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第四話ー夢幻泡影ー
今日、初めての|戦地《地獄》へ出発する日。
「...行って来ます」
荒れ果てた自分の家に、敬礼をする。
周りからみれば変なんだろうけれども、それが過去と今の自分のけじめをつける為の手段だった。
何とも言えない気持ちが込みあがる。
悲しいわけでも辛いわけでもない。
「教えてよ、お母さん....」
自分の刀を抜く。
今の時代ピストルなどの銃や戦車などちゃんと戦えるものはあるのだが。
私は刀にした。
自分が一番触れてきた。ということもあるが何より、安心感がある
慣れない武器を使うよりも慣れた武器を使うほうが確実にいいだろう。
「はッ!これで終わりだぁ!」
ばんッ
ピストルの引き金を抜く音が聞こえるが、彼女の前では無力だ。
金属と金属がぶつかり合う音が響く。
菊、絨魏 菊は無傷であった。
「は、ッ⁉クソが!!」
「、がむしゃらに打っていては弾がきれる。」
「うるせぇな!敵兵にとやかく言われる筋合いはな、って、弾がッ....」
集中をしているようだ、眼を瞑っている
「(右2、前1の後ろ0、左は....ざっと5人か。)」
刀を構えた。何をする気かは知らないが....
眼が獲物を狙う、猛獣の目に代わる。
とてつもない速さで敵の真後ろに立つ
その瞬間敵兵の叫び声が聞こえた。敵兵からは血が流れていた。
「嫌だなぁ。人が死ぬの、....」
「はぁ、菊...俺の出番ないし、言っていることとやってることが全然違うぞ....」
向日葵が持っている武器はスナイパーライフルとピストルとナイフ。
構えていたが、すぐにおろしてため息をつく。
二人はこの瞬間から敵に狙われていたのだった。
え、なにこれ...変な小説....