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白と黒のグリンプス編について
私の二次創作、白と黒のグリンプスのネタバレをしまくっています
・今回のオリキャラ
有島武郎
能力 或る女の一瞥
対象の生涯の中で、最も忌まわしい“愛”の形をリフレインさせる。また、愛する人物が離れていく姿の幻影を見せ、(副産物的に)精神崩壊を行う。
容姿 女性のような美しさのある男性
メモ 既に故人であり、異能が手鏡に閉じ込められていた。手鏡の話は怪談となっていたが、芥川と敦が割ったことにより消え去った。生前はマフィア準幹部。美しさと強さを欲していた。また、蘭堂さんとは一応知り合い設定。懐かしい、と言ったのは、自分を思い出したからなのか、それとも……?
元ネタ・小ネタ集
・キャラの元ネタは有島武郎さんです。……まあ、なかなかな経歴の方です。うん。
・異能力『或る女の一瞥』の元ネタは有島武郎作『或る女』。主人公の苦しみや痛みの、擬似体験的な何かをさせようと思い、この異能になりました。
・ついでに言うと題名の元ネタも『或る女』。これは原題が『或る女のグリンプス』であることからです。グリンプスとは“一瞥”や“印象”のこと。異能名も此処からです。
・異能力は精神干渉ではなく、幻影の異能に分類されます。言うなれば認識干渉でしょうか。生前は、細雪の攻撃性高いバージョンだった模様です。副産物的に精神崩壊を行う異能力ではあります。
・異能力が手鏡に籠ったという設定の由来は、『或る女』の主人公が、自分の美が衰えていく様子を恐れたことから。だって、手鏡と言ったら現実の自分を突きつけるものであり、異世界を映し出すものですからね!
・また、怪談話の集いの際、鏡花ちゃんが話したのは『夜叉ヶ池』であるという裏設定があります。鏡花ちゃんのセリフ、『月がいよいよ明るくなっていった……』は、夜叉ヶ池の最後の文、『月いよいよ明なり』を現代語に直訳しました。(最初は羅生門のエンドを話させていたのですが、夜叉ヶ池に変えました)
・手鏡は、生前は異能の媒体というよりも、純粋に私物。希少なアンティークらしいです。太宰さんが知っていたのは、彼が殉職した際の資料として、其れが記載されていたからかと。
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・物語の流れ
今回は流れはそんなに難しいものでは無かった、かな?
簡単にいうと、
怪談の集い
↓
共同任務
↓
鏡花ちゃんの相談 芥川に任務の下命
↓
敦に依頼
↓
エンカウント
↓
クライマックス
の流れです。
前作ほど事件が中心じゃ無かったので、ざっくりしてますね。
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あっさりしすぎて話すことがない。
千文字も言ってないぞ!?
嘘だろ……。
あ、有島が亡くなったのは、蘭堂さんの少し後くらいの設定です。
普通に任務でお亡くなりになりました。蘭堂さんの事件は関係ないです。
よし、千文字行った。
ありがとうございました!