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第一羽໒꒱
毎週月曜日あたりに投稿します
一応不定期なのでわかりません
この世界は天国がある
それを仕切るのが、天使
天使になる人もいれば、天国に住む人も居る
うちは天使だった
死んでからずっと
仕事が来たら仕事をやって
なんとかこなしてきた
与えられた能力で、暴走したこともない
誰もうちに近寄ろうとしない
なのに…
神は、うちに相棒を与えた
神いわく、
神「暴走した時に止められるのは、相棒のみ」
だって言ってるけど
うちには関係ない
だけど、相棒はついてくる
相棒の名前は…
中瀬らう
らうは、活発で、元気で、うちとは正反対
なのに、神によって相棒にされて
地獄だとしか考えられない
ここには、前世の知り合いも来る
でも、うちは知り合いがわかっても
知り合い達はわからない
知り合いは、うちのことを嫌ってるから
産まれてきていない扱い、人権すらなかったんだから
---
らう「れあー!おはよっ♪」
れあ「…」
??「あらあら、可哀想に…」
?「あの子、彼女の事知らないのかしら…」
らう「なになに?!教えて!」
??「あの子に近づくのは辞めておいたほうがいいわよ」
?「あの子の生前は、い」
れあ「やめてっ!」
らう「ビクッ」
れあ「…それ以上、喋ったら、地獄に連れて行くから…」
??「やだねぇ!冗談はよしてよ!ねぇ!」
?「そ、そうね!君、名前は?」
らう「中瀬らう!」
??「そう、おばさん達は今から家に帰ってお茶するんだけど、ついてくる?」
らう「いいのっ?!行く行くっっていった!」
れあ「…らう、行くよグイッ(手を掴んで引っ張る)」
らう「痛っ!れあ痛いって!離して!」
れあ「家に帰るよ」
らう「なんでっ!(手を振りほどく)なんでお茶したらダメなの?!」
れあ「っ!それはっ…っ」
らう「僕の自由でしょ!?仕事も無いんだから!(??達の方へ行く)」
れあ「あっ!らう!!!!!!!!!!!!!」
…まただ
神「仲が悪いのぉ」
れあ「…仲が悪いのなら、相棒から外してもらえます?」
神「それは無理じゃ。お互いの欠点を補ってみれば、良いぞ」
れあ「…そういや…」
待って、あのおばさん達って…!
神「これ、どこへ行くんじゃ?!」
れあ「はぁっはぁっ」
まさか‥!
---
らう「おばさん達、家ってどこ?」
??「ふふ、もうちょっとで着くわよ」
らう「やったー!」
?「それより、お腹空いてるでしょう?着くのに時間がかかるから、お食べ」
らう「マジ?!いっただっきまーす!」
れあ「ダメッ!(能力でクッキーを弾いて手元に持ってくる)」
?「なっ?!」
らう「れあ?!」
れあ「らう…今すぐこっちに来て」
らう「なんで?!さっきも言ったけど、僕はおばさん達とお茶するの!」
れあ「っ…!その人達は‥っ…」
??「「うちの生前を知っているし、魔女だ!」って言いたいんでしょう?」
れあ・らう「っ…?!」
気付かれた…?!なんで?!
??「らう君、君に私達の事教えてなかったね」
麻衣「私は麻衣」
茜「私は茜」
やっぱそうだったか‥!
親戚だとしても、覚えてるやつはいるか‥クソッ
すると、らうの顔つきが変わった
らう「それで?だったらなに?」
れあ「…?!らう‥?」
らう「あ~あ、能力使わなきゃってなっちゃったじゃんか!おばさん達のせいで!」
らう「でも…久しぶりに能力使っていいってことだよね?」
麻衣「えぇいいわよ?やってみなさい」
らう「そう?じゃあ遠慮なくっ!」
麻衣「きゃあっ?!なによこれ!」
らう「僕の能力は、人をどこかに転送するのと、人を化け物にする」
茜「でも、それはひとりだけなんでしょ?!一度にできるのは!」
らう「だったらなに?」
れあ「…おばさん、うちの存在忘れちゃダメだよ(おばさんを能力で縛り付ける)」
茜「ぎゃぁぁぁぁ!」
れあ「フゥ…うちの能力は、人のものを取って呼び寄せる、その他にもいっぱいある」
らう「あれ、能力ってひとり2つまでじゃなかった?」
れあ「うちには、特殊な体質っていうか…役割があるから。神から特別に何個も能力をもらってるの」
らう「へー!てことは僕もお願いしたらいける?!」
れあ「無理よ。このことを神に言わなきゃ…あれ、テンフォンどこやったっけ…やば、無い」
らう「エ?!それやばくない?!」
れあ「大丈夫、祢々。おいで」
らう「うわっ?!可愛い!‥シマエナガ?」
れあ「そう、祢々、私のテンフォン探して持ってきて貰える?」
祢々は頷いたと思えば消えて、すぐ出てきた
らう「え!僕も欲しい!」
れあ「…ハァ祢々、神呼んでこれる?用事もあるから」
祢々はすぐに神様を呼んできた
神「なんじゃい?祢々を使って呼び出しおって」
れあ「らうが祢々みたいな子がほしいんだって」
神「おぉ、そうかそうか。でもなぁ、らう。祢々みたいな子をほしいのであれば仕事をきちんとしなけりゃ無理なんじゃ」
らう「え、僕ちゃんとしてるよ!」
れあ「そうじゃなくて、らう。あんた最近天国に来たでしょ?」
らう「え?多分…」
れあ「私は何年もやってるから神が祢々をくれたの」
神「ふぉっふぉっふぉ。れあはよく物を無くすからのぉ」
れあ「うるさい、能力使って吹き飛ばそうか?」
神「冗談じゃ冗談じゃ、w」
れあ「そうそう、神。テンフォンでおばさん達の事送っといたから」
神「あやつら、またやったのかい。地獄行きでも構わんか?」
らう「えー?!あの人達、地獄に行くの?!」
れあ「…うちの生前を喋ろうとしたし、攻撃しようとしてきたから」
らう「え、じゃあ僕がさ!化け物にして地獄に転送する!」
れあ「‥神、それならいい?」
神「まぁ良しとするかのぉ、それで、そやつらは今どこに?」
れあ「祢々、探して連れてきて」
祢々は茜と麻衣をすぐに連れてきてくれた
らう「おばさん達!さっきはどぉーも!」
麻衣「あら、わたしたちの事、開放してくれるのかしら?」
茜「開放するならさっさとしてちょうだい!」
また、らうの顔つきが変わった
らう「ニヤリそりゃどーも!(能力を使う)」
らう「おばさん達!良かったね!今から開放されるよ!」
茜「…!麻衣、あんた顔どうしたの?!」
麻衣「茜こそ‥!顔が魔女よ?!」
らう「魔女にしてあげたんだー♪かっこいいっしょ?」
茜「さっさと開放してちょうだい!」
らう「じゃあお構いなく☆(地獄へ転送させる)」
らう「これで帰ってこれないよ!」
らうってすごいな…
れあ「じゃあうちは買い物して帰るね」
神「うむ」
らう「れあ〜!今日はシチューがいい!」
れあ「…はいはい」
神「すっかり懐かれておるのぉ」
れあ「うるさい、」
らうになんか、バレたくない事あるんだから
**`関わりたくなんか、ないんだよ…`**