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【今日のお題:未確認生物】未確認生物、確認してみた
ここは、未確認生物の研究所...
様々な未確認生物が収容され、日夜研究されている。
「あの、これもう未確認生物じゃなくないですか?確認してるじゃないですか」
「黙れ若造!!さっさとメス持ってこい!!解剖は速さが命なんじゃ!!」
「は?なんで最初に準備してなかったんですか?私に頼ってばっかりで
恥ずかしくないんですか?メスの準備すら出来ないんですかおじいちゃん?」
「...」
博士は、真っ赤になって俯いてしまった。
そもそも、私が言っていることも一理とか十理とか百理あると思うのだ。
未確認生物とは、まだまじまじと確認できていないからこそ
未確認生物たり得る。未確認という神秘を尊ぶことで、
未確認生物は未確認生物でいられるわけだ。
だがしかし、博士に何度これを説明しても無駄であった。
まだ身体の構造の全容を確認できていないから未確認だの、
自分は目が悪いから未確認だの、くだらない駄々をこねるだけだ。
こうなったら、分かりやすい例えを用意するしかない。
だが、分かりやすい例えといっても...そうだ、あれだ!
「では博士、オタクに優しいギャルは」
「未確認生物じゃ」
「即答ですね...ではもしオタクに優しいギャルに会えたら」
「未確認生物じゃない」
「あ、そういうことです」
そうして、たったひとつの例えだけで
私たちの間の齟齬はなくなった。
未確認生物は全部逃がした。