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最後に「ありがとう」を君に
この世には2つの世界がある。
昼の世界と夜の世界のように、、、
私、夜桜 凪は「裏の世界」の住民だ、、、。
ザシュッ
足元には真っ赤な鮮血を纏った、真新しい死体。
ピッ
凪『任務完了』
私はそう告げた。
そう、私は殺し屋をやっている。
裏の世界ではそこそこ有名な、、、
ボス『そうだ、冬、お前に明日から長期任務がある。」
冬とは、私の殺し屋としての名前だ。
凪『何でしょうか?』
ボス『お前には桜坂高校の暴走族、“夜桜”を潰して欲しい』
ツッ、、、夜桜、、、
その聞き覚えのありすぎる名前を聞いて、目眩がした、、、
私はずっと、、、夜桜を潰したかった、、、
凪『御意。仰せのままに。』
ピッ
そう言って通話を切る。
ようやくだ、、、ようやく、あいつらに復讐ができる、、、
その日はあまり良く眠れなかった。
次の日の朝、、、
桜坂高校の制服に着替え、黒い男物のウィッグを被り、真っ黒なパーカーのフードを深く被る。
朝ごはんを適当食べ、軽く部屋の中を片付けてから外に出た。
「行ってきます。」
その一言を残して、、、
もう、しばらくはこの家には戻ってこない。
何故なら、桜坂高校は全寮制だからだ。
車掌『次は桜坂高校前、次は桜坂高校前です。右側のドアが開きます。』
ボーッと、走り去って行く景色を眺めていたら、そんなアナウンスで現実に引き戻された。
気を引き締め、降りる用意をする。
電車を降りて少し歩くと、“学校法人桜坂高等学校”という文字が目に入る。
不良校の割には校舎綺麗だなぁ、、、何て思いながら門を潜る。
事前にもらっていた地図を見ながら、理事長室を目指した。
初の短編カフェでの小説投稿です。
下手かもしてないけど許してください。
ちょっとずつ編集