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第三話「ドレディアの夢」
エクレア
ドレディアはオボンのみを奪った犯人を追いかけていた。そんな中ドレディアは一つの洞窟にたどり着く。
「この中に、消えたよね?」
首をかしげるドレディアの後ろでアブリボンが解説する。
「ここはだんがいのどうくつ。大昔に伝説のポケモン・グラードンが出現したという噂のある洞窟だ。」
ドレディアはアブリボンの解説をほとんど上の空で聞くと、洞窟へと入った。
ドレディアは洞窟に入るとすぐ、オボンのみを奪った犯人を捜した。
「ヤミラミ。オボンのみを奪うには少し小さいかも。メレシー。オボンのみを食べそうな雰囲気はない。キラーメ。岩にくっついてるタイプだから、洞窟以外にいることはほぼない。」
キョロキョロしながら歩くドレディアの前に、おおきな穴が現れた。どうやら洞窟のさらに奥へと繋がっているようだ。
「入ろうか。犯人はきっとこの奥に…」
ドレディアがそう言いかけた時、
**「ドーーーーーーーーーーラーーーーー‼」**
大きなポケモンの咆哮が聞こえてきた
「きゃあああ――!」
ドレディアもつい、悲鳴を上げてしまった。
咆哮をあげたポケモン自身も驚いていたようで、悲鳴をあびて飛び出して来たのは、きょうぼうポケモンのサザンドラだった。
「なんだ、サザンドラか。」
ドレディアはサザンドラの後ろにオボンのみを食べているポケモンを見つけた。そぼうポケモンのモノズだ。彼こそが、ドレディアのオボンのみを奪った犯人らしい。
ドレディアは、モノズのそばに駆け寄ると言った。
「モノズ、オボンのみ、おいしい?」
モノズは「ノズー!ノズー!]と喜んでいる。ドレディアは続けた。
「そうだ!モノズ、あたしポケモントレーナーとして旅に出ることにしたの。もしよかったらあたしの|相棒《パートナー》になってくれない?」
サザンドラは「ザンドー!ザンドー!」と叫んでいる。我が子が洞窟から消えるのを拒んでいるようだ。ドレディアはサザンドラに向き直ると頭を下げた。
「サザンドラ!この子はあたしが誰よりも強いサザンドラにして見せます!ですからどうかお願いします!」
「ザンザン」とサザンドラは首を縦に振っている。ドレディアはモノズのほうを向くと、モンスターボールを取り出した。
「モノズ!おいでモンスターボールだよ」
しかしモノズは動かない。
「もしかしてこっちがいいの?ダークボール!」
モノズはダークボールへと吸い込まれていった。
「モノズのデータが新しく図鑑に登録されます!」
スマホロトムが図鑑に登録したことをアナウンスすると、ドレディアはサザンドラに「ありがとうございます」と一礼すると、足早に洞窟を去っていった。
洞窟の外ではアブリボンが待っていた。
「おい、そのポケモンはどうしたんだ?」
「捕まえたんだよ。モノズ、進化したらとっても強くなるの!」
モノズを捕まえ、ポケモントレーナーとしての第一歩を踏み出したドレディア。
二匹の旅はまだまだ続く。
次はいよいよジム戦に挑戦!
しかしジムリーダーは不在のようで…
次回、
「まぼろしのもり」