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VOISINGの最年少は嫌われたいです 𝟜𝕥𝕙
『 社長 っ 、 ご相談 が あります 、 ! 』
LANside
「 … かくしごと 、 ねぇ 」
社長 改め ないこくん は 、 むむ 、 と 首 を 傾げて つぶやいた 。
「 根拠 は ある の ? 」
「 … 俺 が 聞きました 」
「 え 、 本人 から ? 」
「 直 で 喋った って わけ じゃなくて 、 呟いてる のを 、 」
ないこくん は うーん と 悩む 。
「 いつ ? 」
「 えっと 、 … 社長 が 鍵 しめないで 帰ってく とき ですね 」
「 … 來結 が 遅刻 して こなかった 日 ? 」
「 えっと 、 はい 、 そうですね 」
「 … ごめん 、 俺 も 心あたり ない 」
ないこくん は 首 を ふって 言った 。
ないこくん は 確か 來結ちゃん の 幼馴染 だった はずだ 。
幼馴染 にも 言って いない こと って 、 なんなのだろう 。
「 ですよね … 」
「 こっち でも 探り 入れて みるし 、 こえ にも 注意 するように 言っとく 」
「 ありがとうございます 、 こっち も みてみます 」
俺 は 、 頭 を 下げて 会議室 を 出て 行った 。
來結side
ふわぁ 、 と あくび を して 時計 を 見る 。
私 は ベッド から 飛び起きた 。
その 拍子 に ベッド の スプリング が びよぉん 、 と まぬけ な 音 を たてた 。
「 ゎああ 、 っ … 遅刻 する ッ ! 」
昨日 、 事務所 で 明日 会議 しよう と 私 から 言った のだ 。
大慌て で 服 を 出した ので 、 棚 から 服 が 全部 滑り落ちた 。
「 あぁぁ 、 っ … 片付け は あと 、 急げ ~ っ ! 」
私 は 、 1人 叫んで ばたばた と 家 を でた 。
思ったより 、 余裕 あった かも 。
朝 飲みそびれた 薬 を 飲みながら LINE を 開くと 、 こえちむ から LINE が 。
ーーーLINEーーー
くこえちむ
く「 來結 ~ ? 今日 も 遅刻 ? 」₉.₄₂
く「 あと 来てない の ゆさん と 來結 だけだよ ~ 」₉.₄₄
く「間に合わなそう だったら 連絡 してね ! 」₉.₄₆
く「 あと 10分 だけど 大丈夫 ? 」₉.₅₀
₉.₅₁「 ごめぇぇん 、 今 家 出た とこ ! 」>
「 ゆさん もう 来た ? 」>
く「 まだ 来てない ~ 」₉.₅₂
こえちむ の 返信 に 既読 を つけ 、 走って VOISING に 向かった 。
「 おま 、 ッ … たせ っ 、 っは 、 ふ 、 」
走った せい で 息 が あがり 、 酸素 を 夢中 で 吸い込む 。
「 あ 、 來結 ! 3分前 だね 笑 」
「 よか 、 った … 笑 」
発作 が 出かけ 、 必死 に 抑えて 笑う 。
冷や汗 が とまらない 。
「 ゆさん 参上 ~ っ ! 」
「 ゆさん 遅刻 ~ 」
「 來結 だいじょぶ ? 汗 すごいよ 」
「 だいじょぶ 、 へーき ! 走って きた から さぁ 笑 」
病気 が バレない よう に 、 嘘 を つく 。
笑って 、 誤魔化す 。
みんな は すぐ 騙されて くれる 。
「 じゃ 、 セトリ 会議 はじめよっか 」
「 りょーかーい 、 ホワイトボード どこぉ 」
「 そこ 」
「 いや どこだよ ()」
いつまでも こんな 日常 を 続けて いたい 、なんて 少し 、 思って しまった 。
今見るとすごい駄作だし口調おかしいし()