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短編まとめ
--- 生花 ---
「あ、桜だ」
「やっぱり、ひらひらと舞い落ちるのは風情が
ありますねぇ。駿河先輩と比べるべくもなく」
「私と桜を比べるなよ」
「はっはー。でも僕、桜ってすぐに散っちゃうからそこまで好きじゃないんですよね」
「あぁ、まぁ、それは致し方ない事だけれど」
「そもそも、生花より造花の方がいい
でしょう?一生枯れることが無いんですから。プレゼントにはそっちの方が持ってこい
でしょう」
「うーん、枯れるからこそ生花にする人も
いるんじゃないのか?」
「例えば?」
「……羽川先輩とか……」
「あり得そうな話をするのはやめておき
ましょう、ちょっと背筋が凍りました」
「そうだな、やめておこう……」
---
--- 夢オチ ---
「なーでこーだYO!」
「大変だ、千石ちゃんがDJ撫子になって
しまった!阿良々木先輩に電話しなきゃ」
「はっ!私は一体何を…!あ扇さん?!」
「千石ちゃん、意識を取り戻したかい?」
「うっ頭が」
「千石ちゃん!あぁまた意識が!」
「ぐぉぁぁぁぁぉぉぉぉ!」
「怪獣撫子に!咆哮を上げるだけでキレ撫子と変わらないと言われてしまっている撫子だ!」
「あぁん?!なんだてめぇ!」
「噂をすればキレ撫子に!」
「え〜まじウケるんだけど〜それなぁ〜」
「あ!1番まともに見える媚び撫子だ!でも
この子単体で見たら割とまともじゃない!」
「あ、あの…えっと…ごめんなさい…」
「おと撫子だ!チワワみたいでかわいいけれど
この子が1番おかしい!このブルマが!」
「ぶっ殺すんだ!ぶっ殺すんだ!」
「神撫子だ!この子1番頭おかしい!」
「はっ!今過去の私を巡っていた気が
するよ?!一つよくわからないのいたけど」
「千石ちゃん、落ち着いて。今の状況を思い
出して」
「ということは…!!?!」
---
--- 体重 ---
「扇くん細いよなぁ…」
「褒めてくれているんですか?」
「どちらかと言うと健康面の心配をしている」
「はっはー。ご安心を、普通に食べてますよ。
男子高校生に必要な食品摂取量には満たして
います」
「食品摂取量とか言うなよ…」
「神原先輩は逆に、高カロリーなものを食べた分落としてますから、食べても太らないのとは少し違いますよね」
「うん、まぁそうだな」
「僕がそんなに食べちゃったら、吐いちゃう
かもしれませんよ」
「私大量に食べている訳ではないからな!?」
「僕、食べ放題とか行っても、そんなに
食べられないんですよ。いっぱい食べられる人羨ましいです」
「私も別に大食いという訳ではないからなぁ。
阿良々木先輩とかはいいよな、あの人運動
しなくても太らないらしいし」
「ダイエット女子の敵になりそうですねぇ」
「私も正直羨ましいよ。私も運動しなければ
普通に太るからな」
「太った神原先輩も、見てみたい気は
しますね」
「仮に太ったとしても、君には絶対に
見せないよ」
「そりゃ残念」
扇くんと駿河、扇くんと撫子、扇くんと駿河の短編と言えるのか怪しい三本をまとめました。
中間の話は完全にノリで書きました。
反省してます。更生しませんが。
最近ト書を書かず、地の文を書かずという
書き方にハマってしまいました。いや、正直に言い直そう、サボりまくっています。
反省はしても更生はしない。それが私