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【お知らせ有】第3話[バトル・ロワイヤル]
はい。題名で完全にネタバレしてますね。
まあ気にしない気にしない…((
どうでもいい(?)けどバトロワってロワイ“ア”ルなの?
きょーだいに訊いたら“ア”だろって言われたんですけど…。
まあ私は“ヤ”だと思ったんで“ロワイヤル”と書かせていただきました。
皆はどう思います?是非ファンレター機能で教えてくださいな〜
…“ア”の意見が多かったら後で修正するかもです。
本編GO!
校長「今日は|バトル・ロワイヤル形式《1対1》で戦闘テストをしてもらう」
校長「今からその|会場《フィールド》へ案内する」
ルカ(……げっ…)
|生憎《あいにく》戦闘にはあまり自信がないのだ。
いや、魔力が少ないとかいう訳ではなく、ただ単に運動を好まないだけだけど。
…まあ…目立ちたくないのもあるし…
ルカ(…人数減るまで隠れてよ…)
|新入生《私達》を全員集めて校長先生が仕切っているということは、クラスごととかではなく新入生全ての人が一度に参加することを意味するため、自分含め100人で始まる。
…1人くらい居なくなっても誰も気づかないでしょ。多分。
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ここからルカは特に出番(?)ないので、ハド視点に移ります。
面倒なので(?)今回から最初に“○○(名前)side”とつけることにします。
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ハドリアンside
ハド(…よっしゃ!)
戦闘には結構自信がある方だ。
絶対勝ってやる。
校長「…ここだ」
__校長に連れていかれたのは“町”だった。
カイル「やば!w」
アエラス「ここで暴れたらどうなるかな…w」
カイル「俺も同じこと思ってたw」
校長「えー静粛に。…ここはとある町を模して作られている」
校長「ここで…今年の新入生はちょうど100人か。100人でバトル・ロワイヤルをしてもらう」
校長「協力は基本的にナシだ。…まあ、一時的な共闘ならアリとする」
校長「そして各自手首にこれを着けてもらう」
そう言ってリストバンドのような物を皆に掲げて見せた。
校長「これは少し特殊な魔導具で、受けたダメージを数値化できる」
校長「もちろん腕以外に当たっても数値化される」
校長「数値が200を超えたら脱落、自動的に脱落者のいる場所へ転移される」
校長(…まあ、それも教師が転移させてるんだけどな…)
校長「武器は|学校《こちら》から支給する物のみだ。1人4つまでな」
そして校長は武器をまとめて置いてある場所を指差す。
支給されるのは剣(少し重そう)と銃(本物に近い偽物)と弾(ゴム弾)が10個くらい入ったケースだった。
結構性能は見た感じ低そうだ。…つまり、能力を中心に戦えということか。
その武器を見て皆がザワザワとし始める。
モブ「先生!怪我したらどうするんですか?」
校長「自己責任…と言いたいところだが、安心しろ。治癒魔法を使える教師がいる」
校長の視線に気づいた教師数人が軽く会釈する。
モブ「な、なるほど」
ハド(いや“自己責任”って……本音出てる事に気づけ校長…)
校長「今から1分後にスタートする。各自フィールドに広がれ」
そう言って校長は去って行った。
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ハド(…ふむ。)
とりあえず持ってきたこの武器たちの性能がどのくらいか知りたい。
(とりあえず全部1種ずつ持ってきた)
ハド(…あ)
1人孤立してる|奴《獲物》を見つけたので、とりあえず近づいて剣で軽く斬りかかってみる。
モブ「い”っ…てぇ…!腕斬られた…!?誰だ!」
ハド「誰だろうな?(煽)」
モブ「ッ!?」
そんなこと言ってる間に追撃もできたが今はあくまで武器の性能を試したいだけ。我慢だ。
数値はー…30/200とな。ええ…斬り方がおかしいのか…?
それともこの|ダメージ数値《魔導具》がこういう数え方ってだけか、?
…|生憎《あいにく》俺に剣道の心得はないので本能の|赴《おもむ》くままに振りかざすことしかできない。
次は銃だ。とりあえず一発撃ってみる。
モブ「がはっ…」
あ、|鳩尾《みぞおち》付近に当たった。
ハド「あーあ、動かなければ|急所《そんな所》には当たらなかったのに笑」
モブ「てめ…舐めてんじゃ…ねぇぞッ!」
…負け犬の遠吠え状態だな。まだ決着はついてないが。
数値は…80/200と。校長は数値のことを“ダメージ”って言ってたから…
…要するに痛めつければ痛めつけるほど数値は高くなるってことか?
…おい今脳筋っつったやつ表出ろ。(((
ハド(んー…)
蹴るか。
モブ「ゔっ…」
“90/200”…武術は大して効かないのか。それとも俺の蹴りが弱いのか…()
まあ、こいつは能力使うまでもなさそうだし銃でいいか。
そう考え、3〜4回連続で撃ち込み一気に倒す。
教師「ハドリアン=リーがモブを倒しました、残り99人」
教師「ヘイル=スノーがモブを倒しました、残り98人」
教師のアナウンスがステージに響き渡る。
…アナウンスされるのか。
まあいい。取り敢えずどんどん倒してくぞ。
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…気付いたら残り40人だった。
アド「…あ、やっと見つけた」
ハド「…え」
後ろから聞き慣れた声が聞こえる。
アド「あーいや、構えないで…共闘持ち掛けに来ただけ」
ハド「…共、闘?」
アド「ええ、共闘。最近|能力《力》使いまくってないし、良い機会じゃない?」
ハド「…つまり全力を出せる良い機会だから1対1で闘いたいと?」
アド「そ、私らなら残れるでしょ?“最強の片割れ”さん」
ハド「…っは、よく言うぜ…」
二人「……」
ハド「…ああ、分かった。残り2人になるまでお互い攻撃禁止、で良いんだな?」
アド「…ええ。じゃ、行ってくるわ」
ハド「ああ。頑張れよ」
アド「そっちこそ、ね」
そしてグータッチを交わしてそれぞれの反対方向へ向かった。
ハド「さて、派手に一発やりたいところですが…っと」
ヘイル「…“|雪の嵐《ブリザード》”」
ハド(…吹雪か…?)
冷たい強風と結晶と共に雪の塊が凄いスピードで襲ってくる。
ハド「…ふっ!」
ヘイル「…まさか結界でもなく|魔法壁《まほうへき》で防がれるなんて」
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一応|解説《説明》します。
私の小説内では、防御系の魔法は“魔法壁”の方が“結界”よりも性能が低いとしています。
以上。()
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ハド(…とりあえず銃でダメージを少し減ら__)
ハド「!?」
手元を見ると、ゴム弾が入っているケースと銃が見事に氷漬けになっていた。
ヘイル「あ、気付いた?」
ハド「使えねーじゃーん…´д` ;」
ヘイル「いや…使えなくしたんだし…」
ハド「…剣は氷漬けにしないんだな」
ヘイル「無駄じゃん」
ヘイル(どーせそのまま斬りかかってくるし)
ハド「…まあ、そうだけど笑」
ハド「…よし、やるか」
ヘイル「?何を__」
--- 「“ネザー”!」 ---
ヘイル「!?はぁッ…!」
はは、必死で結界張ってる笑笑
そして次の瞬間、俺を中心に大爆発が起こる。
…爆発は“|町《ステージ》”の3分の1を飲み込んだ。
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“ネザー”は闇属性の上級魔法。発動者を中心として大爆発を起こす。
(慣れてなかったりミスったりした時に発動者にも被害が来ることがある)
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教師「えーと…もう倒された人言うのめんどくさいです」
それでいいのか先生…
教師「残り29にn__」
その声は雷と嵐の音にかき消される。
教師「…残り13人」
ヘイル「…うわぁ」
ハド「|レイとアエラス《 あいつら》やってんな…笑」
ヘイル「一気に…えーと…(計算中)16人もってった…|ハドリアン《この人》も…11人やってるし…」ボソボソ…
ハド「…じゃ、|闘う《やる》かー…」
ヘイル「!!…“|雪崩《スノースライド》”っ」
瞬間、彼女の手から放たれた大量の雪が|雪崩《なだれ》のようなスピードで襲いかかってくる。
ハド(…これは…防げるか怪しいな…攻撃範囲が広くて避けれそうにもないし…)
ハド(…相殺できるか…?)
ハド「“|陰の刃《シャドウエッジ》”!…からの“|補助強化魔法《エスクトリーム》”!」
ヘイル「!」
ヘイル(…防御も避けもせず相殺に出たか…)
ヘイル(…聡明)
ハド(…あ、やべ、強化しすぎた…)
ヘイル(…さっきので魔力を大量に使いすぎた)
ヘイル「は…っ……“|盾《シールド”》っ…!」
ヘイル(うーん…ここまでかぁ)
__ヘイル・スノー ダメージ数値“240/200” 脱落
教師「ハドリアン=リーがヘイル・スノーを倒しました、残り12人」
ハド「さーて、あとは誰だ…?」
残り12人…俺と|アド《あいつ》を引いたら10人。
入学式のときに校門前で会ったあいつは…まだ生き残ってたっけ、?
(※ルカのこと)
入学試験学年7位は間違ってないと思うがアナウンスで名前が流れてきた記憶がない。
…まあそもそもアナウンスなんかいちいち聞いてないが。
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はい、ハドが“入学試験学年7位は間違ってないと思う”と言っているのは、座席を見たからですね。
座席については2話を見た方なら分かると思いますが、席順が入学試験の順位になってるからです。
で、ハドはルカの隣の席なので記憶違いとか勘違いとかってのはありえない…ってことです。
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知り合いの名前が流れて来れば記憶には残るはずだし、多分まだ脱落してないな。あとは__
ドーーーーーン!
ハド「!?」
周りを見渡しながら残っている人を考えていると、いきなり耳を|劈《つんざ》くような爆発音がフィールド全体に轟いた。
おそらく|生き残ってる《脱落してない》全員がその音をした方向を向いただろう。
俺もすぐに音のした方を向く。すると__
フレイ「〜!〜〜!〜〜〜!」
カイル「〜〜?〜〜〜〜w」
__怒鳴る|フレイ《女子生徒》と笑顔で煽る|カイル《男子生徒》の2人がいた。
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備考
◯登場人物・詳細
ルカは戦闘にはあまり自信がなく、運動を好まない。
ハドは戦闘には結構自信があるが、剣道に関しては素人。戦闘中自分が圧倒的に有利だと煽る傾向にある。アド|曰《いわ》く「最強の片割れ」。多分(?)ちょっと脳筋(((
ヘイルは入学試験2位のハドにも防ぎきれなさそうな魔法を使える程度には強い。ちょっと計算苦手。
◯魔法について等
“|雪の嵐《ブリザード》”…雪属性の中級魔法。冷たい強い風と結晶と共に雪の塊(推定4〜5cm)が対象を襲う。レベルが高い人は広範囲に発動したりできる。※雪は雲の中でできた時は0.01mm以下で、降ってきた後でも大きいもので3mm程度。
“ネザー”…闇属性の上級魔法。発動者を中心に大爆発を起こす。|nether《ネザー》は、“冥界” “あの世(の)”という意味を持つ。広範囲に放てる為、全体攻撃に向いている。だがかなり強力な魔法な為魔力消費が凄く、疲れる。扱い慣れていないと、自分もダメージを負うことがある。
“|雪崩《スノースライド》”…雪属性の上級魔法。発動者が最も魔力をこめた箇所から大量の雪を雪崩のようなスピードで放たれる。広範囲に放てる為、遠距離攻撃にも向いている。
“|補助強化魔法《エクストリーム》”…そのまま(補助強化魔法の一種)。
※“|陰の刃《シャドウエッジ》”、“|盾《シールド》”は省略します
まさかの今回4400文字超えです。やばすぎ((
はい、そこで題名にある“お知らせ”についてです。(2つ)
1コはリクエストありがとうございます!ってことです。
50の質問を“小説以外”で投稿したので気になった方は是非…((
2つ目は、知ってる方もいらっしゃると思いますが、今アンケート調査を行ってるんですよ。
…はいそこの「しつこいなぁ」って思ったら君!君だよ!(?)ちょっと話をしようか??(嘘)
…はい。(切り替え)
内容は、どのくらいの文字数が読みやすいですか?ってことです。
リクエスト箱にアンケート回答の方を作らせていただいたので、そちらから回答をお願いします。
詳細はリクエスト箱のサイト飛ぶと載ってるので。
期間は今のところ11月11日までの予定ですが、後に期間を延ばすかもしれません。
アンケートにぜひご協力ください。
…あ、もう答えてくださった方は大丈夫です。回答ありがとうございました。
ご閲覧ありがとうございました。