公開中
3⃣ suicide candidate
「ねぇ、、」
知らず知らずのうちに声をかけていた
「どうして死ぬの…
貴方達は私と違って奇麗なのに…!!」
彼女たちにも悩みはあるのだろう
けれど、奇麗な顔をして、きっと私よりも幸せな生活をしていたのに
顔が奇麗なだけで、幸せな筈なのに
何不自由なく幸せに生きていたのでしょう?
そのまま幸せに生きてなさいよ!
死は不細工な人の救済なの!
「あたしが奇麗?バカげたこというんじゃないよ」
「そうよ。私なんて、鼻は低いし、目だって小さいし、、」
何いってんの、、この人たち、、
「貴方こそ、とても整ってて奇麗じゃないの。自信もって生きなさいよ。」
「どうして貴女に言われないといけないの!静かにしててよ!」
「お世辞なんて聞き飽きた!かわいいね、なんていったって心の中では見下して、、!!」
これが本当の気持ち
かわいいなんて言わないで
惨めになるだけ
*「やぁ、醜きプリンセスたち。」*
誰ッ!?
天井..空から声が聞こえてきた
*「私は、アーグリィ」*
アーグリィ....
アーグリィ、ねぇ、、
Arguy,?それとも
ugly?
まぁ綴りはどうでもいいとして
「貴方は何者??」
*「私は司会者だ。」*
司会者、、?
何の、、?
「なんの司会者だよ!お前司会者って言うんだったら姿見せろよ!」
*「私は、デスゲームの司会者です。今は姿をみせられませんねぇ」*