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Forever My Best Friend 第7話『~ past events and unexpected things』
調月です!
今回の話は新キャラが出てきます。それではご覧下さい。
抗争日前夜
優香「……特攻隊って…上の立場なのかな…?」
??「そうだよ。」
優香「……えっ!?だ、誰!?」
??「私は桃瀬 裕乃。」
優香「桃瀬……裕乃………?あ、あの桃瀬さんって…特攻隊なんですか…?」
裕乃「特攻隊 副隊長だよ。というか呼び捨てでいいしタメだから敬語使わなくていいよ。」
優香「じゃ、じゃあ裕乃ちゃん…」
裕乃「よろしくね!優香ちゃん!」
優香「あのさ、ゆ、裕乃ちゃん。」
裕乃「ん?どうした?」
優香「私って特攻隊 隊長代理って聞いたんだけど…もしかして前に誰か、辞めてっちゃったの?」
裕乃「あぁ。そっか。優香ちゃんは特攻隊 隊長 柊 一紗の代理。一紗さんが辞めてった理由は分からないけど裏切らないと絶対思ってるんだ。」
優香「そう…なんだ。柊さんの代理がわ、私なんかでいいの…かな…?」
裕乃「総長が決めたから大丈夫。久利生さんはちゃんと見る目があるし、しっかりしてるからね。」
優香「そ、そっか。」
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次の日
抗争日当日
秋咲神社 駐車場 8:42
優香「怖そうな人が…」
裕乃「アイツらが敵チームの悪苦魏夜苦無堂。中には一紗さんもいる。」
杏樹「……………………」
巳火「皆集まったか?」
杏樹「……………あぁ。」
早稲田「破幽凛獲、集まったか。」
悪苦魏夜苦無堂 No.5「さて抗争始めるぞ。」
乙葉「………………」
杏樹「行くぞ!お前ら!!」
早稲田「ついに始まったな。乙葉。」
乙葉「………この日がずっと待ち遠しかったぜ……杏樹…!」
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杏樹「…………乙葉…。」
杏樹「…………………何であの日…辞めていった……?」
乙葉「………お前が…………お前が悪いんだ………。」
杏樹「…………。」
乙葉「お前が…‥あの日の前の日に……」
---
乙葉が破幽凛獲を辞める1日前
ある暴走族との抗争後
乙葉「今日も暴れられたー。」
杏樹「皆、お疲れ。」
巳火「アイツら、思ったより少しだけ手強かったな。」
汐里「そうだね。」
一紗「杏樹やり過ぎだったよなー!」
乙葉「だよねー。さすが杏樹。アイツ、めっちゃ痛そうにしてた(笑)」
杏樹「あ?痛そうにしてたのか?」
乙葉「うん。そうだけど?」
杏樹「笑い事じゃねぇ。謝ってくる。」
乙葉「は?別に喧嘩してるんだから普通じゃん。杏樹は何も悪くないよ。」
杏樹「でも…!そんな痛そうにしてんなら責めて謝るのが普通だろ!?」
巳火「杏樹、落ち着けって!」
乙葉「そうだけどさ…」
タッタッタ
乙葉「くっだらな。優し過ぎだよ。杏樹は。」
乙葉「それくらい普通の不良だったら、気にしないよ。」
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帰りにて
ドンッ
杏樹「いってぇ。」
男の不良A「あン?テメェ…ぶつかっといて謝りもできねぇの?」
杏樹「………悪りぃ…。」
男の不良A「お前、本当に不良かよwwただの喧嘩もできねぇ奴に見えるけど?」
乙葉「あ?テメェ………今何つった?」
男の不良B「お前関係なくね?」
乙葉からは怒りが止まらなかった。
ボコッ
乙葉「テメェらに杏樹の何が分かんだよ…!」
巳火「乙葉…!大丈夫だよ。ほら行k…」
ゴッ
巳火「………ってぇ……乙葉………お前、いつもと違くねぇか!?」
杏樹「……乙葉……。」
乙葉「何?」
杏樹「仲間を殴るは無ぇだろ!?そんな事すんならお前は仲間じゃねぇ!!」
乙葉「‥……………は?」
一紗「杏樹…!お前も言い過ぎだろ!?仲間じゃねぇは流石に…」
乙葉「いい…。頭冷やしてくる。」
汐里「乙葉…!」
ブツブツ ブツブツ
乙葉「………杏樹…………私の事なんて認めてなかったの……?……………何で………杏樹……。そうだ…私はもう杏樹の仲間じゃないんだ…。私は悪くない………‥…杏樹が悪いんだ…」
次の日
乙葉「私、破幽凛獲辞める。」
杏樹「……………は!?」
巳火「どうしたんだよ!?急に!!」
乙葉「杏樹に私は必要ないんでしょ………?」
一紗「乙葉……お前‥…何言って…」
乙葉「一生関わらないから……」
汐里「乙葉…!待ってよ…!」
あの事が起きてから乙葉は杏樹達と決別した。
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乙葉「お前が言ったんだろ?仲間じゃないって…!だから私はそれに従って辞めたんだよ!!」
杏樹「………………」
乙葉「だから、お前の事を殺したくてしょうがなかった…」
ボコッ
杏樹「ッ………」
ドゴッ
巳火「杏樹…!!」
乙葉「だから…お前が死ぬのは今日…」
乙葉はあるものを取り出した。
乙葉が取り出して持っていたのは刃物だった。
巳火「乙葉!!」
汐里「乙葉…!!!やめて…!!!」
杏樹「…………乙葉……悪かった……………ワタシが悪かった…‥‥…本当はそんなこと思ってない…………今頃反省しても‥……遅いって分かってる‥ワタシのせいでお前を傷つけた‥。」
乙葉「…………杏樹……………………………。ごめん‥……私が勝手に思い込んでただけだった……。反省するのは私の方だ……よね」
早稲田「!?」
早稲田「おい!お前ら、アイツを柊をやれ」
悪苦魏夜苦無堂 No.4「何で!?柊は何もしてないですよね?」
早稲田「今分かったんだよ。アイツが裏切り者だって事を」
裕乃「一紗さん…!!」
一紗「裕乃。どけ…」
裕乃「今ここで破幽凛獲の誰かを倒したりしたら破幽凛獲の本当の敵になっちゃいます!!それでもいいんですか!?一紗さんがそんなことしないって分か……」
ボコッ
一紗「裕乃………私は本当にもう破幽凛獲の味方じゃねぇんだよ。だからもう…」
裕乃「あなたがそんな事をするわけないから言ってるんです!!私は分かってます!!じゃないと止めるわけないだろ!!」
一紗「分かってるのか?証明して見ろよ…」
タッタッタッタ…
裕乃「!?一紗さん!!後ろ!!」
一紗「!?」
ゴッ
ドンッ(倒れる音)
裕乃「一紗さん!!?おい!!テメェ!!何してんだよ!!」
早稲田「……………」
巳火「一紗!?」
汐里「………!!!?誰か救急車呼んで!!」
破幽凛獲 親衛隊 隊員A「は、はい!!」
どうでしたか。
次は8話を上げます。お楽しみに。