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第一話‐救われた命
銘都はどうなったんでしょうね。
続きいくぞ・・・。
第一話START
in病院
俺は目を覚ました。
「銘都・・・。」
・・・なんだっけ。
「?」
「銘都?」
君は誰・・・
そう聞くつもりだったけれど、やめた。
なぜなら
向こうは俺のことを知った口ぶりをしていたから。
「大丈夫・・・?」
「うん。」
「天草銘都さん。」
「はい・・・。」
「貴方は、【記憶喪失】してますね?」
「・・・そうですよね・・・。」
「銘都・・・?」
やっぱり、そうだよね。
記憶喪失になっちゃったよね。
忘れちゃった。
「銘都。あのさ、いい忘れてたけれど、助けてくれてありがとう。」
あぁ・・・。
なんとなく思い出した。
この娘を庇った気がする。
多分、この娘が救急車を呼んでくれた。
だから、俺は、搬送され、早めなもんで、間に合った。
「こっちの台詞だよ。救急車を呼んでくれたんでしょ?」
そう言うとあの娘はなにかを察したような顔をして、話しかけてきた。
「|八幡 鈴菜《やはた すずな》です。|八幡 宮都《やはた みやと》の妹です。」
「・・・よろしくね。」
宮都・・・htmngu