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東方×ドラえもん クロスオーバー
完全なる自己満となっております
※もしかしたらキャラ崩壊
※独自設定有りかも
霊夢「やっぱ、緑茶に限るわぁ〜…」
魔理沙「な〜」
早苗「ですね〜」
霊夢「…いつ帰ってくれるの?というか早苗、あんたは守矢神社の方はどうしたの?」
幻想郷__忘れ去られ、『幻想』となったものがたどり着く場所。そこで、楽園の素敵な博麗神社の巫女・博麗霊夢と、普通の魔法使い・霧雨魔理沙、奇跡の現人神である守矢神社の巫女・東風谷早苗がお茶を飲んでいた。今は紅葉が美しい秋だ。
霊夢「こんなのどかな秋の日が、ずーっと続けばいいのにn」
**??「「うわああああーーーーーっ!?!?」」**
博麗神社の裏側から、叫び声が響いた。
魔理沙「なんだ?新種の異変か?」
霊夢「その場合、わたし1人で片付けるから。…スペカの準備でもしときなさい」
魔理沙「ミニ八卦炉の準備はバッチリだ」
早苗「まあ、わたしも奇跡はいつでも起こせます」
恐る恐る、博麗神社の裏側へ行ってみる。
そこにはスキマに下半身が隠れ、上半身だけが見えているスキマ妖怪・八雲紫。
そして__
見慣れない男子と、謎の何か。
霊夢「…紫、誰?」
紫「人間よ。ほら、ルーミアとか、そこらの食料にしようと思ってね。そしたら、見事に山奥で捕まえられたわけ」
霊夢「あら、食料なのね。じゃあ、なんにもしなくていいか」
早苗「え、食料?…そうだ、わたしの常識は|ここ《幻想郷》の非常識だ」
魔理沙「ってか、そっちの青いの、本当に食べれるのか?」
?「青いのって何?ぼくはちゃんと名前あるんだけど?」
霊夢「うわ、喋った」
?「引かないでほしい」
男子と何かは、服や体についた砂埃をぱっぱとはらう。そして立ち上がる。
魔理沙「悪いけど、自己紹介はなしだからな?食料に話をするなんて、意味不明だから」
?「しょ…しょくりょ…?」
紫「ここに連れてきたのは、妖怪の食べ物にするためだから」
?「少なくとも、ぼくは食べられないと思うけど…」
ドラえもん「ぼく、ドラえもんっていいます。あ、ここでは『ほんやくコンニャク』はいらないんだ」
のび太「ぼくは野比のび太、よろしくね」
早苗「魔理沙さんの話、聞いてました?」
のび太「まりさ?」
魔理沙「わたしが魔理沙だ。まあ、魔法使い」
早苗「あ、わたしは東風谷早苗です。巫女です」
霊夢「わたしは博麗霊夢。ここの巫女ってことだけ教えてあげるから」
霊夢「というか、あんたたちは幸運ね。食料になっても、わたしたちの名を知れるんだから」
食料になっても、というのを聞いた途端、慌てだすのは普通だった。
のび太「どうしようドラえもん!食べられるんだってやばいよ!そもそもここに来たのが__」
ドラえもん「山奥に行きたいなんて言い出したのは君だろ!?こんな高性能な《《ロボット》》がいて__」
**早苗「ロボットですか!?」**
霊夢と魔理沙と紫の顔が、(あっ、)と何か気付いた表情になったときは、もうすでに遅かった。
霊夢(そういえば、早苗ってロボット好きだったな…)
紫(厄介なことになったわね…)
早苗「やっぱりこの人たち、生かしておきましょうよ!人里か、守矢神社かで!!」
紫「…本気?代わりの食料は?」
早苗「そんなの、わたしの奇跡で起こしてみせますよ!」
こうなると、誰も早苗を止められない。守矢神社の神・八坂神奈子でも、洩矢諏訪子でも。
紫はしぶしぶ、「じゃあ…しょうがないわね」と言った。
早苗「そうですか!それは良かったです♪」
紫「…というか、貴方たち、能力はあるの?ないと、けっこう厳しいわよ」
ドラえもん「ぼくは…いろんな魔法が使えます。なんでもできます。いろんな機械があるので」
魔理沙「機械?にとりあたりが喜びそうだけど」
__のび太「…ぼくってなんかあったっけ?」__
__ドラえもん「適当に、一瞬で眠れるとか言っときなよ」__
のび太「一瞬で眠れます」
霊夢「疑わしいけど…まあいいわ、適当に暮らしなさい。んじゃーね」
そう言って、霊夢は博麗神社の中へ入っていった。
早苗ロボット好きでありがとうございます。おかげでドラえもんとのび太が生存できました。
1649文字でした。