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天使と悪魔 #3 (訂正有)
更新が不定期すぎるw
**ここで少し、天使と悪魔の説明をしておこう。**
**人間界では、天使と悪魔の両方には羽のようなものが付いていると考えられている。また天使には金色の輪っかが頭の上に、悪魔には先のとんがった尻尾が付いていると考えられている。でも実際は違う。**
**天使や悪魔に、羽や輪っか、尻尾は付いていない。代わりに天使は髪色が金と白、悪魔は黒と赤、天使の目の色は茶色、悪魔は黒色になっている。**
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--- 校長の話、その他もろもろめんどくさいので省きます ---
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天使には天使のプライドというものがあります。入学式で「種族に関係なく~~~」と言いましたが(実際には悪魔代表が言ったのだが)、悪魔と共に学校生活を送るだなんて、私には到底無理です。
「リリー!どやった?悪魔代表は!?」
「リヴィ!もう最悪だよ!近くに悪魔がいるってだけで吐き気がする…」
彼女は**オリヴィア・ラファエル**。私の親友であり、親同士仲が良くて幼少期からの付き合いです。
「ね、クラス分け見に行かん?」
「いいね!行こう行こう!」
ビックバン学園のクラス分けは入学した時の1回しかありません。なので、このクラス分けが運命を、生死を左右すると言っても過言ではないのです!
「あ、見つけた!あれやないかな?」
「そうかもね。行ってみよう!」
「せやけど、人混みすごいわ」
「大丈夫大丈夫」
私は人混みの方へ近づいて行きます。
「ちょっと失礼。クラス分け、私たちにも見せてくれないかしら?」
「あ、リリエル様!」
「オリヴィア様もいらっしゃるわ!」
「どうぞどうぞ」
私が声をかけると、皆が私たちのスペースを開けてくれる。
これが、四大天使の力。四大天使とは、天使の中でも特別な力を持つ階級の天使たちのことで、言い換えれば**天使の中でも高い階級に位置する天使たち**ということです。四大天使の先祖は、ミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルです。
私は大天使ミカエルの子孫で、リヴィは大天使ラファエルの子孫です。
「えーとぉ…、あ!ウチの名前1組のとこに載っとる!リリーの名前もあるわ」
「ほんとだぁ!やった!うれし」
「せやな」
私たちは嬉しすぎてその場ではしゃいでしまいました。仕方ないことですが。
「他には誰がいるかな?」
「**ハリー**と**ノア**がおったらええねんけど」
「そしたらもう1組すごいことになっちゃうよ!」
「それもそうやね」
2人で笑う。もう一度、自分のクラスを確認しました。
「げっ」
吐き気がしました。
「どないしたん?」
「それがさ…」
「うん」
最悪すぎます。
「**悪魔代表の…ジャック・ルシファーがいた**」
「え?」
「だから、同じクラスに、あの悪魔がいるってこと!」
「え!ほな、ウチらと同じクラスに悪魔もいるってことなん?」
「そ、そういうこと…みたい」
「あちゃー、ウチは別にかまへんけど、リリーは筋金入りの悪魔嫌いやもんな」
「もう学校やだぁ…!」(涙)
小説で、初の、大阪弁を取り入れてみました!
「この大阪弁変」とかあれば教えて下さい。書き直します。
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