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【性教育】男女の性器について
サブ垢です(^^♪
ブックオフで見かけた中古本「おとなの楽習22:保健体育のおさらい(性教育)」から、主に思春期の君たちに需要がありそうな情報を載せてみました。ありがとうと言いなさい。
・男性の性器
・女性の性器
・自分の性器を管理する
・性反応の四段階(興奮期、高原期、オーガズム期、回復期)
・男性の性器
外性器は外に出ている性器部分で、男性では、精子を作る精巣を入れている|陰嚢《金玉袋》と|陰茎《ペニス》です。
精巣は胎児中期におなかの中から陰嚢に降りてきます。
空冷式で冷やさないと良い精子ができないためにあえて配偶子を作る器官である性腺(精巣)を外に出しているのです。
それが男性の急所であり大事なところであるだけでなく、当たると痛い場所でもあります。
陰茎の先は亀頭部といい、粘膜で覆われ刺激に敏感なところで、尿道口が開いています。生物が進化していく中で、男性器は生殖器と泌尿器が分化していないため、老廃物を出す尿と、生殖のための精液は尿道という同じ通路を通って排出されます。
その意味で男性器は進化しそびれたようにも思われますが、尿道と共通化することで、精子の通り道を常時清潔に保っているのかもしれません。
日本の多くは仮性包茎といって、平常時は包皮が亀頭部を被った状態で、勃起時には皮がむけて亀頭部が露出します。
包皮が剥けない真性包茎では処置が必要なこともあります。
男性の内性器は、女性の子宮に相当する前立腺のほか、のう線、精|嚢《のう》などがあります。
空冷式の精巣で毎日生産されている精子は、すぐそばの精巣上体(副睾丸)に貯められ、精管を通っておなかの中の精嚢や前立腺などで精液となる分泌物と混ざり、性的興奮時には射精感が収縮して射精が起こって尿道を通って排出されるのです。
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・女性の性器
女性では、男性の陰嚢にあたる部分が大陰唇という皮膚のひだで、その内側に小陰唇という内側が粘膜のひだがあります。
発生の過程で左右が癒合したのが男性の陰嚢、しないのが女性の大陰唇なのです。
その内側に守られるように前から①クリトリス、②尿道口、③前庭、④膣口
が並んでいます。
クリトリスは男性の亀頭に相当する部分で、男性の二倍の感覚神経が集中するとても敏感なところです。女性の尿道は短くて膣口に近いので、セックスの時に不用意に触られると嫌な感じがしたり、雑菌が入りやすいため膀胱炎をおこしやすい特徴があります。
膣口の後ろは|会陰《えいん》といい、出産時に伸びるところです。
膣口から肛門の間が長い人を俗に上付き、短い人を下付きと呼びます。思春期には小陰唇のひだが伸び、ホルモンの影響で黒っぽく色素沈着します。生殖のための自然な発育を、セックスの経験人数やマスターベーションの影響ではないかと思い込んで心配するのも思春期ならではの悩みでしょう。
女性の内性器は外から見えない性器部分です。
大人の女性のからだには7センチくらいの深さの膣があり、成功の時に男性のペニスを受け入れるところです。
指を入れてみると膣の奥にある丸いピンポン玉くらいの子宮に触れることができます。
子宮の先に卵管があり、卵管のそばに母子頭大の卵巣があります。思春期は膣も子宮も成長途中で、卵巣が働き始めると初経が来ます。
子宮は子宮頚部と体部でできており、受精卵が着床して風船のように大きくなるのは平滑筋でできている体部です。
月経の時に出るのは血液だけではなく、子宮内膜という粘膜が剥がれ落ちたものです。いわゆる赤ちゃんのベッドとして用意される子宮内膜は毎月リセットされ、女性のからだはデトックスを受けます。
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・自分の性器を管理する
性器は、男性ではきちんと包皮を向いて亀頭を露出して洗い、清潔に保つことが大事です。日本人男性は仮性包茎が多いのですが、包皮が剥けて先端の亀頭部が露出するなら問題にはなりません。真性包茎は皮が剥けない状態で、恥垢がたまりやすく、陰茎がんのリスクになりますので、時には外科的処置が必要です。
男性のペニスは30代半ばまでが成長期ですから、10代では大きさや包茎で悩む必要はありません。
女性の場合は、大陰唇のひだの内側や、小陰唇との間などを丁寧にお湯で流しておきましょう。女性は自分で外性器を見るチャンスもなかなかありませんが、お風呂に入った時など、特に症状のないときに手鏡で見ておくと、かゆみなどがあった時にどこの場所なのか、普段とどう違うのか説明することができます。
時に、付き合っている相手に「お前の性器は変だ」と言われて産婦人科を受診する女性がいます。自分で見ていないために自分のからだは以前からこうだった、と自信を持って言えないのは残念なことです。
性器の形は顔のパーツと同じように完全な左右対称でもなければ、みんな同じでもありません。時に性器の奇形もありますが、心配なら産婦人科で診断してもらいましょう。
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性反応の四段階
①興奮期:視覚、触覚刺激による変化
②高原期:性的反応の持続
③オーガズム期:リズミカルな性器の収縮
④回復期:回復へのプロセス
さて、自分のからだと向き合ったところで、誰か好きな人と触れ合うコミュニケーション(性交)について考えてみたいと思います。
性交には性反応が必要です。
女性の膣に勃起したペニスを勝手に入れれば終わるものではありません。
男性と女性の性器はもともとが相同(同じ)であるので、性反応も同じように起こります。
まずは興奮期です。
性的興奮の引き金が何であれ、男性では勃起が起こり、女性では陰部からいわゆる愛液が出てきて濡れてくる状態になり、クリトリスも勃起します。
その次が問題なのです。
男性では興奮が続き、そのあとの射精に向かって快感を高める方法を知っていることが多いのですが、女性は経験が浅いと高原期と呼ばれる性的興奮が続く段階までいけません。時間がかかる女性もいますし、適切な刺激がないとうまく次の段階に行けません。
濡れただけの興奮期の段階で挿入されてしまうと、まだ膣の準備が不十分なのでちょっとした痛みで回復期に戻ってしまい、オーガズムどころではなくなります。
男女とも高原期に達したとき、男性では精巣が持ち上がり、女性では子宮が持ち上がって膣の奥が広がります。
膣の伸縮性が増し、挿入したときにふわふわとしたロストペニス感が生じます。
これを称して緩いと言われたら困るのです。妊娠しやすいように、射精された精液をためてオーガズムでくまなく吸い上げるための仕組みだからです。
そして、オーガズム期には男性では射精、女性では膣や子宮が収縮するオーガズムに至り、どちらも0.8秒間隔で性器が収縮し、その後回復期に向かいます。
女性のからだの仕組みを知らずに性交するのはもったいないことですが、学校では教えてくれません。