第1話 ‖ 幼馴染

僕は、実ることのない恋をしている。 遠い先にいる存在でも、画面の中の存在でもない。 いつも、僕のそばにいる人。 💗「あ~彼女欲しいな~」 💙「そんなこと言ってるからできないんだよw”顔は”いいんだし、頑張れ~」 💗「顔はってなんだよ」 💙「ww」 僕が好きなのは、幼馴染のさとみくん。 そう、彼は男だ。 叶うことなんてないから付き合いたいとか贅沢な考えをしちゃいけない。 今、この一瞬一秒そばにいれるだけで幸せだ。 そう、”言い聞かせている”。 ﾄﾞｶｯ 💙「うわっ？！」 💛「ころちゃんおはようございま~す！」 💙「る、るぅとくん、おはよう」 ❤️「るぅ~ちゃ~ん！！」ﾃﾄﾃﾄ 💛「あ、り~ぬ！」 ❤️「るぅちゃんおはよ！ころちゃんとさとみくんもおはよ！」 💙「おはよ~」 💗「おはよう」 💗「はよ学校行くぞ~」 💙💛❤️「は~い！」 --- ？「〜！」 💙「なんだろ、？」 💜「ﾊｧﾊｧ、みんな~！」 💙❤️💛💗「なーくん！」 💛「そんなに急いでどうしたんですか？」 💜「ジェルくんに、追いかけられてて、、！ﾊｧ、ﾊｧ」 え、 💗「どうしt」 ？「なぁあああくぅううううん！！！！！」 💜「あ、やばい俺行くわ」 💛「え？？」 ｷﾞｭｯ 🧡「なーくんおはよ♡」 💜「ジェルくん、、おはようだけど朝から追いかけないで、、」 ❤️「あのなーくんでも拒否るんだね」 💙「ジェルくんいつもなーくんにでれでれだしね」 💗「学校一のカップルだもんな」 そう、なーくんとジェルくんはこの学校でも有名なお似合いカップル。 文化祭ではこのカップルを一目見ようと他校から来る人もいたくらい(いや普通にすごBy琉生) 僕もさとみくんと2人みたいに、、 💙「いやいや、駄目だ！」 あ、 💛「ころちゃん大丈夫ですか？」 💙「ごめんごめん笑ちょっと考え事！」 💛「そうですか、、」 💙「、、ちょっとトイレ行ってくる！」 ❤️💜🧡💛「分かった~」 💗「、、」 💛「僕ころちゃんの様子見て来ます！」 🧡💜❤️「気をつけて~👋」 --- 最悪、、 さとみくんなんにも言わず僕の事見てた、、 もしかして僕、嫌われちゃった？！ 💙「どうしよう、」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ 💛「ころちゃん！」 💙「るぅとくん？」 💛「大丈夫ですか、？話、僕で良ければ聞きますよ。」 どうしよう。 正直に言うべきか、でも絶対きもがられる、 ここは適当に、、 💙「ごめん、花粉症でさw泣いてるって思われるの嫌だったから、、」 💛「そうでしたか、なら安心です！」 💙「ごめんねほんとwさ、みんなのとこ戻ろ！」 💛「はい！」 ？「嘘吐き。」