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🎒 ちろぴの学園!~クラフト部vs冒険部:謎の巨大迷路~
💖 設定(前回と同じ)
ちろる: 好奇心旺盛な「冒険部」所属。考えるよりまず行動。
ぴの: 落ち着いた優等生、「手芸・クラフト部」所属。ちろるのストッパー役。
🔨 騒動の始まり
ある日の昼休み、ちろるはぴのが活動している「手芸・クラフト部」の部室に、息を切らして飛び込んできた。
「ぴの!大変だ、大事件だ!」 ちろるは叫びながら、部室に飾られていた毛糸で編まれた可愛い動物のマスコットをうっかり倒してしまった。
ぴのは、冷静に倒れたマスコットを直しながら、尋ねた。 「ちろる、落ち着いて。何がそんなに大変なの?」
「あのね!僕たちの**『冒険部』の活動場所にしてる裏庭の畑**が、突然、巨大なトウモロコシ迷路になっちゃったんだ!」
「え?トウモロコシ迷路?」 ぴのは不思議に思った。学校の裏庭にそんなものを作る予算も時間もないはずだ。
ちろるは熱っぽく続けた。 「しかも、その迷路の真ん中には、『伝説の金のニンジンの種』が隠されているらしい!これはまさに、僕たち冒険部への挑戦状だ!」
🧩 クラフト部の挑戦
話を聞いていたぴのは、ふと、クラフト部の部長が最近、**『巨大な編み物アート』**の制作に没頭していたことを思い出した。
「もしかして...」
ぴのが裏庭へ行ってみると、そこには見事に生い茂ったトウモロコシの迷路があった。しかし、よく見ると、トウモロコシの茎や葉は全て布やフェルトでできており、丁寧にクラフトされていた。
迷路の入り口には、ぴののクラスメイトであるクラフト部員が立っていた。 「ちろるくん!これは、私たちクラフト部が**『巨大クラフトアート展』のために作ったの!トウモロコシ畑じゃなくて、『布製巨大迷路』**よ!」
「なんだってー!?じゃあ、『金のニンジンの種』は嘘なのか...。」ちろるはガッカリした様子。
ぴのは、ちろるを見てニコリとした。 「ううん、ちろる。それは違うよ。せっかくのクラフトアートだもん、私たちでゲームにしちゃおう!」
🏆 共同作戦!
ぴのはクラフト部員たちと協力し、迷路のゴール地点に本物の黄金色のクッキー(ニンジン型)を隠した。
「ちろる!冒険部の出番だよ!この迷路の制限時間は**『夜になるまで』!途中にいる『布製のクリーパー』にぶつからないように、ゴールにある『金のニンジンクッキー』**をゲットして!」
「おおーっ!燃えてきたぞ、ぴの!僕が必ずゲットしてくる!これが、僕たちの**共同冒険(マルチプレイ)**だ!」
ちろるは迷路の中に勢いよく飛び込んでいった。ぴのは、迷路の設計図を手に、外からちろるにヒントを送る。
「ちろる、右じゃない、左だよ!あそこに糸でできた蜘蛛の巣があるから気を付けて!」
「助かった、ぴの!まるで**『オペレーター』**みたいだね!」
夕日の中、**「冒険部」の探索力と、「クラフト部」**の作った美しい舞台が一つになり、ちろぴの学園は今日も賑やかな笑い声に包まれたのでした。