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絵師になりたい〚2〛
--- 第4章 どんなものに… ---
とりあえずやってみよう。
そう思ってキャラクターを描く準備をして鉛筆を持つ。
「まずあれは攻撃が来るからカッコいいけど身軽な見た目がいいだろう。
だとしたら男のキャラがいいかな。」
そう思い男性の形をなんとなく描いてみる。
そして次に装飾品。
「どんなものにしよう…」
ネットで[バトル系 キャラ 見た目]で調べる。
すると白色の髪のキャラ、制服のキャラとか色々出てきた。
「あいつがつくっているゲームはレーザービームがほとんどだから未来っぽい見た目で…」
描いていると少し気分がのってきた
そして気づいたら描きながら寝落ちしていたらしい
身体が痛かった。
そして自由帳に、かっこいいキャラクターが完成していた。
「おはよ!」
八畑が抑えめだが元気に挨拶をする。
「ん。はよ。」
一方俺は結構眠い。やっぱり布団で寝たほうが絶対良かっただろうな。
「ねえねえねえねえねえ。絵描けた〜?」
と八畑が聞いてくる。まだ甲澤が来てないのにな。
「待て八畑。甲澤が来てからだ。」
そういうと
「了解。あとさ、俺のこと宗樂って呼んでいいぞ!」
と言ってきた。
俺は誰彼問わず名字呼びがいいんだが…
そこへ
「おはよ。」と、甲澤が来た。
「おはよ甲澤!あのさ、ゲームの絵描けたらしいぜ!」と八畑、いや宗樂が言う
「え!早いんだね。結構時間かかるって言ってたのに。」
あ、一応聞こえてはいたのかよ。
「まあ出来たけど、これ。とは言ってもキャラデザだけだけどな」
そういって昨日描いた紙を手渡す。
「すげえじゃん!かっこよ!」と宗樂。
「僕とはぜんぜん違う。上手だ。」と甲澤が言う。
でも…
「これはまだ未完成だ。甲澤のゲームには入れられない。」そう言うと宗樂が
「ええ!?なんでぇ?」と聞いてきた。
「だって甲澤のゲームはパソコン内にあるだろ。立ち絵がアナログイラストで他がデジタルだなんておかしくなるだろ。わかったか宗樂。」
そういうと宗樂は納得したようだ。
‥でも問題がある。
「じゃあさ、この後デジタルで描くの??」と宗樂が聞いてきた。
「いや。無理だ。」と簡潔に答える。
「!?なんでだよ!なんかあんの?」と聞かれる。あんま答えたくないけど…
「あのさ、実は俺、アナログが出来てもデジタルは出来ないから。」
そう答えた瞬間、甲澤と宗樂が教室中に響く大きな声で
「えええええええええええ!!???」
と叫んだ。
俺はただでさえ耳が聞こえやすい。
大音量で響く声が耳元で轟いた。
うるさい。
ちょっとしたミニ劇
甲:甲澤
主:主人公の人
宗:宗樂
甲「にしてもさ〜。なんか気づいたら作中で、宗樂だけ名前呼びなんだね。僕は?」(無言の笑顔による圧力)
宗「ああ。俺がお願いしたら呼んでくれた〜」
主「ちょ、宗((お前やめろ面倒くさい。
甲「ねえ。僕も名前で呼んでくれるよね?ニコッ☻」
主「はい。喜んで呼ばせていただきます。勉我さん」ガクガクブルブル
甲「さん付けじゃなくて『勉我』で大丈夫だよ〜」
一番怖いのは甲澤、じゃなくて勉我だな…。