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#Street Snap
暑いですね…
溶けそうです………
ラウールside
ラウールで〜す!!!!
嬉しいことに、なんと今日はSnowMan全員オフなんだよ!!!!!
…ってことで、今9人全員**激ダサ私服**で買い物に出かけてます。(バレないようにね☆)
ちなみにコーデはこんな感じ↓
・岩本くん→赤と紺色のチェックのシャツを中途半端にズボンにイン
・ふっかさん→星型サングラスにダルダルのアロハシャツを纏ってる
・俺→昔買ったパツパツの水色ジャケットを羽織る
・しょっぴー→ダサいコーデあるあるなデニムジャケットを羽織ってる
・康二くん→二十代過ぎるともうイタすぎる派手な明るいジャケット
・阿部ちゃん→ど定番白シャツ(しわくちゃです)を前だけインという男がやってると引いちゃうやつ
・めめ→厨二病かって感じのどでかくドクロがプリントされた上着(パツパツw)
・舘さん→グレーのデカめパーカーを無造作に羽織ってる
・佐久間くん→とにかく!!!!デカすぎる(俺ら高身長トリオに借りた)だぼっだぼのカーディガン
…ひどいでしょ?w
ま、バレないようにするにはこの程度しとかないとね。
で、そんな俺らは今、ショッピングセンターの帰り道をわちゃわちゃしながら歩いてるわけだけど…
大介「いやーっ、ショッピング最高だわ!!!」
翔太「それな」
亮平「ふっか今日も時計買おうとしたでしょ」
辰哉「みんながやめろやめろ言うから仕方なく買わなかったんだよ?いい時計だったのになぁ…」
蓮「相変わらず時計好きだね」
辰哉「時計は俺の命!わら」
照「帰りスーパー寄ってってもいい?」
涼太「そうだね、夕飯用に買いに行こうか」
康二「会話が完全に主婦やな」
ラウール「いわだてか…意外だけど結構いいかも!w」
照「勝手に新しく作んなよ!w」
辰哉「照は俺のだもんね〜?」
照「ふっかのになった覚えはねーよw」
翔太「ははぁっ⤴︎wwwwww」
蓮「しょっぴーwww 笑い方wwwwww」
ラウール「めめがツボってる〜!」
康二「えー、こちら、現在同じグループの渡辺翔太の笑い方にツボってる国宝級イケメンとなっております」
亮平「的確…w」
⁇??「すみませーん!そこのお兄さんたち〜!」
スノ「「「「「「「「「え…?」」」」」」」」」
みんなでキョロキョロあたりを見渡す。
あ、うん、多分「お兄さんたち」に当てはまる人は俺たち以外にもいっぱいいるから違うね。
⁇⁇「そこの9人のお兄さーん!!!」
スノ
「「「「「「「「「9人…?」」」」」」」」」
慌てて俺らはきゅっ(?)て円形になって、こそこそ話し始めた。
大介「9人…って言ったよね……??」
康二「俺ら以外9人おらんかったで?」
辰哉「ま、まさか俺らがSnowManってバレたか!?!?」
翔太「うわっ!!!それはマジでほんとうにやばすぎる」
大介「まずい!!!!」
ラウール「逃げる?逃げない?」
康二「逃げる一択やろ!」
照「ちょっと落ち着こう?…まずそもそも俺らなんで呼ばれてんの?」
蓮「……あ、確かに」
涼太「話はそこからだよね」
亮平「とりあえず一回話だけ聞いてみない?そっからどうするか決めればいいと思うし」
大介「よし!それで行くか!!!!」
照「何の用ですか?」
⁇⁇「あ、実はですね、今ストリートスナップやってまして…」
スノ
「「「「「「「「「ストリートスナップ!?!?!?」」」」」」」」」
見事に声がハモって、みんなで「あ」って慌てて口を押さえる。
ストスナ「はい!ちょっとこの辺でいい雰囲気だなーって思った方に声かけさせていただいてます」
どこがいい雰囲気だよ!!!!って思わずツッコミそうになる。
星型サングラスだの厨二病的ドクロの服だの着てる集団に!?
大介「え、あ、あのどこがいい雰囲気だと…」
ストスナ「先ほど皆さんが仲良く話しながら歩いてる姿です!なんか歩いてるだけなのにただならぬ雰囲気…?トップアイドルかのようなオーラを感じました!!!」
トップアイドル!?!?!?
多分今、9人全員が同じツッコミを心の中でした。
確かに俺ら今年ありがたいことにスタジアムツアーやらせていただいたけど!でも!!!
今はただの激ダサ集団だよ!?
ストスナ「てことで…話してる姿一枚だけでもよろしいでしょうか?」
俺らは一瞬顔を見合わせ、まぁ1枚ぐらいいいか…激ダサ私服だし…と視線を交わし、
照「じゃあ一枚だけ…いいですか?」
と岩本くんが代表して言った。
すると、ストリートスナップの人はきらりと目を輝かせ、
ストスナ「いいんですか!?!?ありがとうございます!!!!」
と嬉しそうにカメラを構えた。
それを見て康二くんが「あのカメラ意外とええやつやなぁ…まだ構え方がなってないけどな」って呟いてたのは内緒。w
さっさと一枚撮って終わらせようぜと俺らはいい感じのフォーメーション(職業病です)に並び、写真を撮って終わり_____ではなかった。
⁇⁇「おいおいおいちょっと待てよ」
謎の男…めめよりちょい年下くらい?が俺らとストスナの人の前に割って仁王立ちした。
モブ「なんでこんな激ダサな奴ら撮ろうとしてんの?**俺みたいなイケメン**を撮れよ」
うわ、イタすぎる…
ちょっと引きつつその仁王立ちしてる奴を俺らが冷めた目で見つめると。
モブ「おーおー嫉妬してんのか?俺のかっこよさに」
それを国宝級イケメンのめめの前で言うか!!!(強火目黒担ラウール出てますね)
そう言いたくなったけどグッと堪えた。
モブ「仕方ないよな、お前らみたいなダサい奴らはこういう機会ねーもんなw 俺みたいなイケメンとは違って」
ふとみんなの表情盗み見たら、結構面白かった。
ドラマ班あたりはなんか地味にムカついてるのかそいつをめちゃくちゃ睨んでて。
岩本くんとめめはなんかちょくちょく目合わせてニヤッてして。
舘さんはわーわー騒いでる(怒ってる…?のかな?)しょっぴーを宥め。
阿部ちゃんと俺はあいつを見て「あいつやらかしたね…」「それなw」って爆笑して。
そんな中、佐久間くんが仁王立ちしたまんまのあいつに、
大介「お前がイケメンって証拠がどこにあるんだよ!!!」
と言い放つ。
すると、そいつはふっと鼻で笑った後、スマホを取り出した。
モブ「あー…気になっちゃったかぁ」
大介「早く」
モブ「仕方ない、見せてやろう」
ドヤ顔で突き出してきたのは、イ○スタ__佐久間くんがよく「ン」と「ソ」を間違えるやつ__のアカウント。
フォロワー数を見ろと言いたげに目の前に見せてくるから、仕方なしに見ればフォロワー数は「8.9万」と書かれていた。
…なかなかやるじゃん。
俺らよりも圧倒的に少ないけど。
大介「ふ〜ん…」
モブ「どうだ?すごいだろw」
ラウール「なかなかだねぇ」
モブ「どうせお前らなんて1000もいないんだろ?そんなダサい格好じゃねーw」
そして、そいつは俺らを一瞥した後、ニヤリと笑ってひとりひとり指してって文句を言った。
モブ「まずそこの赤と紺のチェックシャツのお前。ズボンのインの仕方がダサすぎる。出すなら出す、出さないなら出さないでしっかり決めろ」
照「…」
モブ「次に星型サングラスでさっきからうるさいお前。パーティーでも行くのか?ってくらい浮いててダサいぞ」
辰哉「ごめんごめーん。サングラスこれしかなくてさぁ」
モブ「次にそこの外国人みたいな顔してる高身長。パツパツすぎてまじダサい。いつか張り裂けるぞw」
ラウール「さーせんね(棒)」
周りのメンバーが(パリコレモデルにそれ言うのウケる)って顔で笑いを必死に堪えてる。w
モブ「次になんか肌質だけはいい感じのお前。デニムとかイマドキじゃないだろ、おっさんかよw」
翔太「はいはいすみませんね」
モブ「次にさっきから関西弁で喋ってるお前。ジャケット派手すぎるだろw年齢重ねてくるとそれはイタいw」
康二「ごめんなぁ、これしかいい厚さのやつないんや」
モブ「次になんか賢そうな顔してるお前。まずシャツしわくちゃすぎるだろwww アイロン知らねーのかよw」
亮平「あー、アイロンは流石に知ってるけどめんどくさくてさ。ごめんね?」
モブ「次に地味に艶のいい黒髪してるそこのお前。その上着厨二病かよwww マジだっっっさww しかもお前もパツパツwww」
蓮「…たしかに。明日から気をつけるね」
モブ「次に唇だけミョーにぷるっぷるなお前。グレーのパーカーとかいつぞの流行りだよwww」
涼太「ちょっと古臭かったか…」
モブ「最後にピンク髪のお前。お前身長低いのになんでそんなだぼっだぼのダサすぎるやつ着てんだよwww 身長伸ばしてから着ろwww」
大介「ごめんね〜っ」
モブ「ほんとにお前ら全員ダサいな、こんなセンスないやつは顔もブッサイクに決まってる。顔見られんの恥ずいからダサい私服で隠してんだろ」
そう言ってひとりでツボってる。
ストスナの人はおろおろしながら俺らと爆笑してるそいつを見比べて。
いつのまにか集まってた周りの人たちは、ツボってるそいつをちょっと引き気味に見つつも、ヒソヒソと(あの人たちのセンスもどうかと思うけどね…)(格好ひどいな…)なーんて言ってる。
俺らはというと……
モブ?の言葉に結構カチンと来まして。
もう一度さささっと円形になった後、緊急会議を始めた。
大介「もうさ、よくね?ダサい服脱ごうぜ」
辰哉「通りがかりの人にあの否定は流石にヤバすぎる」
翔太「ほんとにマジムカついた!!」
康二「もうこの服やめようや。こんなのいらんやん」
涼太「痛い目見せてあげようか…」
蓮「あんなこと言ったあいつを絶対後悔させてやる」
亮平「もう本当にムカついた。久しぶりかも」
ラウール「こっちの本気、見せてやる」
照「俺らがSnow Manだってこと見せてやろうぜ」
おぅ!ともうぇい!とも聞き取れる声をみんなで上げて、俺らはいまだに爆笑してるあいつの前に一列になって並んだ。
モブ「どうした?降参か?w」
照「んなわけねーよ。俺らの本気、見せてやるから」
大介「1分後には君、顔真っ赤になってるね」
辰哉「そうだね〜。大勢の前で恥かく羽目になるよ」
亮平「ほんっとに後悔すると思うよ?w」
康二「せやなぁ…今のうちに逃げとかなくてええん?w」
翔太「そーだそーだ!!せっかくのチャンスだぞ!」
ラウール「帰っとかなくて大丈夫?」
涼太「覚悟は大丈夫?」
蓮「俺らの本気に勝てる奴はいないからね?w」
モブ「は?なんだよw」
照「俺たちは_____」
その言葉に、一瞬の静寂が生まれた。
その瞬間、俺ら全員はばさりと上着やらなんやらを脱ぐ。
モブ「なっ、…」
スノ
「「「「「「「「「SnowManだッッッ!!!!」」」」」」」」」
モブ「…は、?…すのーまん、?」
大介「そだよ〜ん」
モブ「あの…?」
康二「せや」
モブ「2020年1月22日にデビューした…?」
辰哉「正解っ!」
モブ「9人組の、?」
照「そうそう」
モブ「今年デビュー5周年の…?」
翔太「記念すべきアニバーサリーイヤーだからな」
モブ「今年国立と日産計28万人を動員してライビュ合わせたらものすごい数になってる…?」
涼太「perfect」
モブ「ベスト盤は初日ミリオンでなんかやばい数の賞を受賞している…?」
蓮「よく知ってんじゃん」
モブ「この夏は渡辺が、その後も佐久間が声優やったり宮舘が単独初出演だったり向井がタイで撮影に望んだり目黒が来春に人気小説の映画版に挑戦したり佐久間がアクションやったりと映画出まくってる…?」
亮平「詳しいねw」
モブ「そして最近You○ubeのチャンネル登録者数が400万突破したおめでたい…?」
ラウール「そうです!みんなありがと〜!!!」
きゃあああああああああと割れんばかりの悲鳴が響いた。
モブ「な、なんか色々言ってすみませんっっ…!SnowMan応援してます…!!!!!」
そいつはさっきまでの横柄な態度をコロリと変え、さっと逃げてった。
ストスナ「…おぉ………てかSnowManさん声かけちゃってすみませんほんとに、、、!」
亮平「全然大丈夫ですよ、むしろ嬉しかったし」
康二「割り込んできたあいつの怒りの矛先が俺ら以外に向いてたら大変やったしな」
照「こちらこそ。…ぜひ一枚だけでも写真撮ってってください」
ストスナ「えぇぇぇぇそんなぁ…!!!」
蓮「むしろバンッバン撮ってってください!」
涼太「カメラは慣れてるので✧」
翔太「SNSに上げて全然構いませんので」
ラウール「撮ってください♡」
辰哉「ぜひ!!!俺らを撮ってください!」
大介「この俺らを!!!にゃはっw」
ストスナ「え、じゃあお言葉に甘えて…」
ふるふると震える手でカメラを構え、カシャっとシャッター音を鳴らした後、ぺこりとお辞儀をした。
ストスナ「色々とご迷惑おかけしました…!ありがとうございました、!」
翔太「ちゃんとSNSに上げとけよー!!!!」
ストスナ「は、はいっ、!」
大介「よし、帰ろーぜ」
辰哉「そうだな」
全員でさっき脱ぎ捨てた激ダサ服をもう一度着て、俺らはやいのやいの騒ぎながらその場を後にした。
---
数時間後…
**Snap.Street___411**
『人生で最高の出会いです…‼︎』
#ストリートスナップ
#原宿
#偶然のような必然
#季節外れの雪
#眩しい笑顔
たまたま目にしたイ○スタの投稿で上がってたのは、今日の俺らだった。
ピースだの肩組みだのして最高の笑顔を浮かべる俺たち。
それをすぐさまグルラに共有すれば、もう大騒ぎ。
そして___翌日。
**snowman.official.9**
『📸』
#StreetSnap
#SnowMan
こんな投稿が公式I○stagramにアップされたとさ。
#Street Snap
Fin.
ストリートスナップに関するショートを見てたら突如書きたくなった話。
最近供給過多で追いついてません…‼︎w