れたの…」
🐤「え…?」
🍣母「で、昨日学校に行ってなかったよね」
🐤「はい…」
🍣母「その時にね、病院に行ったの。そしたら…」
🍣母「“消恋病”だったの…」
🐤「え…それって…」
🍣母「大切な人、恋人のことを忘れる病気…大切にしている程思い出せないの」
🐤「だからないくんは…」
🍣母「ごめんね」
🐤「大丈夫ですよ…これは誰も悪くないので」
🍣母「そうだよね…どうしたらいいのかしら」
🐤「ないくん…」
1週間後…
あれからずっと…ないくんは学校に来てもりうらと関わらなくなった…
1人でいることが多くなっているきがする
どうしたらいいんだろう…ないくんは…どう思っているのかな?
このままは嫌だな…
思い出してほしい…
帰り
帰り道も寂しいな…
普段なら…前だったら…笑い合いながら帰っていたのに…
🍣「…」
後ろにないくんがいる…でも話しかけても…きっと思い出してくれない…
どうしたらいいんだろう…
🐤「ポロポロ…」
そんなことを考えていたら…急に涙が溢れてきた
でも、拭う気もない…りうらはただただ泣くことしかできない…
どうしてだろう…なんでこんなことになったんだろう…
このままないくんとの距離がどんどん遠ざかるのかな?
嫌だ…絶対に…
🐤「…ポロポロ」
堪えないと…
ないくんとまた…笑ってお話したいな…またお洋服買いに行って対決したいな
家
どうしよう…ないくんに…伝えないと…いけないのに…
勇気が出ない…でも関係が遠ざかるのは嫌だよ
頑張って…言わなきゃ…
ないこハウス
ピィイィイ⤵ィィィイイイィィイン⤴ポォオオォォォオオ⤵ォォオン⤴(修理して^^;)
🍣「…」
🐤「ないくん…ポロポロ」
🍣「…何?」
🐤「グスッ…りうらのこと…思い出してほしい…」
🍣「なんで…泣いてるの…?」
🐤「ないくんと…また…グスッお話して…お洋服買いに行きたい…」
🍣「…」
🐤「前みたいに…仲良くしたいよグスッ…ポロポロ」
🍣「前…?」
🐤「うん…グスッ」
🐤「思い出してほしい…ないくんと一緒にいたい…グスッ」
🍣「…ポロポロ」
🐤「ないくん…?なんで…泣いてるの…?」
🍣「分からない…なんで…」
🐤「思い出した…?」
🍣「思い出せない…ポロポロでも…忘れちゃいけない気がする…」
🐤「ないくん…ポロポロ…頑張って…思い出して…」
🍣 コク
🐤「またね…」
ないくんが思い出せますように…
ただ願うしかなかった…いつかまた思い出してもらえるように
だけど…
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1日後…
先「残念なお知らせがあります」
🐤「…?」
モ「なんですか…?」
先「ないこさんが亡くなりました」
🐤「!!どうして…」
先「自殺だと思います…詳しくはまだ分かりませんが」
🐤「え…」
なんで…なんで…
昼休み
ないくん…どうして…
🐤「グスッグスッ…やだよ…」
🐤「な、なんで…グスッ」
りうらが悪かったのかな…?
しつこすぎた…?嫌だったのかな…
🐤「ないくん…」
屋上
🐤「今、会いに行くよ」
飛び越える
ドンッ
🐤「…」
は?
変な終わり方すんな!
失礼しました…
ないちゃん sideでも書く予定です
おつきら〜