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くらべられっ子前編
最期を迎える僕の小説
「私はくらべられっ子なんだって、とっくに知ってるよ
いっつも妹と比べられて
妹より劣ってるんだってさ、そんなの言われなくても分かってるのにね、何度言えば気が済むんだろう、比べないでよもう比べんなよ、なんでかなぁ
左側が痛むから困るよね
何となく差を感じてた、背伸びして生きてきた
ABCDEFG
どの選択肢を選ぼうと失敗ばっかでまた怪我しちゃったよ
「痛いの痛いの飛んでいけー!」
って思っても何のに頭に過って
いつの間にな泣いちゃってそんな自分にトドメをさしたくなってどれだけ楽だろうと考えちゃうんだ
捨てられたいな
くらべられっ子くらべられっ子とっくに知ってるよ
みんなより劣ってるのも分かってるよ
大切なモノをバカにされる運命なんだって
だから全て諦めたの、でも夢に出てくるの、可笑しいよね」