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とめないでよ
このお話は、自殺する女の子がいます。今、精神状態が不安定な方は閲覧注意です。
今から、私は死にます。
突然で驚いた?ごめんね。でも、限界なんだ。もう無理なんだ。もう耐えられないんだ。
もうあんな思いはしたくないんだ。だから、もういなくなることにしたんだ。
<「落ち着いて」
「いまさら何言っても無駄だよ。」>
もう決めたんだよ。だからいなくなってよ。私のことなんてどうでもいいでしょ。
<「いろんな人が悲しむよ」
「嘘つけ。こんな出来損ないが死ぬだけだ。誰が悲しむんだ。むしろ喜ばれるだろう。」>
というか、ここで何か言っておいて、罪滅ぼしになるとでも思ってるのか。こいつらは、ついさっきから適当なことしか言ってない。
「もういいかな。じゃあ、さようなら。」>
そう言いかけた時、数人が止めようと近づいてきた。
「**近づかないで!!!!!!!!!!!**」>
そう叫んだら、その数人の足が止まった。
私は急いで飛び降りた。
時の流れが遅く思えた。
何人かの悲鳴が聞こえた。嘘だと思ってたのかな。
今までの辛いこととか楽しかったこととかが思い出された。あぁ、これが走馬灯ってやつか。
あぁ。やっと楽になれる。でもちょっと怖いな。痛いだろうな。
もしかしたら、もうちょっと生きてみたかったのかもな。私。
笑顔で過ごせてたら、どれだけ良かったかな。
地面が近づいてきた。もう死ぬんだな。
今まで、
迷惑かけて
ごめんね。
今まで関わってきた人たち。