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これでも太宰の相棒です
麗華side
『おはよー太宰。もう7時だよ』「えー…もうちょっと寝よーよー」
『んー、遠慮する。愛する人のために朝食を作るから。』「わあロマンチック。」
そんなことを話しながら昨日買った卵とベーコンを焼く。
『ベーコンエッグでもいいかな?それしか作れる材料がないんだけど。』
「麗華に任せるよ。任せていればおいしい朝食が出てくるからね」『そうかい?笑』
冗談を口にしながら出来上がったものを大きめのお皿にのせる。
『できたよ、僕食べるけど一緒に食べる?』「勿論!」
午前7時55分。太宰宅を出て探偵社へ向かう。
『おはよーございます』「あ、麗華さん。早速で悪いんですが…」『少し時間を。』
国木田にことわって社長のところに報告へ。
『社長。お久しぶりです。』「久しいな、麗華。」『はい。|組合《ギルド》の件ですが…』
「あぁ。聞かせてくれ。」『|組合《ギルド》には大富豪であるフランシスを長とし、
強力な異能力者が多数。そして、新入社員の中島敦は|組合《ギルド》に狙われています。』
「何故?」『何かを手に入れるために敦の異能力が必要と。』「何かとは?」
『わからないです』「そうか、長期休暇はいつまでだ?」『あと2ヶ月ほど。』
「わかった。戻ったら乱歩の世話をしてやってくれ。」『了解です。』
『乱歩さん、久しぶり。』「麗華さん久しぶり~!」『敬称付けなくてもいいのに…』
「僕はこれがいいの!」『さてと。港町で事件が起きたっぽいので。敦君と僕でお供しますから一緒に行きましょ。』「はーい」『敦君も。』「へ、僕もですか!?」『「勿論。」』
『乱歩さん、着きましたよ』「港まで歩くのぉ…?」『しょうがない…敦君が負ぶってくれるって』「ぼ、僕ですか!?」『?うん。僕でもいいけど』「えーじゃあ麗華さんがいい!」
『はいはい笑』乱歩くんを負ぶって走る。何となくだけど。
「速!?」『置いてっちゃうよー?』「異能力使いたくないんですけど!?」
『だーいじょーぶ。奴らは来てないから~!』「奴らって誰なんですかっ!?」
『言わなーい!!』
『いやー、駅からここまでまあまあの距離だったねぇー!良い運動になったよ』
「つ…つか、疲れ、たあ…」『体力はあったほうがいいよ!敦君!』
「麗華さんの体力が凄いんですよ…」『さて、事件だけど…』
事件の概要。警視庁に勤めるの女性が殺された。その人はここにいる警察官の知り合い。
殺し方はポートマフィアの殺し方に《《似ている》》、と
_あ、そゆことね。
わかっちゃったあー!笑
蛍:ゼーハーゼーハーもう、ちぬ…疲れた…