公開中
引き篭もり、転生
「わーっ!!」
…うるさっ!
いきなりご老人達の嬉しそうな声が聞こえてきた。
目を開けてみたが、何も見えない。
…転生か?転生なのか??
確か産まれたては目が見えないはずだ。
取り敢えず泣いた。歓声が増えたので合ってたと思う。
---
転生してから数年がたった。今の私は3歳である。
この世界はなんとファンタジーな世界だった。私は最強格の魔族らしい。あと、人間側と魔王側の間に結界が張られてある。何か効果があるのかどうかは知らない。
そしてこの集落は限界集落。家族以外に若者を見た事がない。
私の名前はリズ、双子の妹の名前はルナ、兄の名前はノア、1番上の姉はアリス。母はフローラ、父はリオである。
…なんか、すごい名前。
「リズお姉ちゃん?」
ぼーっと考えていると、ルナに私の目の前で手を振られた。
「ん〜?何?」
「報告、ついていけって父さんが…」
私たちの集落の代表は我々若者家族である。なので、たまに魔王に報告に行くのだ。
因みに、魔王は複数おり、春は火の魔王、夏は水の魔王、秋は風の魔王、冬は光の魔王が現世にやってくるのだそうだ。魔界は闇の魔王が管理しているらしく、その5人の魔王の加護の属性が多いほど強いらしい。
…私は全属性だって。つよつよだね。
「うん、分かった。行こうか」
父さんとルナと、家の奥にある転移専用の魔法陣に乗り込む。
気付いたら、魔王城の最深部の一歩手前だった。
投稿遅れてマジすみません!!!
書き溜めって大事だなって実感しました!
投稿ペースはこれくらいだと思って欲しいな