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あの………好きバレしてますよ?
私立常磐高校
偏差値67、東京都◯◯区??庁✗✗✗-▲▲-□□
校長先生から1言
「生徒は活気がとてもあり、交流関係もよし!職員一同、全力サポートして参ります!」
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東京の一等地に佇むその敷地は、まるで高級リゾートか美術館のようである
校門は、威圧感のある鉄格子ではなく、白大理石をあしらったモダンで開放的なデザイン
自動で開閉する最新のセキュリティゲートでありながら、周囲には四季折々の花が植えられており、名門校特有の「近寄りがたい堅苦しさ」を一切感じさせない
門をくぐれば、青空に映えるまばゆい白を基調とした校舎がいくつか整然と並んでいる
全面ガラス張りのエントランスや、おしゃれなテラス席のある中庭など、どこをとっても洗練された美しさとアットホームな爽やかさが同居している
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制服は黒と金色を基調としている
白いYシャツに黒色のブレザー、ブレザーには常磐高校のマークの紋章が縫い付けられている
男子は先程の制服に加えてスラックスパンツと学年ごとの色のネクタイがついてくる
女子は先程の制服に加え、スカートと学年ごとの色のリボンがついてくる(ネクタイに変更可能)
リュックやスクールバッグなど形状は問わない
全員黒のローファーを着用すること
一年:赤色のネクタイまたはリボン、ジャージ
二年:青色のネクタイまたはリボン、ジャージ
三年:緑色のネクタイまたはリボン、ジャージ
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桜吹雪が舞う頃、新入生333人はアリーナで入学式を行っていた
私立常磐高校は人気なだけあり、全校生徒は1000人を軽く超えている
航太は暇で他の人を観察していた。すると航太はとある一人の男子の所で目が思わず止まった
「………あ」
航太は一目惚れしてしまった。
それから入学式は集中できなく、結局あの男子の名前も分からなかった。
仕方無く航太は自分のクラス、1年A組に向かった。
教室も所々高級感を感じられ、常磐高校の財力が一目で分かった
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教室に入り何気なく周りを見た途端気付いてしまった。
そう、あの男子が居たのだ。
航太は迷わず話し掛けた
*常磐高校新1年生は、1クラス約40人程で構成されていて様々な人がいる*
*その中でも「湊航太」は一際目立っていた*
*生まれつきまつ毛が長く目も大きい。何より焦げ茶の髪色に七三寄りのセンターパート風マッシュウルフ、少し長めの毛束と襟足に外ハネ気味の無造作なレイヤーが特徴的だ*
*そして何より常磐高校は制服の自由度が高く、航太はYシャツの上に赤色のパーカーを着てブレザーを羽織っている*
*周りの女子から初日ながらも噂されている*
*だが航太はそれどころではなかった*
*そう、あの入学式の時に見た男子が同じクラスだったのだ。しかも幸運なことに男子の後ろの席*
*航太は勇気を振り絞り話し掛けてみた*
「あ、あの!俺湊航太!コウって呼んでくれない?よかったら友達になりたくて…!」
*すると男子は振り返った*
*やはり綺麗な顔立ちで航太は思わず息を飲んだ*
*切れ長の目に白い肌。黒髪の少し重めマッシュウルフに、目にかかる前髪と顔に沿うような長めのサイドバングに長めの襟足*
*いわゆる「陰キャ」っぽい見た目だが、その顔立ちや色白さだと陰キャよりも「隠れイケメン」という言葉の方が似合うだろう*
*男子は航太を見て言った*
「あ……俺は濱崎海斗、別にいいけど…」
*航太はその言葉を聞き、少し安堵した*
「ほんと!!よろしくね海斗!」
「…おう、よろしく湊」
「コウって呼んでよ〜!」
「……湊」
「コウ!」
「……湊」
「コ•ウ•!」
「……み•な•と」
「もー!」
*航太は笑った*
「海斗面白!そういえば海斗は何部入るのー?」
「………適当に写真部とか」
「へー!そうなんだ!因みに俺はバスケ部!中学の時もやってたんだー」
「…そうなんだ、ちょっと分かるかもな」
「えー!何それ!笑」
「それじゃあ海斗はさ、前何中だったの?」
「…俺は緑ヶ丘中、湊は?」
「俺桜元中!」
「え?凄くね?たしかあそこまぁまぁ賢くなかった?」
「そうなんだよー!俺頑張ったんだ〜」
「…すげぇ……」
*2人が話していると、女子が近づいて来た*
*1人は長身で、腰まである黒髪のストレートロングヘアーに切れ長の水色の目、整った顔立ちに白い肌。そして白いYシャツを腕まくりし首にシルバーのヘッドフォンを掛けているかっこいい系の女子*
*もう1人は160cmくらいで、茶髪で少し毛先が巻かれていて制服をちゃんと着ている清楚な黄色い目の女の子*
*黒髪の女子が言う*
「わたし華月星羅って言うんだけど、2人よかったら友達ならん?」
*茶髪の女子がおどおどしながら言う*
「わたしは神崎凜華って言います…!よかったらお友達に…!!」
*航太は笑って*
「いいよー!俺コウ、そんでこっちは海斗!よろしくね!」
「…よろしく」
「えまじ感謝メリーゴーランド」
「感謝………え?何て言った?」
「星羅はありがとうって言ってるよぉ〜」
「ギャルは凄いねー!」
「まぁね〜、そいえば2人ってもう担任知ってる系?」
「いや……知らないけど」
「誰何だろうね?優しい人がいいなー!」
「分かる〜!怖い人は嫌だなぁ…」
「ま行けるっしょー」
「(…ギャルのノリ恐るべし……)」
*それから数分後、担任らしき男が教室の前の扉をガラガラッと開けた*
*少し筋肉質、黒髪のマッシュヘアーでニコニコしている。180くらいの20代で女子からはひそひそと話す声が聞こえた*
*先生は教卓の前に立ちクラス名簿を置いた*
「僕は佐藤勇人!1年間このA組の担任を務める先生だよー」
「趣味はサッカーとか運動することで、担当教科は理科!」
「みんなのこと沢山知りたいからよかったらいっぱい話そうね!1年間よろしく!」
*佐藤先生はクラスのみんなを見渡し、海斗がいる所で一瞬目線が止まったが誰も気付かなかった*
「1限目はみんな自己紹介したら、配布物を配るよ!」
「2限目は学校のルールを話したら終わり!みんな気を付けて帰るんだよー!」
*チャイムが鳴った*
「あ……じゃあHRは終わり!みんな1限目の準備をして3分前には席に座ってるんだよ〜」
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*時はあっという間に過ぎ、下校時間になった*
*航太はリュックを背負い海斗に話し掛けた*
「海斗っ!帰ろーぜ!」
「あー、いいよ」
「よっしゃ!」
*航太は嬉しくなり心の中でガッツポーズをした*
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*駅は学生で溢れかえり、騒がしかった*
*まだ午前10時、晴天に桜の花びらが風に乗ってゆらゆらと彷徨っている*
*2人は電車に乗り揺られ、数駅たったら降りた*
「俺こっちだから………またな」
「おう!またね海斗!」
*海斗は小さく手を振り背を向け歩いて行った。航太は人混みの中へ消えて行った海斗の後ろ姿が見えなくなるまで手を振った*
*「「明日も会えるかな」」*