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II 『味方』
【エマ・パークティス / Emma Parktis】
→殺人罪で残り30日の死刑囚。
誕生日は7月12日。年は19。
活発で騙されやすい性格をしている。
--- IMU side ---
【エマ・パークティス】
「み、味方ってなんですか‥!?」
女の子‥エマは驚いている。
見知らぬ男に声をかけられたらそりゃ驚くか。
【イム・ライファ 協力者】
「そのまま。冤罪で逮捕された君達を助けてあげる。」
【エマ・パークティス】
「えぇ!?冤罪って知ってるんですか!?✨」
【イム・ライファ 協力者】
「あ、あぁ‥」
エマの顔や見た目、動きは見えないが、
きっと凄く驚きながら凄く喜んでいる。
【イム・ライファ 協力者】
「‥俺も昔、逮捕された事があったんだ。」
【エマ・パークティス】
「イ、イムさん?も!?」
【イム・ライファ 協力者】
「あぁ。でも、冤罪だったんだよ、それ。」
【エマ・パークティス】
「‥なんか、冤罪逮捕多くないですここ?」
【イム・ライファ 協力者】
「俺も少しそう思った。」
【エマ・パークティス】
「私もギルもコニーも冤罪逮捕だから‥最低でも4人は冤罪逮捕してますよ!?」
【イム・ライファ 協力者】
「ちょっと警察が仕事してるのか不安になってくるよね。」
【エマ・パークティス】
「はい‥」
【イム・ライファ 協力者】
「だから‥おっと、話がズレていた。あー‥とにかく、俺はそう言う事情で君達を助けようとしてる。だから___」
【エマ・パークティス】
「脱獄しようって事ですね!?✨」
【イム・ライファ 協力者】
「‥あぁ。」
エマは凄くグイグイくる。
元気だし、若いっていいなぁ((
【エマ・パークティス】
「で、で!私何したらいいですか!?」
【イム・ライファ 協力者】
「うーん‥ここの窓開けれる?」
【エマ・パークティス】
「えっと‥ チラッ ごめんなさい、監視カメラに映るので開けれないです、!」
【イム・ライファ 協力者】
「やっぱりそっかぁ‥じゃあ、抜け道教えてあげる。」
【エマ・パークティス】
「抜け道!?」
【イム・ライファ 協力者】
「エマ、ちょっと声大きいかも。」
【エマ・パークティス】
「ご、ごめんなさい‥!」
【イム・ライファ 協力者】
「気をつけてよ?バレたら即処刑場行きだから。」
【エマ・パークティス】
「 ヒッ き、気をつけます‥」
【イム・ライファ 協力者】
「‥抜け道はどの牢屋にもあるところさ。探してごらん。」
【エマ・パークティス】
「えーっと‥他の牢屋もある場所なら‥」
【コニー・ジェント】
「んん‥エマ‥」
【エマ・パークティス】
「え‥コニー!?」
【コニー・ジェント】
「‥ん パチッ んんー‥も、朝‥?」
【イム・ライファ 協力者】
「‥彼は?」
【エマ・パークティス】
「あ、 コニー・ジェント です!」
【コニー・ジェント】
「んぅ‥だからエマ、誰と話してるの?」
【エマ・パークティス】
「あ、えっと‥!」
【イム・ライファ 協力者】
「 クスクス 少しあっちの牢屋行ってくるね。」
【エマ・パークティス】
「は、はい!」
--- ギギ‥ガチャガチャ‥ガタン‥ギギ‥ ---
【コニー・ジェント】
「?‥なんか外から音しない?」
【イム・ライファ 協力者】
「やぁ」
【コニー・ジェント】
「〜ッ!?はッ、誰!?」
【イム・ライファ 協力者】
「あぁ、俺はイム・ライファ。君たちの協力者。」
【コニー・ジェント】
「協力者‥?‥‥あ、脱獄しようとかそう言うことですか?」
【イム・ライファ 協力者】
「‥君は天才かい?よく分かったね。」
【コニー・ジェント】
「いえ、なんとなくですけど。」
【イム・ライファ 協力者】
「そっか、じゃあ抜け道だけど‥」
--- ガチャ‥ギギギ‥ ---
【エマ・パークティス】
「!」
【??????・???? ??】
「037564、037548。」
【コニー・ジェント】
「‥《《ララティーナ》》看守‥」
【ララティーナ・シルビー 看守】
「ずっと窓を見ながら何か喋っているようだけど、何かあったのかしら。」
【エマ・パークティス】
「えっと‥」
【コニー・ジェント】
「‥星を、」
【ララティーナ・シルビー 看守】
「星?」
【コニー・ジェント】
「はい、星です。見てください看守。今夜は星が輝いて見えます。」
【エマ・パークティス】
「そ、そう!凄く凄く綺麗なんです!!『綺麗だね〜!』って話してました!」
【ララティーナ・シルビー 看守】
「‥そう。看守塔に戻る道で見てみるわ。他には何もないのね?」
【コニー・ジェント】
「ないに決まってるじゃないですか ニコッ 」
【ララティーナ・シルビー 看守】
「‥なら、先程ウィルが叱りに来たと思うけど早く寝なさい。」
【エマ・コニー】
「は、はい! / はい。」
--- ガチャ‥ギギギ‥ ---
【エマ・パークティス】
「ッはぁ〜!焦った〜!」
【コニー・ジェント】
「ナイス、エマ。話し合わせてくれてありがとう ニコッ 」
【エマ・パークティス】
「うん、!あれで褒めてくれて嬉しい!」
【イム・ライファ 協力者】
「えっと‥俺、帰った方がいいかも?」
【コニー・ジェント】
「ごめんなさいイムさん。あなたの為にも、帰った方がいいかもしれません。」
【イム・ライファ 協力者】
「だよね。‥じゃあ、また明日の夜中会おう。」
--- ギギギギギ‥ガタガタン‥タタ‥ ---
---
--- EMA side ---
【コニー・ジェント】
「‥エマ。次からは気をつけなよ?おやすみ。」
【エマ・パークティス】
「うん‥以後気をつけます‥おやすみ!」
コニーは咄嗟に何か言い訳が思いつく。
私はそれに乗るだけ。
‥脱獄、かぁ。
___少女は天井に向かって手を伸ばした。
【エマ・パークティス】
「ここから‥出る‥‥‥」