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ソリチュードとディスペアー #3
霊夢「で、はい。互いの自己紹介。まずレイラから」
レイラ「ボクはレイラ・ソリチュード。んーと……能力は…なんて言ったら良いのかな………あえて言うなら『幻想を操る程度の能力』……かな」
レオ「俺はレオ・ディスペアー。俺の能力は『光と闇を操る程度の能力』だ。よろしくなレイラ。敬語はいらないぜ」
レイラ「うん。よろしくレオ」
霊夢「で、まー二人共知ってるだろうけど流れ的に私も。私は博麗霊夢よ。通称博霊の巫女。『空を飛ぶ程度の能力』を持ってるわ」
レイラ「よろしく〜!!」
霊夢「で、まずレイラから話してもらいましょうか。なぜ今異変が起きていると知っているのか。なぜこのセカイに来たのかを」
レイラ「………まず、なんで今異変が起きていると知っているか…それに関しては霊夢の様子を見ればわかる。表では平然を装っていても焦っている気持ちがにじみ出てる。だし、元々幻想郷というセカイを私は知っていたから。で、なんで来たのかは霊夢には一度言ったけど、ここなら本当の私を受け入れてくれるかなって思ったから」
霊夢「どうして元々幻想郷というセカイを知っていたの?来たことないはず…よね?」
レイラ「んー……詳しくはあまり言えない…かな〜」
霊夢「なるほどね……じゃあ、レオはどうしてこのセカイに戻ってきたのか、今起きている異変についてどのくらい把握しているのか教えて頂戴」
レオ「まず、異変に関してだが、魔理沙とルナが暴走しているということしか知らん。で、どうして戻ってきたのかについては無効では誰も俺を受け入れてくれなかったからだ。以上」
レイラ「めっちゃ完結で草」
霊夢「……とりあえず、レオが言っていたように、異変で暴走しているっていうのは合ってるわね。一応暴走している妖怪とか言っておくと、魔理沙、ルナ、輝夜、永琳、妹紅、咲夜、フランの計7名よ」
レイラ「んー……ある程度いっぱいいるっちゃいるけど……他の情報は?」
霊夢「現在は咲夜に美鈴。フランにパチュリーと小悪魔が紅魔館で、輝夜、永琳、妹紅の三人には優曇華が竹林で応戦しているらしいわ。魔理沙に関しては博霊神社付近にたまに来るくらいで、特に人的被害は報告されてない。ルナは今は居場所が掴めてないわ」
レオ「お、おう……………思ったよりも地獄絵図だな……こうなると、まず霧雨、その後紅魔館、竹林、最後にルナ…という流れが一番か?」
レイラ「でも、鈴仙がどれだけ三人のやつに耐えれるかが問題じゃない?」
霊夢「そうね……でも今の状態だと戦力が絶望的に足りないわ。今戦闘可能なのは私、レイラ、レオ……心当たりがそれしかないわ」
レイラ「地霊殿の人たちは?」
霊夢「今地底に行くのは危険だわ。地底で何が起きているのか情報が一つも入ってきてないし、道のりが必ずしも安全というわけにはいかないわ」
霊夢「んー……まあ、霧雨さんが博霊神社付近にいるんでしょ?だったら霧雨さんからじゃないかな?」
霊夢「そうね」
その時、外で爆発音のようなものがした。
レイラ「なに!?」
霊夢「魔理沙が来たのね……ちょうどいいわ。応戦しましょう」
レオ「暴走を解くには?」
霊夢「倒すしかないわ」
レイラ「あぁ…もう!!わかったよ!!」
レオ「やるしかないか!!」
霊夢「さて、魔理沙。今度は負けないわよ。ここからが異変解決!!博麗の巫女の本領、発揮してやるわ!!」
レイラ「霊夢、レオ、私に関してはまだ能力が未完成だから後方支援させてもらうね!!」
レオ「了解だ!!」
霊夢「一応行っておくけど、魔理沙はいろんなマスパを扱ってくるわ。気を付けて!!」
レイラ「りょー!!」
とはいえ、今霧雨さんと相性抜群なスペカは持ってないんだよなぁ〜……。
魔理沙「『魔砲 ファイナルスパーク』」
レオ「ファイナルスパークだ!!普通のより威力高いぞ!!」
霊夢「相殺するわ!!」
レイラ「さ、流石に避けたほうが……」
霊夢「大丈夫よ」
霊夢「スペルカード発動『霊符 無想封印 桜華』」
その瞬間、霊夢の動きが早くなり、魔理沙に一撃を加えた。
霊夢「レイラ、レオ!!追撃!!」
レオ「『フレアガン 桜』」
レイラ「スペル発動!!『桜華剣善』」
霊夢「よくやったわ!!スペルカード発動『霊符 夢想封印 改』」
霊夢の弾幕が直撃し、魔理沙は倒れた…………と思われた矢先……。
魔理沙「『妖器 ダークスパーク』」
レイラ「え!?」
霊夢「レイラ!!」
霊夢(まずい、八卦炉を片方壊せてなかったわ……それにまだ動けたなんて……明らかに前戦ったときより強くなってるわ…直撃したかしら?)
レイラ「いや〜危なかったね〜………ってこの箒硬すぎない!?」
レオ「レイラ、無事だったんだな」
レイラ「まあね。これくらいじゃ地に伏せられないよ!!それより、霧雨さんの様子が!!っ……うわっ!!!」
その時、魔理沙が急に動き、レイラは前のめりに体勢を崩した。そこに魔理沙の追撃が……。
レオ「させるわけねーだろ!!」
レオ「スペルカード発動!!スペルカード発動!!『ただ一つの花 ハナミズキ』」
レイラ「レオありがとう!!」
霊夢「二人共まずいわ!!大技が来る!!」
レオ「ああ!!」
レイラ「承知済み!!なんとかして避けるよ!」
二人「了解!!!」
魔理沙「スペルカード発動『黒魔 オールスパーク』」
あたりは魔理沙の放つマスパでいっぱい……結界で守るので手一杯だ………って霊夢危ないじゃん!!
その瞬間、レイラは飛び立ち、霊夢を引っ張った。
霊夢「ごめんなさい。助かったわ」
レイラ「う、うん」
霊夢「どうかした?」
レイラ「なんでもない」
霊夢と話していたらレオも飛んできた。
レオ「で、どうするんだ?あれ、かなりきついスペカだぞ」
レイラ「あれめんどいから色々ふっとばして良い?」
霊夢「魔理沙が死なないなら良いわよ(*^^*)」
レイラ「りょーかい!!」
その時、レイラは戦闘態勢に入った。
霊夢(なんなのこの気配……近くにいるだけで気が引けるような……)
レイラ「スペル発動!!!『百花繚乱 草木』」
2025/02/20 記述 文字・・・2576字 一言・・・今回のシリーズで一番多い文字で書けたと思ったけど、まだまだ序盤だったわ(笑)