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happy Valentine!!
【※こちらは作者が苦し紛れに投稿した一本です。おそらく普段よりクオリティが下がってると思います。
普段もゴミですけどね。】
私は自作したクッキーを袋に詰めながら、
これからみんながどんな顔をするかを想像した。
私、ノア!今、みんなに向けてお菓子を作ってるんだ。
お菓子を普段作らないからかすごーく難しくて何枚かは焦げちゃったけど…
味は結構いいんじゃないかって思う!
さくさくしてるけど、それでいてしっとりしてるの!
正反対のことが実現できてちょっと得意気になりながら、
玄関に行き靴を履く。
私のお気に入りのブーツ。
普段は履かないけれど、今日はちょっと特別!
今日、私はみんなの家に順番に回って、
お菓子を渡していくつもりなの!
私はみんなが喜んでくれるかと内心心配になりながらも、
一軒目の家のインターホンを押す。
そうすると、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「はーい!」
マインさんの声だ。
インターホンが切れてから数秒後にマインさんが出てきた。
その手が持っているのは…
美味しそうなチョコレート!
それはお店で買ったのかな?とっても美味しそう。
「あ、これあげる。作ったんだ、昨日」
そう言ってこちらへチョコを差し出してくるマインさん。
でも、気になった一言が。
「つ、作ったの…!?これ!?」
「? うん、作ったけど。見た目そんなに悪かった?」
「いや、上手すぎて!!」
こんなに手先が器用だって知らなかった…!!
私は驚きながらも貰ったチョコレートを眺める。
見れば見るほど美味しそうで、宝石みたい。
「ありがとう、マインさん!帰ってすぐ食べるね!」
そういうとマインさんは嬉しそうに笑い、
「また感想教えて」と言って家に戻って行ったのだった。
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次の家に到着した私は、見慣れた家を眺める。
そして、インターホンを押して、
「イール、いますか?」
と呟いた。
イールはちょっとドタバタした様子で出てきた。
私の持っているクッキーを見て、
驚いた後申し訳なさそうにする。
私がクッキーをあげようとしてるのがわかったんだろう。
毎年あげてるから普通の反応かな。
「あー、ノアちゃんごめん!私何も作ってなかったー…」
「ううん、全然大丈夫!貰って貰って!私があげたいだけなんだから」
「ノアちゃん、ありがと〜…!」
イールは嬉しそうにクッキーを受け取る。
その顔は笑顔で、あげてよかったなって思えた。
私はイールにまたね、と言うと次の家へと向かった。
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次についた家は、アユさんの家。
花が沢山あって、とっても綺麗。
インターホンを押し、アユさんが出てくるのを待つ。
アユさんは数分後にだるそうにして出てきた。
私の方を見るとギョッとしたように手元のクッキーを見て、
すこーし申し訳なさそうにした。
「ノア…ごめん。あゆ何も作ってない」
「え、いやいいの!あげたいだけだから!」
イールもアユさんも、謝らなくていいのに。
優しいなーと思いつつアユさんにクッキーを渡した。
貰ったクッキーを物珍しそうに見るアユさんは、なんだか小さい子みたいで可愛かった。
本人に言ったらとても怒られるだろうけれど。
そして、私はまたアユさんにまたね、と言うと次の家へと向かった。
誰か!変わったところに気づいてくれることを願いますー!!
書き方今回ちょっと変えてみたんですよ。いつもとどっちがいいか教えてください!
続きは今日中に出すつもりです。流石に文字数少ないかと思ったので!!
他の子達も大変ですが描きたいですしね。笑
そして甘味様へ。マインちゃんの手先が器用っていう設定を
勝手に追加してすいませんー!!
嫌だったら言ってくださいね!すぐにでも取り消します。