公開中
8話 一息の幸せ
やってしまった
そう
結局私は気になって世界を戻したのだ。
でも、そうだったのか、な?もしかしたら、それは感情の一部かもしれない。
私が考えたのは、初めは嫌悪とかだった、私のことをどう見てるのか、それを考えていた、親がいなくてかわいそう、そんなことを私に思っているのだとばかり思っていた。
だから、世界を元に戻すのに時間がかかった。
なんだかんだで、私はちゃんと瑠璃の気持ちを考えたことがなかったのかもしれない、いやなかった。私は今の私可哀想とか自分のことしか考えられていなかった。
ピロン
そんなことを美穂が思っていた時、スマホが鳴った。見てみると旧友である花からであった。
花:やっほー美穂元気?
美穂:もちろん元気元気!
花:ほんと?美穂はこういう時嘘つくからな。多分今びっくりしてるでしょ!
私がいなくても大丈夫そうかな?
花は何を言いたいんだろう。こっちに花のことを知っている人などいないから今の状況を花は知らないはずだし、、、普通に心配してるだけ、かな。
美穂:大丈夫にきまってるでしょ😄
そう、私は大丈夫、そうやって今日も自分に言い聞かせる。でも、なんで嘘ついたんだろ、また罪悪感が私の中に増えた。
花:そっかよかった今私色々大変でさ、美穂は大丈夫かな?って思ったけどよかった。またね
美穂:スタンプ
あぁ昔の方が良かったな。花と一緒に学校へ行っていたときはお父さんもお母さんもいたのに、、、
あれ、、、