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この世界に、
色々おかしいところあるとは思いますが久しぶりに書いたということで見逃して下さい(((
――この世界に、意味はあるのか。
この世界に、正解はあるのか。
この世界に、救いはあるのか。
この世界に――
自分は、在るのか。
いつしか、世界は残酷になっていた。
いや、元々そうだったのかもしれない。
――君と出会った、そのときまでは。
君はよく、人を殺していた。
殺し屋だったらしい。
「人を殺すのに、理由なんて要らないよ」
そう言って、君は笑っていた。
いつからか、僕は幽霊だった。
何者かに殺されていた。
気がついたとき、身体が半透明になっていて、驚愕したのを覚えている。
どのくらいの年月が経った頃だったのだろうか。
「君、もしかしなくても幽霊?」
そう言って、君は僕に話しかけてくれた。
君と出会うまでは僕に気付いてくれる人間なんて居なかったから、とっても嬉しかった。
幾つか会話を交わして、僕達は仲良くなった。
君と出会ってから何日か経ったある日、君が人を殺しているのを見てしまった。
次の瞬間、身体が硬直した。
でも、何故か恐怖や驚きは無かった。
元々死んでいるからかもしれないけれど。
それに、君はたまに血を付けて僕に会いに来ていたから。
その現場を見てしまって、固まっている僕に、君は言った。
「あーあ、バレちゃった」
やっとのことで僕は身体を動かし、君に何故このようなことをしているのか聞いた。
すると君は――
「人を殺すのに、理由なんて要らないよ」
と言って。
笑った。
そのとき初めて僕は驚いた。
何故だったか、今はもう覚えていない。
それから僕は、君が人を殺すところを何度か見た。
君が殺しているのは、依頼を受けてのことらしい。
そんな組織があるのかは分からないが。
君は、他の殺し屋と違って、きちんと死体処理をしていた。
「ちゃんと後始末をしないと、ボスに怒られるからね」
そう話した君は、苦笑いの表情だった。
思わず僕も苦笑していたような気がする。
君が居なくて暇な時間は、他の人間を観察したり、君が所属している組織の本部を見に行ったりした。
他の人間は、やっぱり僕には気付いてくれなかった。
君は特別だったのかもしれない。
そんな風に過ごしていたある日。
君は――。
来なかった。
僕は必死で君を探した。
悪い予感が頭の中を駆け巡る。
そうして見つけた君は――。
瀕死の状態だった。
君のターゲットは既に息絶えていた。
でも、そんなことはどうでもよかった。
僕は物体に触れないから、必死で君の名前を呼び続けた。
けれど、運命の女神は僕に微笑んでくれなかった。
君の最期の言葉は、
「また、会おうね」
――だった。
ナイフで刺された腹部からの大量出血。
それが、君の死因だ。
何よりも好きだった君が、死んだんだ。
僕は泣いた。
泣いて泣いて泣いて泣いて、泣き明かした。
君の死体の傍らで。
人間の死体は腐っていくから、どうにか頑張って土に触って、君を埋めた。
お墓も作った。
誰も知らないような場所に。
――僕達が出会った、あの場所に。
それから僕は、色々なところを回った。
君が人を殺しているのを初めて見た場所。
君に付いて行った洋服屋。
君と喋りながら歩いた道。
君が死んだ場所。
色んなところを回った。
そんなある日。
「ねぇ⋯⋯!」
と、後ろから声を掛けられた。
その瞬間、動きが止まった。
君に良く似た子だった。
いや。
君だった。
黒い高めのツインテールに、綺麗な紅い瞳。
涙が溢れてきた。
そう、君なんだ。
あの君が居た。
大好きな、大好きな君。
そのまま、二人でずっと泣いていた。
死んだ君が戻ってきた。
僕“達”は、今も自由気ままに世界を探検している。
僕の隣に、君が居る。
それだけで良い。
ありがとう。
――この世界に、意味はあるのか。
この世界に、正解はあるのか。
この世界に、救いはあるのか。
この世界に――
自分は、在るのか。
何が意味で、何が正解で、何が救いで、
――自分が在るのかすら、分からない。
でも、君が隣に居る。
それだけは分かるから――
⋯小説書くの久しぶりすぎません?
しかもちゃんとした小説⋯!書けた!!!
褒めて(((
ヤバいですねぇ⤴
今午前3時前なのに宿題終わってないんですよ☆
ファンレターなどをくださると主が感謝の舞を踊ります(?)