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絶望再来
志歩「あ…また何か落ちてる…」
奏「これ…わんだほい☆ハンマー3号…」
奏「2号より大きいね…」
みのり「3号って……」
志歩「犯人は絶対フェニーくんだよ…」
奏「でも…フェニーくんって3階で目撃されたばっかりだよね…?」
奏「なんで保健室に…瞬間移動でもしたの?」
志歩「それはまた後で…まずはこれをみんなに知らせないと…」
奏「……そうだね」
志歩「じゃあ行こうか…」
みのり「…………」
奏「花里さん…大丈夫?」
みのり「あ、ごめんね…ちょっと気分が悪くて…」
志歩「どうしよう…ここでみのりを残すわけにもいかないし…」
奏「じゃあ、私がみんなに伝えてくる」
志歩「………」
志歩「そう、ありがとう宵崎さん」
奏「う、うん……?」
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奏「不審者は3階で目撃したから…」
奏「廊下の奥……物理室かな…?」
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奏「誰もいない…?」
奏「気配はあるんだけどな…」
奏「……あっちから…?」
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奏「……え?」
奏「な、なんで……」
杏「…………」
奏「白石、さん…?」
類「………」
穂波「………」
えむ「………」
奏「え…鳳さん…!?」
司「すまない、えむは大丈夫だ…」
司「本来の姿に戻ってから血を見てしまってな…気絶したんだ」
遥「起こそうとしても起きなくて…」
奏「そうなんだ…」
奏「…またハンマー…こっちは4号…」
奏「3号より大きいし…やっぱりフェニーくんが…?」
愛莉「でも…どうして4号なのかしら…?」
奏「え?」
愛莉「ほら、最初に日野森さんが襲われた時は1号で…」
愛莉「次に星乃さん…その時は2号…」
愛莉「これは4号…3号はどこなの…?」
奏「あ………」
司「何か知ってるのか!?」
奏「う、うん…えっと、その…」
奏「………星乃さんも…殺されちゃって…」
穂波「え…?」
穂波「一歌ちゃんが…!?本当なんですか…!?」
奏「うん…」
絵名「確かめに行こ!」
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志歩「あ…宵崎さん…!」
奏「え、日野森さん…?保健室に居たはずじゃ…」
志歩「それが…」
遥「聞いたよ…一歌が殺されたって…」
志歩「そうなんだけど…大変なの…」
奏「な、何があったの…?」
志歩「消えたの…一歌が消えたんだよ…」
冬弥「え…?」
類「消えた…?」
愛莉「とにかく、保健室行きましょう!」
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奏「……!ほんとだ…消えてる…」
みのり「………」
みのり「志歩ちゃんと…トイレに行ってて…」
みのり「でも目を離したのって…ほんの1分くらいだよ…」
みのり「それで…戻ってきたら…」
志歩「犯人の仕業だろうね…」
志歩「まるで楽しんでるみたい…」
志歩「このままだと全員殺される…」
志歩「一歌達みたいに殺される…」
絵名「なんで…?死体が、消えた…?」
類「2件の殺人の上、死体まで消えるとは…」
みのり「え?に、2件の殺人って何…?」
遥「…杏も殺されてた。3階の物理室で…」
みのり「な、なんで…そんなこと…嫌だよ…!!」
遥「みのり…落ち着いて…」
みのり「殺される…みんな殺されちゃう…!!」
類「では…次はえむくんかな?」
奏「え、な、なんで…」
愛莉「あ…えむちゃん、物理室で気絶したままだわ!」
志歩「置いてきたの…!?」
穂波「気絶してて起きなかったから…」
奏「早く戻らないと…!」
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えむ「………」
奏「鳳さん…!」
穂波「よかった…」
遥「あれ……?」
司「死体が…消えている…」
みのり「え…どういうこと…?」
絵名「杏ちゃんの死体が消えてる…」
類「…消えているんじゃない…犯人が隠したんだよ…」
奏「なんで隠す必要が…」
みのり「早くしないと…!みんな殺されちゃうよ…!!」
遥「みのり、思い出して…」
遥「最初に一歌の叫び声が上がった後、ここにいるみんなは3階に行ったよね?」
冬弥「その後二手に別れたんだよな…」
遥「今だって…杏の死体が消えた時もみんな保健室にいた…」
遥「だから犯行が可能なのは…ここに居ない暁山さんか雫…」
奏「ちょっとまって…瑞希は食堂にいたんだよ…?」
絵名「そうだね…」
みのり「し、雫ちゃんが犯人なの…?」
司「だが、もう殺人は起きないだろう!」
司「校則にも書いてあったじゃないか!」
冬弥「そうですね、同一のクロが殺せるのは2人まで…」
穂波「じゃあ…安心して死体を探せますね…」
志歩「じゃあ手分けしようか」
みのり「でも……」
類「もう殺人は起きないんだよ?」
みのり「うぅ…そうだけど…」
遥「大丈夫、私がいるからね」
みのり「遥ちゃん…ありがとう…!」
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奏「やっぱりどこにもいない…なんで……?」
奏「次は…美術室か…」
ガチャッ
奏「あれ…みんな?」
穂波「あ、宵崎さん…」
絵名「奏!ここの部屋に…」
奏「ここに…2人の死体が…?」
奏「美術倉庫……」
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奏「……う…血の匂いが…」
ぴーんぽーんぱーんぽーん
モノクマ「死体が発見されました!」
モノクマ「てわけで、ザ・モノクマファイル3を配りまーす!」
類「あとは犯人を見つけるだけだね」
みのり「ちょっと…待ってよ…」
みのり「なんでそんな冷静でいられるんですか…!?」
みのり「死んじゃったんですよ…2人はもう返ってこないんですよ…!!」
みのり「酷いよこんなの…誰がこんなこと…」
奏「…………」
これはフィクションじゃないから
この世界はフィクションなんかじゃない
受け止めなければいけない現実だから……
一歌「………」
一歌「ん………」
奏「え…!?生き返っ…!?」
一歌「ここ…どこ…?頭痛い…」
遥「大丈夫!?しっかりして、!」
一歌「あぁ……思い出したよ……」
穂波「一歌ちゃん!頑張って…!」
一歌「私はみんなと出会う前から…出会っていたんだね…」
絵名「記憶が混在してる…もうダメかもしれない…」
みのり「一歌ちゃん教えて…!誰にやられたの…!?」
みのり「誰に襲われたの!?」
みのり「犯人は…誰なの…?」
一歌「はん…にん?」
一歌「えっと……」
一歌「し…から始ま……」
一歌「………」
志歩「し…から始まる人…」
遥「その中で今アリバイがないのは雫だよね…」
愛莉「ちょっと…雫が人殺しなんてできるわけ…ッ」
みのり「ほんとに…雫ちゃんなの…?」
司「まだ決まったわけじゃないんだ!証拠集めをするとしよう…」
志歩「そう……ですね…」