公開中
rd運営 SCPパロ 2話
やべぇ妄想が止まらねぇ()
というわけで!ぴくとさん視点継続です。(多分最終話までほとんどぴくさん視点)
今回は、SCPになったらっだぁ運営様たちが初登場!?
個人的にものすごく設定凝ったんで読んでくれたら嬉しいです、、。(読んだら半分ネタバレになりますが)
それと!もうファンレターが来ててびっくりしました!
だって公開してから10分も経ってないんですから!!!!!!
OMG
ということで(どういうことで?)どうぞ!
「朝ごはん、?」
パンの香ばしい匂いがする方にそっと顔を出す。
その部屋は大広間みたいになっていて、二十人ぐらいの従業員?が集まって朝ごはんを食べていた。
「うわぁうまそう、、、俺も食べていいのかなぁ」
なんていったって俺はアルバイトだ。だから、、、
廊下で戸惑っていると、昨日俺の服を選択してくれた部下が俺の方に走ってきた。
「ああ、おはようございます。浴衣を預かりますね。朝食はアルバイト、従業員関係なく食べれるので。どうぞお召し上がりください。」
部下は俺から浴衣を受け取ると、座って朝ごはんをとっていた上司の方に早足で歩いていった。
「うっわうまそう」
ゆっくり朝食一覧をみる。
金は、、、かからないみたいだ。うれし。
散々悩んだ挙句、フランスパンを齧ることにした。
焼きたてらしく、フランスパンと言っても硬いイメージしかなかったがここのは柔らかかった。
フランスパンをバリバリ食べていると、、、
「はい、注もーーく。」
上司風のやつが手を叩いて、マイクを握った。
「アルバイトの方が新しく入ってきました。自己紹介をよろしくお願いします。前にどうぞ、」
え、、、自己紹介するのかよ。
席を立ち上がり、上司からマイクをもらうと、|軽く《・・》自己紹介をすることにした。
「、、、新しくアルバイトで入りました、|白風跳兎《しらかぜぴくと》です。よろしくお願いします。」
、、、気のせいかな、従業員から哀れみの目を向けられている気がする。
いや、考えすぎか。
自己紹介を済ませ、上司にマイクを渡すと、すぐに食べに戻った。
、、、、、、気のせいじゃない気がする。
同じテーブルに座っていた中年の男性から、哀れみの目を向けられている。
かわいそうに、、、とでもいうように、若干涙ぐんでいる。
俺なんかした???????????
---
朝ごはんタイムが終わり、俺以外の従業員が全員仕事場?と書かれた扉の向こうへ去っていった。
「それでは跳兎くんには、見学をしてもらうとしよう。、、、その前にこの施設がなんだったか、話してなかったかね?」
「いいえ、聞いていません。」
「、、、わかった。驚かずに聞いて欲しいんだが、、、」
____ここは、SCP収容/保護施設なんだよ。
「 ? 」
「ああ、そりゃあわかんないよね、、。まあいいや、実際に見ればわかる。こっちにきて欲しい」
上司は「仕事場」と書かれた扉を開けた。
「これは、、、SCPたちが入っている、、檻みたいなものだ。」
扉の向こうには、道はなく、無限の空間が広がっている。
その空間の中には、無数のガラスケース。
「従業員は、この特別なボードを使ってガラスケース間を行き来する。ガラスケースの中にはSCPが入っているんだ。」
上司は、スケボーのようなもの(🛹)をどこからともなく取り出すと、空間に浮かべた。
「ついておいで。」
俺は上司が出したもう一つのスケボーに乗って、上司を追った。
---
たくさんのガラスケース、、。
それぞれに銀のパネルが付いているようで、それを上司は話していた。
「ここに収容されているSCPは、すべてが会話できない個体だ。なので凶暴性というよりおとなしいものが多い。でも、、、ほら、あれをごらん。」
指差した先には、鉄の頑丈そうな扉が宙に浮かんでいた。
「あの中には、、、人間を喰らったりする有害なSCP6体がいるんだよ。」
ひっ、、
「人を、、、喰らう、、?」
「そう。幸い6体だけだけど」
空間の中でうきながら、俺は身震いした。
怖すぎるだろ。
その時。
ジジッ
バーーーン!!
空間を照らしていた巨大なLED電灯がショートした。
「ま、まずい!すぐに戻らなければ。」
スケボーを扉の方へ向ける。
「上司様!またSCP3の仕業です!」
「またか、、、」
「SCP3?」
「ああ、鉄扉の中のSCPの6体の中の1体の名前だ。まだ電力暴走か、、。」
「マシな方なんですか?」
「まだ、な。」
扉につく。
「急がなければ。早くLED灯をつけないと」
その時だった。
--- ギャアァァァァァァアアアアア ---
巨大な咆哮が轟渡った。
「、、、。」
扉から出ようとしていた従業員がピタッと止まり、恐る恐る後ろを振り返った。
俺もつられて後ろを振り返った。
鉄の扉が、大きく変形していた。
頑丈そうな鉄扉がひしゃげて、ぐにゃぐにゃになっている。
まずい、、、あの様子だと結構凶暴なSCPらしいぞ、、?
「、、、前に餌をやったのはいつだ?」
「5ヶ月前です。、、確か」
上司は深く考え込んだ。
そして、、、
「みんなを退避させろ」
従業員に告げた。
「俺も、行った方が、、」
「いや、君はいい。少しここにいてくれ。」
上司がスケボーの上で考え込んでいる。
「、、、跳兎くん、一緒に様子を見に行かないかね?」
「え???危険じゃないんですか?」
「、、、いや、流石にSCPが体当たりして壊れるようなガラスケースには入れてないよ」
「わ、わかりました。」
無茶だなぁ。
能天気に俺はそんなことを考えていた。
---
スケボーを蹴って鉄扉の前まで辿り着く。
上司は鉄の鍵でゆっくりと扉を開けた。
そこはまた違う異次元空間なんだろう。
鉄扉が歪んでいたので入りにくかったがなんとか入った。
扉の向こうにはまたしてもガラスケースがあった。
でも、とてつもなく大きい。
中には森、、、だろうか。木が生えている。
水族館のジンベエザメが入っているガラスケースよりでかいぞこれ。
無限に奥行きがありそう。
ガラスケースに目を奪われていると、上司がこっちこっち。と手招きをした。
俺はスケボーでそっちにいった。
「ここが、SCP収容/保護施設の中で一番危険であり、研究深いSCP1~6たちがいるケースだよ。」
そう言って、上司はケースの扉(鉄の普通の大きさの扉)の鍵穴に鍵を差し込んだ。
「えっちょっと待ってください!?開けるんですか?」
「_________ああ。大丈夫。保護幕がある。」
そう言って自分の周りに青い透明な膜を貼った。
ガチャリ
扉が開くとそこには、大きな大木や草が生い茂っていた。
「うわぁ、、」
「_________跳兎くん。」
「あっはい?どうかしました?」
「すまないが、、。餌になってもらうよ。」
上司が顔を歪めて、ポケットから5万を僕の方に放り投げた。
「、、、え?」
「短い間だったが、ありがとう。これでしばらくSCP1〜6の行動を抑えることができるよ、、。」
バァン!!
乱暴に扉が閉ざされた。
「う、嘘!?あ、開けてくださいよ!!!」
扉を叩いたが、なんの返事も返ってこない。
嘘だろ、、。
『、、ふぅん お前見捨てられたんやな』
〔マイカイノコトダシネ。シカタナイヨ。〕
{まあそう落ち込まないでくださいよ!}
《喰うけどねー》
“それは言わないオ約束!”
背後で声が聞こえた。
『〔{《“人間ダァ、、!”》}〕』
舌なめずりの音がした。
3話に続く、、。
rd運営登場!
3話もお楽しみにー!