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まだ、きちゃだめ!
私は、もういつからかは覚えていないけどずっと変な家に閉じ込められている。
窓から外の風景は見えるけど、...見えるのは一部だけ、
他の家は見えるのになぜか道だけは見えない。どうしてだろう?
まるで、なにか思い出させないようにしているみたいに。
何が目的なんだろうか、わからない。
この変な家にいてもお腹はすかないし、喉も渇かない、眠くもならない。
でも、不思議に退屈感はない。
むしろ少しスッキリしている感じがする。
前、タンスの角に小指をぶつけたんだけど、ぶつけたという感覚だけで痛みは一切なかった。...本当に変だなぁ、家からら出ようとしても出れない。
玄関のドアは押しても引いてもピクリとも動かない。
鍵がかかってるのかなって思ったんだけど...鍵穴らしきものがないんだよね、これが...また、いつものよううな1日が始まろうとして...いた。
ガチャ
何かが開いた音がした。聞き慣れない音。窓が開いた音...じゃない。
謎の金庫が開いた音、でもない...玄関のドアが開いていた。
奥はよく見えないけど、眩しくて見えないけど、なにか、素晴らしいことが待っているはずだ。だから、思い切って外に出た。
するとそこは...
窓から見た景色____とは全く違う景色が広がっていた。
一面、花畑。とても綺麗で、ずっとここにいたいと思ってしまうほど。
よく見ると先になにかある。とく見ると、とても大きい遊園地があることがわかった。
そこに行きたいと思い、一歩踏み出した瞬間...
「だめ〜!」
何やら聞いたことのある声がした。
「え、結衣!?」
なぜか、私の親友の結衣がいた。
結衣「良々ちゃんはだめですぅ〜」
そうだ、思い出した、私の名前は良々___って!
良々「どうして私はダメなの?」結衣に問いかける
結衣「良々はまだ来るのが早いの!だからダメ!あたしは先に行ってくるけど...結衣は絶対に駄目だからね!」
そんなことを言われ、
良々「いつになったらいいの?」
結衣「さぁ?人それぞれだからわかんない!」
なにそれ!
良々「私も行きたいよ〜」
結衣「まだだよ!ていうか多分行こうとしても"まだお呼びじゃない"って言われると思うよ!」
まだって....
良々「まぁ、いつかいけるなら、待つ」
結衣「うん、それでいいよ。じゃあね、早く来んなよ!」
笑顔で言われた。でも、少し悲しそうな顔をしていた。
解説は日記に書こうかなって思ってます